未経験から専門職に就職するために、プログラミングスクールに通う未経験者が増えています。そこで気になるのが、プログラミングスクールに掛かる費用ですよね。
- 「プログラミングスクールに通学すると、費用はどれくらい掛かるの?」
- 「独学と比較した場合に、どんなメリットやデメリットがあるの?」
- 「専門学校や職業訓練校と、比較した場合の費用は?」
レッスン料はプログラミングスクールによって大きく異なります。最安値で月3万円もあれば、15万円を超える高額なスクールもあります。「高額なスクール=良質なスクール」ではありません。
最近だと、IT企業に就職することを前提に、無料で受講できるスクールもありますね。
ここでは、全12校のプログラミングスクールの相場、それから独学や専門学校、職業訓練校と比較したスクールのメリットとデメリットを紹介します。
- 全12校のプログラミングスクールの相場は?
- スクール、独学、専門学校、職業訓練校のメリットとデメリットは?
- 費用が安いプログラミングスクール3校は?
▼▼1円も料金が発生しない完全無料のスクール3校▼▼
- 『ProEngineer』コロナ禍でも残っている、貴重な無料スクール
- 『ITCE Academy』宿泊施設も無料、1ヶ月でSEになれる
- 『TECH::EXPERT』30代でも転職保証が受けられる(有料)
<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐ行動を開始してください。
世界経済が本格的に悪化すれば、無料スクールの多くも閉鎖します。実際に、コロナによる経済悪化で、スクールの数は激減していますね。プロエンジニアは、24年4月現在も無料を維持してる数少ないスクールです。
公式サイト:『プロエンジニア』(無料相談の登録まで30秒)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」でIT求人を探してください。世界経済が悪化する状況では、1日も早く就職先を見つける方が安全です。プログラミングは未経験で就職しても、月20万円の手取りを貰いながら研修や実務で学べます。
記事の内容を簡単に知りたい
プログラミングスクールの相場は月3万円〜
プログラミングスクールは、大きく分けて「完全オンライン型」「完全通学型」「オンライン/通学型」の3つのタイプに別れます。スクールを選択する際には、「費用対効果」「社会人向け」「転職支援が付き無料で利用できる」など、目的に合わせて選択することをお勧めします。
スクール | 費用 | 社会 | 無料 | スクールの特徴 | |
---|---|---|---|---|---|
オンライン型
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コードキャンプ
2ヶ月:15万 |
◎ | ◎ | ◎ | 『コードキャンプ 』はマンツーマン型のオンラインスクール。業界最大手で授業の質が高く費用は安い。IT企業へ就職を決めると授業料が無料になる。
おすすめ度:★★★★★ |
ポテパンキャプ
3ヶ月:10万 |
◎ | ◯ | ◎ | 『ポテパンキャンプ』はRubyに特化した経験者向けのスクール。無料で受講できるコースがあるが、20代、関東圏が対象。
おすすめ度:★★★★☆ |
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テックアカデミー
2ヶ月:18万 |
◯ | △ | × | 『テックアカデミー』は自習型のオンラインスクール 。学生割引を適用でき学生向け。
おすすめ度:★★☆☆☆ |
|
侍エンジニア
3ヶ月:43万 |
× | ◯ | × | 『侍エンジニア塾』は完全オーダーメイドのスクール。ただし、費用は割高で利用するメリットは薄い。
おすすめ度:★☆☆☆☆ |
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通学型
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プロエンジニア
3ヶ月:0円 |
◎ | × | ◎ | 『プロエンジニア 』は短期集中の通学制スクール。全て無料で利用でき、卒業後の就職先の企業は3500社。転職できなくてもペナルティはなし。ただし、関東圏在住の20代のみ。
おすすめ度:★★★★★ |
テックエキスパート
3ヶ月:42万 |
◯ | △ | ◯ | 『テックエキスパート』は、全額返金の転職保証が付き30代、社会人でも利用できる。場所は渋谷校、梅田校、名古屋校。
おすすめ度:★★★★☆ |
|
ウェブキャンププロ
3ヶ月:50万 |
△ | × | ◯ | 『ウェブキャンププロ 』は全額返金の転職保証が付き、転職成功率は98%。ただし、渋谷校に通学できる20代、社会人以外が対象。
おすすめ度:★★★★☆ |
|
0円スクール
3ヶ月:0円 |
◎ | × | ◎ | 『0円スクール』は短期集中型の通学制スクール。全国にスクールがあり、IT企業に入社する意思があれば35歳でも利用できる。ただし、卒業後は運営元の企業で働く。
おすすめ度:★★☆☆☆ |
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ネットビジョンアカデミー
2ヶ月:0円 |
◎ | × | ◎ | 『ネットビジョンアカデミー 』はネットワークエンジニア専門のスクール。無料で利用できるが応募資格は30歳まで、東京の中野に通学できる人のみ対象。
おすすめ度:★★☆☆☆ |
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オンライン・通学
|
ウェブキャンプ
1ヶ月:12万 |
△ | × | × | 『WebCamp』はプログラミングジム形式のスクール。ただし、メンターと呼ばれる講師は学生アルバイトが多くお勧めできない。
おすすめ度:★☆☆☆☆ |
テックブースト
3ヶ月:30万 |
△ | × | × | 『テックブースト』は人工知能、Blockchain、IoTなど最先端技術の基礎が学べるスクール。最先端技術を学びたい人には魅力だが、それ以外には大きな特徴がない。
おすすめ度:★★☆☆☆ |
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テックキャンプ
3ヶ月:17万 |
◎ | × | × | 『テックキャンプ 』は、入会金の128,000円支払うと、Web、ゲーム(VR・3D)、人工知能、iPhone開発の授業が受け放題になる。ただし、広く浅く習得するため、知識が深く身につかないのが難点。
おすすめ度:★★☆☆☆ |
プログラミングスクールのメリットとデメリットは?
プログラミング未経験からスキルを習得する方法は、「プログラミングスクール」「独学」「専門学校」「職業訓練校」の4つがあります。
それぞれのメリットとデメリットについて紹介します。
メリット | デメリット | |
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スクール |
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独学 |
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専門学校 |
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職業訓練校 |
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メリットとデメリットをまとめると次のようになります。
- 「独学」:初期費用が安いが、挫折するリスクが高く、習得するまでに時間が掛かる
- 「専門学校」:費用が100万円を超えるほど高額で、費用対効果は低い
- 「職業訓練校」:安い費用で受講できるが、就職先の企業は零細やブラックばかり
プログラミングスクールは、高額なスクールもあるが、最安値は月3万円で短期間(2〜3ヶ月)で基礎スキルを身につけ、IT企業への就職をサポートしてくれます。就職前提でスキルを習得したい人は、無料でスクールを利用できます。
4つの選択肢で比較すると、最も現実的な方法ですね。
費用が安いプログラミングスクール3校は?
ここでは、特に授業料が安い3校について紹介します。
できるだけ費用が安く、サービスの質が高いスクールを選択した方が良いですね。なぜならば、授業料が高いからといって、授業の質も高いとは限らないからです。また、受講後に差が出るのはサービスの違いよりも、受講者の学習意欲次第ですね。
授業料が安いスクールから、検討してみましょう。
その1:月額3万円で利用できる「ポテパンキャンプ」
人気コース | 転職特化型Rails |
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受講後のスキル | Railsを用いてひとりでECサイトが制作できるレベル(実務1年程度の開発スキル)。製作したサイトを武器にIT企業へアピールできる。 |
学べる技術 |
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授業形式 |
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利用対象者 |
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費用 |
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デメリット |
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メリット |
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無料コース | 3ヶ月後のプログラミングレッスン後に就職活動を行い、Rails系の企業に自社開発しる企業に就職できる。しかし、応募資格の条件は厳しい。 |
受講場所 |
|
カウンセリング | 今なら30分の無料カウンセリングが受けられます |
ポテパンキャンプは、少人数制のプログラミングスクールです。
ポテパンキャンプの受講料が安い理由は、就職を前提にしたスクールだからです。受講後に就職先を決めると、10万円の授業料を全額返金してくれます。
ただし、難点はプログラミング経験者向けのスクールであること、さらに関東圏に在住する20代を対象としていることです。
評価:【ポテパンキャンプ】 デメリットや評価|就職先、受講条件、分割払い
その2:月額5万円で利用できる「コードキャンプ」
人気コース | オーダーメイドコース |
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受講後のスキル | PHPを用いて簡単なWEBサイトをひとりで制作できるレベル。製作したアプリを武器をIT企業へアピールできる。 |
学べる技術 |
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授業形式 |
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利用対象者 |
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費用 |
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デメリット |
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メリット |
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無料コース | 「エンジニア転向コース」:2ヶ月のレッスン後にIT企業に就職を決めると、授業料の20万円が全額返金される。ただし、応募資格は20代のみ(月額6,600円から利用できる)。 |
受講場所 | オンライン対応のため自宅から可能(全国、海外対応) |
無料体験 | 40分の無料カウンセリングが受けられる |
コードキャンプ は、利用者が2万人を超える業界最大手のプログラミングスクールです。
他スクールにない最大の特徴は、現役エンジニアのプライベートレッスンを受けられ、月額5万円で受講できます。オンライン制なので、地方や海外に住む人も利用できますね。
また、転職支援を受けられるコースもあり、20代ならば無料で利用できます。
参考:【コードキャンプ】デメリットや評価|費用、無料転職支援の条件
その3:20代なら無料で利用できる「プロエンジニア」
人気コース | Java・PHPプログラミング研修(実践型60日) |
---|---|
受講後のスキル | Javaを用いて簡単なWEBサイトをひとりで制作できるレベル。製作したアプリを武器にIT企業へアピールできる。 |
学べる技術 |
60日間のレッスン後に就職活動を開始する |
授業形式 |
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利用対象者 |
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費用 |
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デメリット |
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メリット |
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無料コース | 20代は無料で受講できる |
受講場所 |
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無料体験面談 | 無料で体験レッスンに参加できる
公式サイト:【完全無料プログラミング研修&就活塾】 |
プロエンジニア(ProEngineer)は、20代、第二新卒、フリーターが完全無料で利用できるプログラミングスクールです。
他のスクールにない最大の特徴は、卒業後の就職先の企業が3500社以上、受講生の96%が正社員で採用されます。無料で利用できる理由は、IT企業からの協賛金で成り立っているからです。
レッスン受講後に就職を断念しても、罰則やペナルティは発生しません。ただし、スクール(半蔵門研修センター、池尻研修センター、霞ヶ関本社)に通学できる20代が対象です。
参考:【プロエンジニア】悪い評判|20代限定、就職先の求人は3500社以上
▼▼1円も料金が発生しない完全無料のスクール3校▼▼
- 『ProEngineer』コロナ禍でも残っている、貴重な無料スクール
- 『ITCE Academy』宿泊施設も無料、1ヶ月でSEになれる
- 『TECH::EXPERT』30代でも転職保証が受けられる(有料)
<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐ行動を開始してください。
世界経済が本格的に悪化すれば、無料スクールの多くも閉鎖します。実際に、コロナによる経済悪化で、スクールの数は激減していますね。プロエンジニアは、24年4月現在も無料を維持してる数少ないスクールです。
公式サイト:『プロエンジニア』(無料相談の登録まで30秒)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」でIT求人を探してください。世界経済が悪化する状況では、1日も早く就職先を見つける方が安全です。プログラミングは未経験で就職しても、月20万円の手取りを貰いながら研修や実務で学べます。
ただし、通学しなくてもIT企業に就職できる
出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼
- 『マイナビエージェント』業界経験がないIT未経験者に強みがある
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
まとめ:プログラミングスクールの相場
- 最安値で月3万円、最高値で月15万円を超えるスクールがある
- 就職が前提であれば、無料で受けられるスクールもある
- 独学だと数千円で学べるが、挫折するリスクは高い
- 専門学校を利用すると、年間で100万円を超える
- 職業訓練校は、半年で1〜20万円と安く受講できる
プログラミングスクールの相場は、月3〜15万円です。いずれにしても、決して安くはない出費ですよね。基礎スキルを身につけるのに3ヶ月必要なので、9〜45万円の費用が掛かります。
個人的には、プログラミングを学ぶ目的がエンジニアに転向することならば、無理にスクールを利用する必要はないと思います。なぜならば、IT企業に就職すれば月に20万円の給料を貰いながら、プログラミングスキルを習得できるからです。
今後の長いキャリアを考えると、1日も早く企業に就職した方が良いですね。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
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