ITエンジニアの需要が高まり、プログラミングを学びたい未経験者が増えています。ITスクールで半年間じっくりとスキルを学びたい人も少なくありません。しかしながら、6ヶ月間もスクールで勉強して、どれだけ効果があるのでしょうか?
- 「専門学校、IT留学、ITスクールなどできるだけ長期で学びたい…」
- 「半年間のITスクールを選んだ場合、必要な費用や効果は…」
- 「半年もITスクールで勉強すれば、就職しても即戦力で働けるよね…」
専門学校やIT留学など、できるだけ長い期間ITを学びたい人が増えています。
しかしながら、SEになる事が目的ならば、6ヶ月以上の長期で勉強する必要性はありません。なぜならば、専門職のIT業界では実務経験が最重要視されるからです。3ヶ月勉強しても、12ヶ月勉強しても、実務経験がなければ未経験と同じ扱いです。
就職に必要な基本的なITスキルは、3ヶ月もあれば十分に習得できます。
実務がないスクールで学べるのは、基本的には基礎スキルだけです。私たち未経験者に必要なのは、最低限の基礎スキルを習得して、1日も早く現場で実務経験を積むことですね。実務経験さえあれば、あとは私たちが進みたい分野の技術を自分で学ぶだけです。
ここでは、半年間も学べるITスクールを紹介します。
国内では3ヶ月が一般的なので、6ヶ月も学べるスクールは少ないです。代表的なのは、「コードキャンプ」と「侍エンジニア塾」ですね。国外では、6〜12ヶ月の長期で学べるセブ島のIT留学が人気を集めています。
- 【半年間も学べる】お勧めのスクール3校は?
- 半年間も、スクールで学ぶ際の3つの注意点は?
- 半年最安値のITスクールと無料スクールの違いは?
▼▼1円も料金が発生しない完全無料のスクール3校▼▼
- 『ProEngineer
』卒業後は就職先3500社から選べる
- 『ITCE Academy
』宿泊施設も無料、1ヶ月でSEになれる
- 『TECH::EXPERT
』30代でも転職保証が受けられる(有料)
プロエンジニアは、入学金、授業料、転職支援が全て無料です。受講中に辞退しても罰則や罰金は1円も発生ません。しかし、都内の教室は最大で30名を収容できるスペースしかなく、応募枠が埋まると翌月、もしくは翌々月まで待たされます。
参考:【プロエンジニアの評価】未経験からスキル習得しブラックを避ける?
完全無料のスクールは、2020年にはもうない可能性が高いです。
金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、未経験者の需要が減るからです。需要が減るとスクールは、支援するIT企業がなくなり利益を確保できません。需要が高い今だけ存在するサービスです。
未経験者の需要がなくなると、有料スクール以外で選択肢はありません。有料スクールは「テックエキスパート」 のように3ヶ月で79万円するほど高額です。未経験からSEを目指すならば、需要がある今のうちに行動に移しましょう。
記事の内容を簡単に知りたい
【半年間も学べる】お勧めのスクール3校は?

半年間も通学できるスクールを紹介します。
1位:半年受講して最安値30万円の「コードキャンプ」

人気コース | Webマスターコース |
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受講後のスキル | PHPを用いて簡単なWEBサイトをひとりで制作できるレベル。製作したアプリを武器をIT企業へアピールできる。 |
学べる技術 |
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授業形式 |
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利用対象者 |
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費用 |
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デメリット |
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メリット |
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無料コース | 「エンジニア転向コース」:2ヶ月のレッスン後にIT企業に就職を決めると、授業料の20万円が全額返金される。ただし、応募資格は20代のみ(月額6,600円から利用できる)。 |
受講場所 | オンライン対応のため自宅から可能(全国、海外対応) |
無料体験 | 今なら無料で40分の体験レッスンが受講できる |
- 6ヶ月の費用は、最安値の30万円で受講できる
- 完全オンラインで、地方、海外在住者も利用できる
- 通学する必要がなく、仕事と勉強を両立できる
- 現役SEからプライベートレッスンを受けられる
- PHPを習得し、オリジナルのWEBサイトを制作できる
コードキャンプは、完全オンライン型のプログラミングスクール です。他スクールにない最大の特徴は、現役のSE講師から質の高いプライベートレッスンを受けられることです。
ITスクールで6ヶ月間勉強するならば、コードキャンプが1番のお勧めです。
なぜならば、完全オンライン制のため必要経費を最小限に抑え、業界最安値で利用できるからです。最安値にも関わらず、現役SEからプライベートレッスンを受講でき質も高いです。スクールに通学する必要がないため、仕事が忙しい会社員も無理なく学べます。
6ヶ月間じっくりとITスキルの基礎を学びたいならば、コードキャンプを利用しましょう。
評価:【コードキャンプ】デメリットや評価|費用、無料転職支援の条件
2位:半年で66万円も掛かる「侍エンジニア塾」

人気コース | フリーランス3ヶ月 |
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受講後のスキル | 簡単なWEBサイトをひとりで制作できるレベル。製作したアプリを武器をIT企業へアピールできる。 |
学べる技術 |
カリキュラムは各個人の希望に合わせて決まる |
授業形式 |
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利用対象者 |
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費用 |
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デメリット |
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メリット |
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無料コース | なし。転職支援はあるが、他スクールの紹介会社を紹介される |
受講場所 | オンライン対応のため自宅から可能(全国、海外対応) |
- 6ヶ月の費用は66万円、業界水準でもかなり高い
- カリキュラムを講師に提案し、自由に組む事ができる
- 現役SEから、マンツーマンレッスンが受けられる
- 10万円キャンペーン詐欺で、SNS上で炎上した
- 全額返金保証とあるが、返金に応じず炎上した
侍エンジニア塾も、6ヶ月間のコースがあるプログラミングスクールです。他スクールにない最大の特徴は、オーダーメイドのカリキュラムを組み、現役SEからマンツーマンで受講できる事です。
ただし、授業料は66万円と高額な点には注意が必要ですね。
私たち未経験者は、基礎スキルを習得するだけなので、オーダーメイドでカリキュラムを組んでもらう必要はありません。同等のサービスの「コードキャンプ」ならば、半分の費用で受講できますね。
6ヶ月コースになると、割高になる点に注意が必要です。
評価:【侍エンジニア塾】悪い評判|返金保証があるが料金は高すぎて問題外
3位:セブ島にIT留学すると186万円「NexSeed」

人気コース | エンジニア留学(6ヶ月185万円) |
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受講後のスキル | 6ヶ月受講して、簡単な日常会話の英語が聞き取れる。プログラミングの入門レベルを理解できる。即戦力で働くのは難しいが、スタートラインには立てる。 |
学べる技術 |
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授業形式 |
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利用対象者 |
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費用 |
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デメリット |
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メリット |
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無料コース | なし |
受講場所 |
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公式サイト | https://nexseed.net |
- フィリピンのセブ島で、IT留学ができる
- IT基礎以外にも、同時に英語も勉強できる
- 6ヶ月の学費だけで186万円と高い(航空券、VISAは別途)
- セブ島のIT留学は、消費者を騙す過大な広告が多い
- ITスクールなのに、国内と比較してレベルが低い
海外のセブ島で半年間、ITと英語を同時に学べるIT留学が人気を集めています。
ネクシードは、英語とプログラミングを学べるセブ島の学校です。国内のITスクールとの違いは、南国生活を満喫できる上に、英語も学べる事です。
しかしながら、セブ島のIT留学は国内スクールと比較して、講師のレベルは低いです。海外で6ヶ月勉強しても、英語もITも超初心者の域を超えません。また、IT未経験者が無理して英語を学ぶ必要性もないですね。
海外就職を狙うのであれば、企業で実務経験を積みながら英語を勉強する事が大事です。
国内のITスクールと比較して、授業料が高額なのもデメリットですね。学費だけで186万円だが、航空券やVISA、現地の生活費を含めると262万円を超えます。冷静に考えて、6ヶ月ITと英語を勉強するだけで高すぎですよね。
評価:NexSeedの悪い評判は?|留学費用の総額は262万円を超える?
では、半年間もスクールで学ぶ際には、私たちはどのような点に注意すれば良いでしょうか。
半年間もスクールで学ぶ際の3つの注意点は?

半年間もスクールで勉強する際の注意点を紹介します。
注意1:半年間学べるスクールは学費が高い?
- セブ島のNexSeed:6ヶ月間の授業料は186万円
- 侍エンジニア塾:6ヶ月間の授業料は66万円
- コードキャンプ:6ヶ月間の授業料は30万円
プログラミングスクールは、期間が長ければ長いほど授業料は高くなります。3ヶ月は割安に料金設定するスクールが多いが、6ヶ月になると割高に変わります。
セブ島のIT留学は、6ヶ月間の学費だけで186万円も掛かります。往復航空券やVISA、現地滞在費を含めると250万円でも足りないですね。また、国内ITスクールの「侍エンジニア」も6ヶ月で66万円と割高です。
6ヶ月掛けてじっくりと勉強したいならば、「コードキャンプ」がお勧めです。6ヶ月受講しても30万円、月当たり5万円ですね。
個人的には、ITスクールで6ヶ月も学ぶ必要はないと思います。なぜならば、プログラミング経験がない人でも、3ヶ月もあれば就職に必要な基礎スキルを習得できるからです。
目的が明確に定まっていない状態で、半年も勉強するのは逆に難しいです。
注意2:3〜12ヶ月受講しても変わらない?
- 専門職のIT業界では、実務経験が重視される
- 実務経験がなければ、1年勉強しても未経験者と同じ
- ITスクールは、教育機関ではないので学歴欄に記載できない
- 離職期間が長くなるほど、市場価値は下がる
ITスクールで半年間勉強しても、未経験者と市場価値は同じです。
むしろ、離職期間が長くなるため、スクールに通学する前よりも市場価値は下がります。専門職のIT業界では、実務経験がなければ、未経験者としか扱われません。専門学校、IT留学、ITスクールは、どれだけレベルが高くても勉強の域を超えないですね。
6ヶ月間勉強しても「超初心者からようやく初心者になれる」レベルですね。
IT業界で大切なのは、1日も早く実務経験を積むことです。できれば、会社員を辞めずに集中して3ヶ月間IT基礎を習得し、その後にIT企業に就職するのが理想です。半年間勉強しても、費用が高い上に集中力が切れるため好ましくありません。
短期集中型のスクールであれば、無料で勉強できる学校も少なくありません。
注意3:短期スクールの方が就職しやすい?
- プロエンジニア:入学金、授業料、転職支援が3ヶ月間学べる(0円)
- ITCE Academy:IT未経験から1ヶ月間でインフラSEになれる(0円)
- Geek Job:最短2〜3ヶ月でWEBエンジニアになれる(0円)
ITスキルを習得する目的が就職ならば、短期スクールを選択した方が良いですね。
なぜならば、短期スクールを利用すれば、入学金や授業料を掛けずに0円で就職できるからです。正直なところ、ただの勉強だけで6ヶ月も費やす必要はないですね。大切なのは、IT基礎スキルを身につけて1日も早く実践に入ることです。
3ヶ月間基礎スキルを学べる無料スクールが、期間的にも金銭的にも利用しやすいですね。
6ヶ月間プログラミングを勉強したいなら最安値の「コードキャンプ」、3ヶ月でも良いならば完全無料で利用できる「プロエンジニア 」がお勧めです。
「プロエンジニア 」と「コードキャンプ」の比較は?

3ヶ月無料で学べる「プロエンジニア 」と、6ヶ月間最安値で学べる「コードキャンプ」を比較します。
プロエンジニア | コードキャンプ | |
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概要 | IT企業への就職が前提で、3ヶ月間のITレッスンが無料になる。実践に近いチーム開発ができ、会社員でも利用できる。 | 完全オンライン型で最安値で受講できる。6ヶ月間の受講料は30万円、月当たり5万円。 |
料金 |
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対象者 |
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スキル |
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就職先 |
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就職サポートはない |
社会人 | 夜間やオンラインの個別対応がある | 完全オンライン、23時まで利用できる |
デメリット |
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公式サイト | 【完全無料プログラミング研修&就活塾】![]() |
現役エンジニアのオンライン家庭教師【CodeCamp】 |
6ヶ月間も受講できるスクールは少なくありません。
しかしながら、6ヶ月勉強できる学校は、受講料が割高になるためお勧めできません。IT企業へ就職することを目的とするならば、無料で受講できる「プロエンジニア 」が1番お勧めです。
- 3ヶ月間しか学べないが、入学金、受講料が1円も発生しない
- ITスキル習得後に、IT企業への就職先を紹介してくれる
- 途中で就職を辞退しても、違約金や罰金が発生しない
- 就職先が3500社あり、ブラックを避けやすい
- 夜間や個別対応があるため、仕事が忙しい社会人でも利用できる
- 実践に近いチーム開発で、オリジナルアプリを制作できる
「コードキャンプ」は、6ヶ月間勉強しても受講料は30万円だけです。しかしながら、半年間もITスクールで勉強する必要はないですね。ITの基礎スキルを習得するだけならば、3ヶ月もあれば十分に学べます。
私たち未経験者にとって大切なのは、1日も早く現場に出て実務経験を積むことですね。実務経験がなければ、専門学校で2年間勉強しても市場価値は未経験と同じです。
コードキャンプ以外のITスクールは、授業料が高すぎるので論外です。
「侍エンジニア塾」は66万円、セブ島の「NexSeed」は学費だけで186万円です。SEに就職する事が目的ならば、無料で受講できる「プロエンジニア」がお勧めです。
▼▼諦めなければ必ず目標は実現できる▼▼
私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。
スクールを利用しなくても、未経験でSEに就職できる?

出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験から無料でSEに就職する3つの方法▼▼
- 『マイナビ×IT
』IT未経験でも、今すぐに就職先を紹介してくれる
- 『ProEngineer
』スクールを卒業して、3ヶ月後にSEになれる
- 『ITCE Academy
』宿泊施設も無料、1ヶ月後にSEになれる
私たち未経験者は、スクールを利用しなくても今すぐにIT企業に就職できます。なぜならば、深刻な人材不足を理由に、未経験者でも需要が高いからです。無料スクールも魅力ですが、月20万円の給料をもらいながらスキルを習得できた方が良いですね。
2020年には、未経験者の需要はもうない可能性が高いです。
なぜならば、金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると未経験者の需要が減るからです。需要がなくなると、完全無料のスクールのサービスも無くなりますね。スクールを支援するIT企業がないと、無料を維持できないからです。
そうなると、テックエキスパートのように、3ヶ月79万円の有料スクールしか残りません。その頃には、IT未経験者が転職サイトを利用しても断られますね。未経験からSEを目指すならば、需要がある今のうちに行動に移しましょう。
まとめ:半年間も利用できるITスクール3校は?

- 6ヶ月コースは、3ヶ月よりも料金が割高になる
- 3ヶ月コースならば、無料で受講できるスクールがある
- 専門職のIT業界では、学習期間よりも実務経験が重視される
- 実務経験がなければ、1年勉強しても未経験者と同じ
- ITスクールは、教育機関ではないので学歴欄に記載できない
- 離職期間が長くなるほど、市場価値は下がる
専門学校やIT留学など、できるだけ長い期間ITを学びたい人が増えていますね。しかしながら、SEになる事が目的ならば、6ヶ月以上の長期で勉強する必要性はありません。なぜならば、専門職のIT業界では実務経験が最重要視されるからです。
12ヶ月勉強しても、実務経験がなければ未経験と同じ扱いです。就職に必要な基本的なITスキルは、3ヶ月もあれば十分に習得できます。
実務がないスクールで学べるのは、基本的には基礎スキルだけです。私たち未経験者に必要なのは、最低限の基礎スキルを習得して、1日も早く現場で実務経験を積むことですね。実務経験さえあれば、あとは私たちが進みたい分野の技術を自分で学ぶだけです。
「プロエンジニア」を利用すれば、3ヶ月しか勉強できないが無料で基礎スキルを習得できますね。個人的には、基礎を学ぶだけのITスクールに、6ヶ月費やすのは無駄だと思います。深刻な人材不足の現在では、スクールを利用しなくても未経験からSEになれます。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています。

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。
なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね。
アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。
求人倍率が1倍を下回ると、企業は採用や教育コストが掛かる未経験者の採用を辞めますね。2019年度までに内定を獲得するためには、今すぐに行動に移す必要があります。
- 教育や採用コストが掛かる未経験者を、IT企業は採用しない
- 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
- 労働市場に人材が溢れ、経験が浅いIT経験者も職を失う
- 正社員採用がリスクになり、派遣やフリーランスしか使わない
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積むのが難しくなる
- 売り手市場が終わり、プログラミングの無料スクールが終了する
- 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる
私たち未経験者は、次の不景気に備えて1日も早くIT企業で経験を積む必要があります。
専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。通常の会社員や労働者と違い、会社が倒産してもSEは生き延びていけますね。
IT未経験でも今すぐにSEを目指せる

- ハイキャリアではなく、第二新卒や20〜30代前半に強い
- IT専門の転職サイトで、IT未経験者の転職を得意とする
- 丁寧な対応の担当者が多く、初めての転職活動向き
- 大手2社よりも、親切な対応で高評価を得ている
- 大手2社にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
今すぐSEに転向する1番最適な方法は、未経験に強いエージェントを利用する事です。
未経験者に強いサイトを利用する事で、ブラックを避けられる確率も高くなりますね。個人的な1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
転職先は、海外に開発拠点があり受託開発がメインのSIer系でした。
大手ではなく、社員が100人前後のどこにでもある普通の中小企業です。毎年40〜60万円ペースで昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。知名度もなく大手や上場企業ではないけれども、この会社は私にとっては優良企業ですね。
20〜30代前半の未経験者に絞れば、大手2社(リクナビ、DODA)よりも求人の質は高いです。大手2社は利用者数が多すぎるため、機械的な対応になるのは避けられません。ブラックを避けるためにも、マイナビが1番のおすすめです。
社内研修があるIT企業に就職できれば、月20万円の給料を貰いながらスキルを習得できます。
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