人気コース | WEBベーシックコース(3ヶ月80万円) |
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受講後のスキル | 3ヶ月受講して、簡単な日常会話の英語が聞き取れる。プログラミングの入門レベルを少しだけ理解できる。即戦力で働くのは難しく、留学してもしなくても市場価値は変わらない。 |
学べる技術 |
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授業形式 |
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利用対象者 |
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費用 |
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デメリット |
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メリット |
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無料コース | 就職前提の1ヶ月無料コースがある |
受講場所 |
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公式サイト | https://kredo.jp/ |
Kredoは、0円留学があるセブ島のITスクールです。0円で受講するには、1ヶ月間セブ島でIT研修を受け、帰国後にある無料スクールに1ヶ月通学します。その後に、無料スクールが紹介するIT企業へ就職する事が条件です。
無料でプログラミングを学べる上に、就職先まで紹介してくれる素晴らしい学校ですね。
しかしながら、Kredoの0円留学はお勧めできません。なぜならば、無料スクールの就職支援では、高い確率で客先常駐(SES)に就職するからです。IT業界のブラックで働けば、手取り17万円以下で毎日夜の11時まで働きます。
また、Kredo校と無料スクールは、留学前金や違約金を設ける事で途中離脱を許しません。0円留学が本当に素晴らしい制度であれば、違約金で25万円も取らないですね。0円留学と公式サイトでは宣伝しているが、実際には宿泊施設の光熱費でお金を取ります。
往復航空券やVISA代、光熱費で8万円掛かる上に、現地の生活費を入れたら16万円は必要です。無料ではない点に注意しましょう。
ここでは、Kredo校の0円留学を利用するメリットとデメリットを紹介します。わざわざセブ島に留学しなくても、国内の無料スクールを利用すれば0円で就職できますね。
- 「Kredoの0円留学」の7つのデメリットは?
- 「Kredoの0円留学」の4つのメリットは?
- 「Kredoの0円留学」を卒業した人の体験談や口コミは?
▼▼1円も料金が発生しない完全無料のスクール3校▼▼
- 『ProEngineer
』卒業後は就職先3500社から選べる
- 『ITCE Academy
』宿泊施設も無料、1ヶ月でSEになれる
- 『TECH::EXPERT
』30代でも転職保証が受けられる(有料)
プロエンジニアは、入学金、授業料、転職支援が全て無料です。受講中に辞退しても罰則や罰金は1円も発生ません。しかし、都内の教室は最大で30名を収容できるスペースしかなく、応募枠が埋まると翌月、もしくは翌々月まで待たされます。
参考:【プロエンジニアの評価】未経験からスキル習得しブラックを避ける?
完全無料のスクールは、2020年にはもうない可能性が高いです。
金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、未経験者の需要が減るからです。需要が減るとスクールは、支援するIT企業がなくなり利益を確保できません。需要が高い今だけ存在するサービスです。
未経験者の需要がなくなると、有料スクール以外で選択肢はありません。有料スクールは「テックエキスパート」 のように3ヶ月で79万円するほど高額です。未経験からSEを目指すならば、需要がある今のうちに行動に移しましょう。
記事の内容を簡単に知りたい
「Kredoの0円留学」を利用する7つのデメリットは?

Kredoの0円留学を利用する上でのメリットを紹介します。
その1:なぜ、Kredoは無料でIT留学できるの?
- Kredoは、1ヶ月で就職できる無料スクールと提携している
- 無料スクールは、IT企業に人材を流して紹介料を得ている
- Kredoは、無料スクールに人材を流し、マージン料を得ている
0円留学を実現できる理由は、日本の無料スクールと業務提携しているからです。
無料スクールは、未経験者に1ヶ月間の研修を行いIT企業に人材を紹介します。紹介料の相場は、就職者の年収の3〜4割(90〜120万円)です。Kredoは、無料スクールに人材を流すことで、数10%の手数料を得ていますね。
Kredoの0円留学が成り立つのは、人材を採用する企業から間接的に紹介料を得ているからです。
数十%の手数料でも利益を得られる理由は、IT留学自体の原価が安く、留学生から光熱費という名目で宿泊費を得ているからです。
授業の原価は10万円以下です。フィリピン人の英語講師の給料は3万円、IT講師は多くても6万円ですね。KredoのIT講師は、SE経験が少しだけあるレベルです。外資系でSEで働くよりも遥かに給与は低いです。
英語とITで4時間ずつなので、どれだけ多く見積もっても10万円を超えることはありません。Kredoからしたら、ITスクールに人材を流して30万円貰えるだけでも儲けですね。
その2:0円留学は、実は無料ではない?
項目 | 費用 | 概要 |
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学費・滞在費 | 0円 | 4部屋に滞在する |
空港送迎費 | 3,000円 | |
SSP代 | 14,552円 | 学生ビザ6800ペソ |
ID代 | 642円 | 300ペソ |
VISA延長料金 | 0円 | 30日以内であれば無料 |
管理・水道光熱費 | 12,840円 | 1週間で1500ペソ |
往復航空券 | 50,000円 | |
生活費 | 80,000円 | 週2万円で計算した場合 |
合計 | 161,034円 |
※2019年11月2.14円/1ペソ
- ITパークのレストランは、日本以上にお金が掛かる
- 食材が購入できるアラヤモールは、ITパークから遠い
- セブ島は世界的な観光地なので、観光費用は日本より高い
- 日本人留学生は、週に3、4回は外に飲みに行く
- 週末は留学生同士で、観光に行くためお金が掛かる
Kredoの0円留学は、実際には0円ではありません。
往復航空券、VISA代、宿泊施設の光熱費で最低でも8万円は必要です。また、食費や生活費、観光代で月に8万円は使いますね。そのため、1ヶ月の留学費用は16万円と考えた方が良いですね。
日本とセブ島の物価は3分の1だから、お金を使わないと言います。
しかしながら、実際には私たちが考える以上に出費は大きいです。セブ島のITパークでレストランに行くと、日本と同等かそれ以上も物が多いです。日本食レストランに行くと日本の1.5倍です。食材を購入したくても、ショッピンモールは学校から遠く平日に通うのは無理です。
週末は留学生同士で観光に行くため、結構なお金を使いますね。セブ島は世界的な観光地で外国人向けなので、日本以上にサービス料が高いです。セブシティから離島に行くために、1日ツアーを申し込むと2〜3万円は掛かりますね。
私も1ヶ月滞在したが、他の留学生を見ても月5〜8万円は使っています。0円留学だからお金が掛からないと思っていると予想外の出費に驚きます。そもそも、ITを勉強するのに必要な経費(航空券、VISA代、高熱費)だけで、8万円は冷静に考えて高すぎです。
その3:解約したら違約金で25万円を払う?
- Kredoに申し込むと、留学前費用で10万円を支払う必要がある
- 無料スクール経由で就職すると、10万円を返金してくれる
- 途中で辞めると違約金15万円を払い、10万円は返金されない
- 入社後3ヶ月で早期退職した場合も、25万円の罰金がある
Kredoは、無料で留学できる条件を厳しく設定しています。
帰国後に無料スクールが紹介する企業に就職しなければ、留学前金10万円は返ってきません。入社して3ヶ月以内に早期退社した場合も、同様に返金されません。また、前金とは別に15万円の違約金が発生するため、途中でプログラムを辞退した場合の罰金は25万円です。
1ヶ月留学に必要な支出は20万円、途中で辞退すると45万円をドブに捨てますね。
Kredo校は、留学生を通じて無料スクールから、10万円の手数料を間接的に得ています。Kredo校は留学生から前金として10万円を貰いますね。留学生が帰国後に就職した会社に3ヶ月間勤務すると、無料スクールから10万円が返金されます。
つまり、Kredo校は1人当たり10万円の手数料を得ている事がわかります。卒業した後に、留学生が企業に就職しなくても、Kredo校は損しません。言いかえると、Kredo校は卒業生のスキルに責任を持つ事はありません。
その4:就職先は高い確率で客先常駐に就職する?

日本で就職先を支援してくれる無料スクールの運営元はIT企業です。
運営元の「エンライズコーポレーション株式会社」は、客先常駐(SES)しかないブラックです。そのため、無料スクール経由で就職した場合、高い確率で客先常駐やSESのブラックに就職します。無料スクールは提携先の企業を公表していない点にも注意が必要ですね。
IT業界のブラックに就職すると、手取り17万円以下で働きます。毎日夜の11時まで残業するも、残業代は1円も支払われません。
Kredoは無料で留学できますが、タダより怖いものはありません。
その5:Kredo校で勉強した内容は就職に関係ない?

Kredo校で教えるデザイン関連の授業は、就職後に役に立つことはありません。
なぜならば、無料スクールはネットワークやインフラ系専門のスクールだからです。就職先もWEBやプログラミング系ではなく、通信などのインフラ系に就職します。つまり、Kredo校で留学中に学ぶ内容と、帰国後の研修や就職後に使うスキルは完全にミスマッチしています。
ミスマッチしても気にしていない理由は、無料スクールはKredoにとって集客手段だからですね。留学生のスキルが向上するかしないか、将来どんな道に進むかは、Kredoからしたら関係ありません。
その6:留学中の1ヶ月で習得できるレベルが低い?
- 1週目:illustratorでロゴを制作する
- 2週目:photoshopで画像の編集を学ぶ
- 3週目:HTMLとCSSの基礎
- 4週目:WordPressを用いてブログを制作する
フィリピン人講師が、ITクラスを担当することもあり授業のレベルは低いです。
公式サイトには「1ヶ月でWEBを制作できる」とあります。しかしながら、1ヶ月セブ島に留学しても、実際に習得するスキルは「WordPressを用いてブログを制作する」です。WordPressとは、プログラミングの知識がなくても、ブログを制作できるツールです。
大学生や主婦がブログを制作する時に使いますね。
illustratorやphotoshopの使い方は、Youtubeの動画を見れば簡単に学べます。HTMLやCSSは、入門書の最初のページを読めば理解できる内容です。
無料スクールで学ぶ内容は、1ヶ月の「WEBベーシックコース」と同等です。普通に受講したら28万円の授業料が掛かるが、費用に見合った授業内容ではないですね。Kredoで1ヶ月留学しても、「WEBサイトを制作できる技術」ではなく、ブログの作り方を学ぶだけです。
その7:SE経験がある日本人スタッフは1人もいない?
- SE経験がある日本人スタッフは、1人もいない
- 就職支援を担当する社員は、SE経験も人材紹介の経験もない
- 6人前後いるスタッフの内2人は、無給で働く違法労働者
- 大学生のインターン制度を使い、無給で働かせている
- スタッフの仕事は、ブログに体験談や記事を投稿すること
Kredo校の日本人スタッフは、経営者も含めて全員がSE経験がない素人です。
日本人スタッフは6人前後いるが、元アフィリエイターの経営者、世界一周中にセブ島を訪れた人、日本の観光業で働いていた人、メディア会社でブログを書いていた人。それから、無給で働く元塾講師の社員が2人います。
ITが理解できないどころか、スタッフは英語すらまともに話せないレベルです。
入学時に就職支援の担当者を紹介されたが、彼はSE経験も人材紹介で働いた経験もありません。留学生に就職の相談をされても、まともに答えられなかったです。
では、Kredo校の0円留学を利用するメリットはあるのでしょうか。
「Kredoの0円留学」を利用する4つのメリットは?

Kredo校の無料スクールを利用する上でのメリット紹介します。
その1:0円ではないが安くセブ島でITが勉強できる
セブ島の0円留学は、厳密に言うと無料ではありません。
なぜならば、VISA代や宿泊施設の光熱費を取られるからですね。0円と言いながらも、往復航空券やVISA代で8万円、現地の生活費を含めると16万円近い留学費用が発生します。
ただし、安く英語とプログラミングを勉強できるのは間違いないですね。Kredoの1ヶ月コースは授業料だけで28万円、アクトハウス を利用すると23万円です。
就職前提や違約金など制限が多いですが、それでも安く留学できるのは間違いないですね。
その2:英語でITを学べる唯一のスクール
Kredoは、セブ島で唯一のITを英語で学べるスクールです。
プログラミングを英語で学ぶ必要性や意味はないが、それでもメリットだと考える人もいますよね。海外で就職する予定がある人にとっては、良い練習台になるかもしれません。
その3:高級コンドミニアムに滞在できる

Kredoの宿泊施設は、ITパーク内にある「アビダタワー」です。
24時間警備でプールが付き、スポーツジムも自由に利用できます。Kredo校の授業料が3ヶ月で80万円と高いのは、宿泊施設にもお金を使っているからです。
その4:セブ島で治安が良いITパークに学校がある
- 南国のセブ島で、海外生活を満喫できる
- セブ島で1番治安が良い、ITパークに学校がある
- 週末は、離島巡りやビーチで海外生活を満喫できる
Kredoは、世界有数の観光地であるセブ島に学校がありますね。
平日の授業が終わった後に一緒にお酒を飲んだり、週末は留学生の仲間と海外生活を満喫できますね。プログラミングを集中して学ぶには相応しくないが、仕事に疲れた会社員には天国のような場所かもしれません。
では、実際にKredoを卒業した人たちは、どのような感想を持っているのでしょうか。
「Kredoの0円留学」を卒業した人の口コミや体験談は?

KredoはIT専門のプログラミングスクールです。卒業生の口コミや体験談を見ると、必ずしも良い内容ばかりではありません。なかには、無料コースを選択しているのに、後悔している人も少なくありません。
Aさん)バカバカしくて学校に行くのを辞めた…
公式HPを見て、無料でセブ島に行けると知りKredoに申し込みました。
最初はやる気があったのですが、徐々に学校に行くのが億劫になり2週目を過ぎてから辞めました。ITクラスはフィリピン人講師が教えてくれるが、正直英語でプログラミングを学ぶのが馬鹿馬鹿しいと思いました。
なぜならば、日本で説明してくれたら理解できる内容を、英語で長々と説明されるからです。英語の勉強じゃなくてプログラミングの勉強しに来たのに、意思の疎通で苦労する意味がわかりません。一緒に受けていた留学生も、質問したい事をうまく聞けずもどかしさを感じていました。
授業に参加するよりも、家に帰って入門書を読んだ方が理解できます。
午後は、13時から18時まで英語のクラスがあります。英語を勉強しに来ているのか、プログラミングを勉強しに来ているのか、自分でも良くわからなくなりました。1ヶ月で英語を習得できるはずもなく、英語のクラスに行くのも億劫になりました。
公式サイトには1ヶ月で「グローバル人材になれる」「WEBサイトを制作できる」「フリーランスになれる」と書いていたけれども、全て嘘でした。冷静に考えたら、1ヶ月しかないと何もできないですね。
Kredoは無料でセブ島に留学できるというけれども、実際には現地に住むだけでお金が掛かります。
宿泊しているコンドミニアムの電気代と高熱費だけで、1週間で3000円も払います。1ヶ月滞在したら、電気代だけで12000円ですね。しかも、部屋は4人でシェアしているので、合計で5万円も払っています。
Kredoは宿泊費が無料というけれど、実際には留学生に全額払わせているだけです。
食事はITパーク内のレストランで食べたら、1日2000円は使います。食費だけで月に6〜8万円です。物価も3分の1と聞いていたけれども、ITパークで食事をとると日本以上に高いです。モールまで行けば食材を買えるが、学校帰りに行くと渋滞でタクシーを捕まえられません。スーパーから帰ると、夜の9時を過ぎます。なので、外食する以外で選択肢はないですね。
セブ島に滞在すると、ただ住んでいるだけでどんどんお金が減っていきます。わざわざセブ島まで来たのに、英語もプログラミングも1ヶ月で身につきませんでした。
Bさん)帰国後の就職先はSESのブラックしかない…
無料留学を受講した後は、東京にあるプログラミングスクールで研修が始まります。私は関西出身なのですが、地方在住者のために会社が借りている社宅に住まわせてくれます。
とても良いサービスに見えますが、このスクールも問題ありでした。。
ITスクールに通学するとすぐに就職活動が始まるが、就職してくれる企業は全てSESや客先常駐のブラックだけです。SESに就職すれば、手取りは17万円越えれば良い方です。大半が夜中の11時まで働き、残業代を1円も支給しないブラックばかりです。
また、Kredo校で勉強した事が、日本では1ミリも役立ちません。
Kredoでは、WEBエンジニアになるために、illustratorやphotoshop、それからHTMLやCSS(あとなぜかWordPressでブログの作り方)を学んだが、日本のスクールではWEBと関係ないインフラ系の知識を学びます。Linuxサーバーにコマンドを入力するなど、サーバーの管理方法ですね。
紹介される案件も、全て運用保守などのインフラ系しかない。
途中でおかしいなと思い、他の就職エージェントに依頼して就活しようとしたら、スクールのスタッフに止められました。スクール経由で就職しないと、留学前に預け金で払った10万円が返ってこない上に、15万円の罰金を払う必要があると言われます。
無料スクールに申し込んだ時に、Kredoのスタッフは違約金の事を教えてくれませんでした。。
紹介される企業に就職しないといけない、違約金で25万円が発生すると知っていたら、最初からKredoを利用しなかったです。航空券など留学費用で20万円を使ったので、違約金を払うお金はありません。止むを得ないけれども、客先常駐のSESに就職する以外で道はありません。。
無料留学に騙されて、Kredoを利用しなければ良かったです。
Cさん)SE経験がある日本人スタッフは0人…
私が滞在した時に、インターン生を含めて日本人スタッフは全部で7名でした。実は、社長のタケ?さんも含めて、この学校でSE経験がある日本人は0人です…
日本人留学生にITを教えるのはフィリピン人講師です。日本人スタッフは、フィリピン人講師にITクラスを丸投げしています。「プログラミングを英語で学べる学校」ではなくて、「日本人SEを採用するお金が勿体ないから、人件費が安い現地スタッフを採用している」が正しい解釈です。
食費なしで1ヶ月の授業料が30万円もするのに、8時間のうち4時間はITと関係ない英語クラスです。英語クラスは、ITに特化したビジネス英語と言っていたが、正直意味不明でした。
それから初日のオリエンテーションで、就職支援を担当している日本人スタッフを紹介されます。
フランクな飲み会の席で彼の経歴を聞いたところ、沖縄の観光で働いていたそうです。SE経験がないどころか、リクナビやDODAなどの人材紹介会社で働いた経験もありません。ただの素人が、どうやって留学生をIT企業に紹介するのか疑問に思っていたところ、卒業間近になっても何もアクションはありません。
私だけではなく、同時期に来ていた他の留学生も全員就職支援を受けていません。公式サイトには就職率87%とあるのに…
他の日本人スタッフは、2人が無給で違法労働させられています。もちろん、フィリピンでは無給で外国人に労働させるのは違法です。残りの正社員スタッフは、世界一周旅行中にたまたまセブ島に訪れた人、日本のメディアで記事を書いていたブロガーです。
色々とツッコミどころが満載でした。
また、インターンに来ていた大学生に夜中の12時まで働かせるなど、かなりのブラック度合いでした。ITスクールなのに、SE経験がある社員が1人もいないってどうなんだろ…
ある大学生は、ITスクールに来ているのに英語ができないからと、全8時間のクラスで英語の授業を受けさせられました。英語だけ受けても、授業料はIT込みと同額です。IT系だから授業料が高い学校なのに…
英語力に問題があるんだったら、そもそもその段階で学校を勧めてあげるなよ。この学生は6ヶ月間滞在予定で、すでに160万円も学費を払っていたので、ただただ可哀想でした。まぁ自己責任といえば自己責任なんですねけどね…
以上のように、Kredoを利用して後悔している人は多いです。
セブ島では、最近英語とプログラミングを勉強できる「0円留学」が増えていますね。しかしながら、サービスの内容を詳しく見ていくと、デメリットが多いこともわかります。0円留学と言いながらも、往復航空券、VISA代、宿泊施設の高熱費、それから生活費を含めれば16万円は掛かります。
また、就職先がブラックしかないならば、利用しない方が良いですよね。
実は、高額な授業料を払ってセブ島にIT留学しなくても、私たち簡単に未経験者からSEになれます。日本国内の無料スクールを利用すれば、3ヶ月プログラミングを学べる上に授業料は0円です。
3ヶ月間無料で学べる「プロエンジニア 」との比較は?

Kredo校を利用する最大の難点は、客先常駐やSESのブラックに就職する事です。
往復航空券や現地の滞在費など、わざわざ高いお金を払ってまでセブ島に渡航するのに、高い確率でブラックに就職するのは悲しいですよね。Kredo校では、デザインに関連した授業を取るのに、帰国後は全く関係ないインフラ系に就職します。
また、途中で辞退すると25万円の違約金が発生するなど、実はデメリットだらけです。
Kredoではなくて、無料スクールの「プロエンジニア 」を利用すれば、航空券やVISA代は必要ないですね。3ヶ月プログラミングを集中して勉強できる上に、途中で就職を辞退しても違約金は発生しません。
Kredoの0円留学とプロエンジニアを比較すると、次の結果になります。
Kredoの0円留学 | プロエンジニア | |
---|---|---|
受講料 |
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期間 | 2ヶ月(セブ1ヶ月+日本1ヶ月) | 3ヶ月 |
転職支援 | 無料スクールのエージェント | プロの転職エージェント |
講師の質 | SE経験がないフィリピン講師 | 現役のエンジニア |
利用者 | 無料スクールの対象は32歳まで | 関東に住む18〜30歳 |
コース |
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開講時間 |
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平日、週末:10〜22時 |
授業形式 | 通学制の講義形式 | 少人数のスクール形式 |
受講場所 | セブ島(フィリピン) | 東京都内(半蔵門、霞ヶ関) |
メリット |
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デメリット |
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Kredoの最大の難点は、帰国後に高い確率でブラックに就職する事です。
無料スクールが紹介する以外の会社に就職すると違約金が発生します。留学前の10万円と違約金で15万円を支払い、合計で25万円の損失ですね。また、留学費用で最低でも16万円は使うので、就職しなかった時の出費は大きいです。
Kredo校の0円留学を利用しなくても、日本にいれば無料でプログラミングスクールを利用できます。プロエンジニア ならば、集中して3ヶ月間プログラミングを学べて0円です。途中で就職を辞退しても違約金は1円も発生しません。
わざわざリスクを掛けて、セブ島に留学する必要性はないですね。ここでは、未経験からでも無料でSEになれる方法を紹介します。
▼▼諦めなければ必ず目標は実現できる▼▼
私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。
未経験から、3ヶ月でIT企業に就職する方法は?

就職支援がある無料スクールが増えていますね。
また、実際には無料スクールを利用しなくても、私たちはIT企業に就職できますね。ここでは、IT未経験から、3ヶ月以内でSEを目指せる3つの方法を紹介します。
方法1:宿泊施設付きで1ヶ月後にSEを目指す

- 入学金、授業料、転職支援、全てのサービスを無料で利用できる
- スクールを利用して、1ヶ月後にIT企業に就職できる
- 未経験からIT企業への内定率は、94%である
- サーバー、ネットワークの基礎知識が学べる
- 座学だけではなく、実践方式の研修が行える
- 地方在住者向けに、宿泊施設を無料で解放している
ITCE Academyは、20代だけが利用できる完全無料のプログラミングスクールです。WEBアプリやシステム開発者ではなくて、サーバーやネットワーク専門のSEを育てます。1ヶ月間で基礎スキルを習得して、IT企業への就職を目指します。
ITCE Academyの最大の特徴は、宿泊施設を無料で解放している事です。そのため、東京以外に住む地方在住者でも利用できます。関東圏での就職が前提だが、都内1人暮らしに必要な初期費用10〜20万円を節約できるのは魅力ですね。
ただし、ITCE Academyのデメリットは、中途半端にしかスキルを習得できない事です。
正直なところ、1ヶ月しか学ばないならば何も学ばないのと大差ありません。また、インフラ系の就職先は客先常駐やSESが多く、ブラックに入る可能性が高い点にも注意が必要です。
方法2:Webサイトを制作して3ヶ月後にSEを目指す

- 入学金、授業料、転職支援、全てのサービスを無料で利用できる
- 卒業後の就職先の企業は、3500社以上ある
- 未経験からの正社員就業率は、96%である
- 完成度の高いオリジナルアプリを制作すれば、優良企業から内定を得られる
- 途中で離脱しても、罰金などのペナルティが発生しない
- 通学制のため、チーム(1期の人数は30人まで)で開発ができる
- 社会人向けに、夜間や個別コースも設けている
公式サイト:【完全無料プログラミング研修&就活塾】
プロエンジニアは、関東在住の20代だけが利用できる完全無料のプログラミングスクールです。就職や全額保証のスクールが増えているが、就職に成功しても失敗しても、1円も支払わなくていいのはプロエンジニアだけの特徴です。
完全無料で利用できる理由は、人材不足に苦しむ企業が負担してくれるからです。
ただし、プロエンジニア を利用するデメリットは、就職までの期間が長過ぎる事です。基礎スキルを習得でき、オリジナルアプリを制作できるのは魅力だが、実際に働き始めるまで3〜6ヶ月掛かりますね。
3ヶ月でスキルを習得しても、実務経験がない以上は未経験者と同じ扱いです。1番の理想は社内研修があるIT企業に就職し、月20万円の給料を貰いながらスキルを習得する事です。
方法3:IT未経験でも今すぐにSEを目指せる

- ハイキャリアではなく、第二新卒や20〜30代前半に強い
- IT専門の転職サイトで、IT未経験者の転職を得意とする
- 丁寧な対応の担当者が多く、初めての転職活動向き
- 大手2社よりも、親切な対応で高評価を得ている
- 大手2社にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
今すぐSEに転向する1番最適な方法は、未経験に強いエージェントを利用する事です。
未経験者に強いサイトを利用する事で、ブラックを避けられる確率も高くなりますね。個人的な1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
転職先は、海外に開発拠点があり受託開発がメインのSIer系でした。
大手ではなく、社員が100人前後のどこにでもある普通の中小企業です。毎年40〜60万円ペースで昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。知名度もなく大手や上場企業ではないけれども、この会社は私にとっては優良企業ですね。
20〜30代前半の未経験者に絞れば、大手2社(リクナビ、DODA)よりも求人の質は高いです。大手2社は利用者数が多すぎるため、機械的な対応になるのは避けられません。ブラックを避けるためにも、マイナビが1番のおすすめです。
社内研修があるIT企業に就職できれば、月20万円の給料を貰いながらスキルを習得できます。
プログラミング未経験でもIT企業に就職できる?

出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験から無料でSEに就職する3つの方法▼▼
- 『マイナビ×IT
』IT未経験でも、今すぐに就職先を紹介してくれる
- 『ProEngineer
』スクールを卒業して、3ヶ月後にSEになれる
- 『ITCE Academy
』宿泊施設も無料、1ヶ月後にSEになれる
私たち未経験者は、スクールを利用しなくても今すぐにIT企業に就職できます。なぜならば、深刻な人材不足を理由に、未経験者でも需要が高いからです。無料スクールも魅力ですが、月20万円の給料をもらいながらスキルを習得できた方が良いですね。
2020年には、未経験者の需要はもうない可能性が高いです。
なぜならば、金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると未経験者の需要が減るからです。需要がなくなると、完全無料のスクールのサービスも無くなりますね。スクールを支援するIT企業がないと、無料を維持できないからです。
そうなると、テックエキスパートのように、3ヶ月79万円の有料スクールしか残りません。その頃には、IT未経験者が転職サイトを利用しても断られますね。未経験からSEを目指すならば、需要がある今のうちに行動に移しましょう。
まとめ:「Kredoの0円留学」の悪い評判やデメリットは?

- 公式サイトに0円留学とあるが、実際には無料ではない
- 航空券やVISA、光熱費、滞在費で留学総額は16万円
- 途中解約や就職後に退職したら、違約金で25万円を支払う
- 高い確率で、客先常駐のブラックに就職する
- Kredoでデザインを学んでも、帰国後の就職には関係ない
- WordPressでブログ制作など、1ヶ月で習得レベルは低い
- Kredoの日本人スタッフは、SE経験が1人もない
0円で受講するには、1ヶ月間セブ島でIT研修を受け、帰国後にある無料スクールに1ヶ月通学します。その後に、無料スクールが紹介するIT企業へ就職する事が条件です。無料でプログラミングを学べる上に、就職先まで紹介してくれる素晴らしい学校ですね。
しかしながら、Kredoの0円留学はお勧めできません。なぜならば、無料スクールの就職支援では、高い確率で客先常駐(SES)に就職するからです。IT業界のブラックで働けば、手取り17万円以下で毎日夜の11時まで働きます。
また、Kredo校と無料スクールは、留学前金や違約金を設ける事で途中離脱を許しません。0円留学が本当に素晴らしい制度であれば、違約金で25万円も取らないですね。0円留学と公式サイトでは宣伝しているが、実際には宿泊施設の光熱費でお金を取ります。
往復航空券やVISA代、光熱費で8万円掛かる上に、現地の生活費を入れたら16万円は必要です。
わざわざセブ島に留学しなくても、「プロエンジニア 」を利用すれば入学金も授業料も0円です。Kredo校と違い、途中で就活を辞めても違約金は1円も発生しません。3ヶ月間プログラミングを勉強でき、往復航空券やVISA代にお金を使う必要はないですね。
会社員を続けながら利用できるため、貯金を切り崩さずにキャリアチェンジできます。
▼▼1円も料金が発生しない完全無料のスクール3校▼▼
- 『ProEngineer
』卒業後は就職先3500社から選べる
- 『ITCE Academy
』宿泊施設も無料、1ヶ月でSEになれる
- 『TECH::EXPERT
』30代でも転職保証が受けられる(有料)
プロエンジニアは、入学金、授業料、転職支援が全て無料です。受講中に辞退しても罰則や罰金は1円も発生ません。しかし、都内の教室は最大で30名を収容できるスペースしかなく、応募枠が埋まると翌月、もしくは翌々月まで待たされます。
参考:【プロエンジニアの評価】未経験からスキル習得しブラックを避ける?
完全無料のスクールは、2020年にはもうない可能性が高いです。
金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、未経験者の需要が減るからです。需要が減るとスクールは、支援するIT企業がなくなり利益を確保できません。需要が高い今だけ存在するサービスです。
未経験者の需要がなくなると、有料スクール以外で選択肢はありません。有料スクールは「テックエキスパート」 のように3ヶ月で79万円するほど高額です。未経験からSEを目指すならば、需要がある今のうちに行動に移しましょう。
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