未経験から無料でSEに就職できる?|無料スクールのデメリットは?

エンジニアの需要は年々増加しています。その結果、無料スクールでプログラミングを習得し、IT企業へ就職できるほど未経験者の需要も高まっていますね。

そのため、業界未経験の知人から、このような質問を受ける機会が増えました。

  • 「どうして、無料でプログラミングスキルを習得できるの?」
  • 「無料で学べるけれど、その裏には何かリスクが絶対あるよね?」
  • 「スクールで3ヶ月学んだら、実際の開発現場でどれくらい役に立つの?」

スクールを無料で利用できる理由は、受講生を企業に紹介することで利益を得ているからです。そのため、IT企業への就職が、無料スクールの前提条件になります

また、3ヶ月間スクールで勉強したからといって、開発現場で即戦力で採用されるわけではありません。さらに言うと、必ずしもプログラマーとして採用されるわけでもありません。

運が悪ければブラックに入社し、ドキュメント整理、保守運用、ヘルプデスクなど、プログラミングとは関係ない業務に就く人もたくさんいます。

ここでは、あまり語られていない、無料スクールのデメリットを詳しく紹介します。

ぶっちゃけ、私たちはスクールに通学しなくても、割と簡単にIT企業に就職できますそのなかで、あえてスクールに通いたい人は、無料で勉強できるデメリットを正しく理解した上で利用した方がいいですよね。

無料でSEに就職したい人向け
  1. 無料でIT企業に就職できる、3スクールの紹介
  2. 無料スクールに潜む、5つのデメリットとは?
  3. 無料スクールを利用する前に、事前に注意すべきことは?

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  3. 『TECH::EXPERT30代でも転職保証が受けられる(有料)

<24年4月:求人倍率は急落に転じる

参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10)

24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています

転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。

そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。

日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。

今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。

なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。

そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐ行動を開始してください

世界経済が本格的に悪化すれば、無料スクールの多くも閉鎖します。実際に、コロナによる経済悪化で、スクールの数は激減していますね。プロエンジニアは、24年4月現在も無料を維持してる数少ないスクールです

公式サイト:プロエンジニア』(無料相談の登録まで30秒

少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」でIT求人を探してください。世界経済が悪化する状況では、1日も早く就職先を見つける方が安全です。プログラミングは未経験で就職しても、月20万円の手取りを貰いながら研修や実務で学べます。

無料でIT企業に就職できる3つのスクールの紹介

私たちが無料でSEに就職できるのは、スクールがIT企業から協賛金を得ているからです。では、具体的にどのような方法や手段があるのかここで紹介します。

無料といっても、様々なタイプのスクールがあります。

スクール1:完全無料で利用できる「プロエンジニア 」

プロエンジニア(ProEngineer)は、20代、第二新卒、フリーターが無料で利用できるプログラミングスクールです。

プロエンジニア の特徴は次の通りです。

  1. 入学金、授業料、転職支援、全てのサービスを無料で利用できる
  2. 卒業後の就職先の企業は、3500社以上ある
  3. 未経験からの正社員就業率は、96%である
  4. 途中で離脱しても、罰金などのペナルティが発生しない
  5. 通学制のため、チーム(1期の人数は30人まで)で開発ができる
  6. 社会人向けに、夜間や個別コースも設けている

東京都内にしかスクールがないのが難点ですが、無料とは思えないほど質が高いサービスが受けられます。

参考:【プロエンジニア】悪い評判|20代限定、就職先の求人は3500社以上

スクール2:就職すると受講料が返金される「コードキャンプ 」

コードキャンプ(CodeCamp) は、完全オンライン型のプログラミングスクール で、IT企業に就職したい人向けに「エンジニア転向コース」を設けています。

コードキャンプ の特徴は次の通りです。

  1. IT企業に就職すると、授業料の20万円が全額返金される
  2. 卒業後の就職先の企業は、300社以上ある
  3. オンラインなので仕事が忙しい社会人、地方在住者も利用できる
  4. 現役SEから、プライベートレッスン(毎日7〜24時まで)が受けられる

通学制のスクールとは違い、仕事が忙しい社会人や地方在住者など、幅広い層が利用できるのが特徴ですね。

ただし、エンジニア転向コースを利用できるのは、「社会人経験がある20代」だけです。また、就職に失敗すると授業料は返金されないので、リスクがあるのも事実ですね。

参考:【コードキャンプ】デメリットや評価|費用、無料転職支援の条件

スクール3:運営元に就職する事が前提の「0円スクール」

0円スクール(ゼロスク)も、完全無料で利用できるプログラミングスールです。

0円スクールの特徴は次の通りです。

  1. 入学金、受講料、教材費、すべて無料で利用できる
  2. 関東以外の地方都市(札幌、大阪、仙台、神戸、福岡、名古屋)にもスクールがある
  3. 就職率は90%、希望すれば確実にIT企業に就職できる
  4. 利用条件は、20〜35歳で1年以内に就職できる人

0円スクールは、利用しない方がいいスクールのひとつです。

なぜならば、卒業後の就職先はスクール運営元の、「バンキングシステムズ」1社に縛られるからです。この企業は、典型的な社員を客先に常駐させるだけの派遣会社です。

無料スクールと言いながらも、受講前の面接や適性検査は「入社試験」、授業は入社後の「プログラミング研修」と捉える事ができますね。

プログラミングの社内研修がある企業に就職すれば、私たちは月に20万円の給料を貰いながら勉強ができます。

評価:【0円スクール】悪い評判|全国に対応、対応適性検査に落ちる人は?

では、無料スクールのデメリットとは?

無料でプログラミングが学べるスクールは、一見メリットしかないように思えます。

しかしながら、次のようなデメリットがあるため、利用する側は十分に注意する必要があります。

その1:応募できる企業が縛られるリスク

無料スクールを利用した場合、私たちが就職できるのは、スクールと提携しているIT企業に縛られます。応募できる企業が縛られるのは、利用者にとって大きなリスクです。

例えば、「0円スクール」を利用した場合に、就職先の選択肢は運営元の「ネットバンキングシステムズ」しかありません。就職しなくてもペナルティや罰金が発生するわけではないですが、騙された気持ちになりますよね。

通常の転職サイト・エージェントを利用した場合、提携先の企業は1〜3万件あります。選択肢が多いほど、自分に適した企業を見つけられる可能性は高くなります。

その2:ブラック企業を紹介されるリスク

スクールと提携しているIT企業は、転職市場で人材を採用できずに苦しんでいる企業もあります。極端な言い方をすると、提携先の企業がブラックしかないケースもあります。

スクールでプログラミングを学んだからといって、ブラックを避けることを保証してくれるわけではありません。次のような職場で働く人もいます。

  1. 社員を採用して、社員を客先に常駐させるだけの派遣会社
  2. ドキュメント整理、ヘルプデスクなど、単純業務しか受託できない
  3. エンジニアではなくて、サーバー監視やインフラなどIT土方だった

ブラック企業へ、人材を供給するスクールがあることも否定できないですね。

その3:失敗するとペナルティが発生するリスク

無料と言いながらも、お金が掛かるスクールもあります。具体的には次のケースがありますね。

  1. 授業で使う教材やテキスト代を別途支払う
  2. 就職せずに辞めたときに、ペナルティや罰則を支払う
  3. 企業から内定を得られないときに、代償として授業料を支払う
  4. 期間内にカリキュラムが終わらず、授業を伸ばすために延長料金を支払う

私が過去に参加したセブ島のIT留学ですが、こんなケースがありました。

1ヶ月セブ島にIT留学し、3ヶ月東京のプログラミングスクール後に就職するカリキュラムです。途中で挫折した場合に授業料を支払いますが、セブ島留学の費用だけで30万円掛かります。

しかも、コースに参加している受講生は、就職に失敗した場合のペナルティや罰金を把握していませんでした。このスクールは、フリーターやニートを対象としていたので、後々トラブルに発展する可能性は高いですよね。

このような悪質なスクールも実際にあります。

その4:初期費用がなく挫折するリスクも高い

意外かもしれませんが、有料スクールと比較して挫折するリスクは高いです。

例えば、プロエンジニア は完全無料なので、「いつでも好きな時に辞められる環境」があります。そのため、意思が弱い人ほど、難しい問題に出くわした時、仕事が忙しくなったタイミングで挫折します。

50万円の授業料を支払い通学する人は、支払った分の費用を回収するために必ず最後まで受講しますよね。

その5:事前選考で落とされるリスク

無料スクールは、誰でも利用できるわけではありません。事前に選考会を設けるスクールが多く、次の人は断られる可能性があります。

  1. 年齢が30歳を超えて、社会人経験が浅い人
  2. 社会人経験が1度もない離職者(フリーターやニート)
  3. 卒業後に、IT企業に就職する意思が弱い人
  4. 物理的な理由で、定期的にスクール通えない

無料スクールは、卒業後にIT企業に採用される人を、選考の判断材料にしています。年齢が20代でも、コミュニュケーション能力が極端に低い人は、断られる可能性もありますね。

無料スクールで断られる人は、通常の転職サイト・エージェントでも紹介を断られる可能性があります。

無料スクールを利用する前に注意すること

無料スクールのデメリットを正しく知ることで、対策方法も見えてきますね。スクールを選択する前に、次のことを必ずチェックしてから申し込みましょう。

その1:利用する前に提携先の企業を確認する

スクールと提携している企業は何社あるのか、またどのような企業と提携しているのか事前に確認しましょう。

例えば、プロエンジニア は3500社と提携しているのに対し、コードキャンプ は300社、0円スクールに関しては運営元の1社しかありません

0円スクールは、避けた方が良いことがわかります。

また、スクールによって紹介する企業の特徴も大きく異なります。客先常駐ばかりでSIer系に強いスクールもあれば、WEB系と太いパイプがあるスクールもありますね。プロエンジニア は、サイバーエージェントやLINE、チームラボなど、WEB系に強いことがわかります。

その2:罰金やペナルティ、延長料金を確認する

無料スクールと言いながらも、条件次第では料金を支払うケースもあります。例えば、コードキャンプ の場合は、無料にならない条件もありますね。

  1. 就職に失敗したら、授業料の20万円は返金されない
  2. 期間内にカリキュラムが終了しなければ、月3万円の延長料金が発生する
  3. 延長料金が発生した分は、キャッシュバックの対象外になる

プロエンジニア は、就職に成功しても失敗しても、授業料は1円も発生しません。完全無料のスクールは稀です。

無料スクールを利用する際には、必ず罰金やペナルティの有無を細かく確認しましょう。

その3:失敗しても受講料が安いスクールを選ぶ

様々な料金形態のスクールがありますが、基本的には授業料が安いスクールを選択しましょう。料金が高いからといって、質が高い授業を保証してくれるわけではありません

どのスクールを選択しても、基本的にはプログラミングの基礎を教えてくれるだけです。短期間で伸びる人と伸びない人の違いは、授業で教えられること以外に、どれだけ熱心に打ち込めるか次第です。

そのため、なるべく授業料が安いスクールを選択した方が良いですね。料金はスクールが違えば大きく変わります。

  1. プロエンジニア :3ヶ月受講して、完全無料で利用できる
  2. コードキャンプ :2ヶ月受講して、20万円で受講できる(成功したら無料)
  3. テックエキスパート:3ヶ月受講して、45万円で受講できる(失敗したら無料)
  4. セブ島IT留学:3ヶ月受講したら、72万円の受講料が発生する

わざわざセブ島に留学して、ITを勉強する必要はないですよね。

プログラミングを学ばなくても就職できる

出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)

私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても簡単にIT企業に就職できます。

なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね転職求人倍率レポート2018年4月)。

私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。

それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。

入社後にスキルを習得するメリットは...
  1. 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
  2. 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
  3. 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
  4. 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
  5. 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる

IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。

SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。

▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼

  1. マイナビエージェント業界経験がないIT未経験者に強みがある
  2. 『ワークポートIT最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
  3. 『リクルート求人数は多いが、IT業界に特化していない

※マイナビのプロモーションを含みます。

<24年4月:求人倍率は急落に転じる

参考:求人数は微減し、転職希望者数が増加(2024年2月)

24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています

転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。

そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。

日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。

今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。

なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。

そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください

未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。

未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。

公式サイト:マイナビエージェント無料サービス登録まで3分

少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。

まとめ:未経験から無料でSEに就職できる?

無料スクールのデメリット
  1. 卒業後に、応募できる企業が縛られるリスクがある
  2. 卒業後に、ブラック企業を紹介されるリスクがある
  3. 就職に失敗すると、ペナルティが発生するリスクがある
  4. 初期費用がなく、挫折するリスクも高い
  5. 申し込んだら、事前選考で落とされるリスクがある

無料スクールは、一見メリットしかないように見えますが、このようなデメリットがありますね。初期費用ゼロで始められる無料スクールは、途中で挫折するリスクが高いのも事実です。

上記のデメリットがありますが、それでも無料でプログラミングをゼロから学べる環境は有難いですよね。特に完全無料で利用できる「プロエンジニア 」の費用対効果は高いです。

ただし、私たちはスクールを利用しなくても、IT企業に就職できます。あえてスクール経由で就職する人は、しっかりとした目的を持って利用しましょう。

スクールを利用するメリットは次のものがありますね。

  1. 実践的なスキルを習得でき、2〜3ヶ月でオリジナルアプリを製作できる
  2. オリジナルアプリやWEBサイトのURLを履歴書に貼り、優良企業にアピールできる
  3. 転職支援が付き、無料で利用できるプログラミングスクールがある
  4. 日中から通うことができ、他の通学制と共同でシステム開発ができるスクール
  5. 会社員でも就職できるように、夜間に対応しているスクールもある

参考:【プロエンジニアの評価】無料なのに、本当にIT企業に就職できる?

1日も早く行動に移した方が良い理由は?

参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!

2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。

業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。

しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。

20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。

20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。

このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します

そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。

では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?

有効求人倍率が0.45倍に陥ると...
  1. 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
  2. IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
  3. 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
  4. 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
  5. 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
  6. 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
  7. 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
  8. リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する

私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。

転職活動に今すぐ必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますねカウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。

22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。

特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。

求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。

22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます

私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。

コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています

公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)

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