「未経験からでもテストエンジニアを目指すキャリアパスがあるのはご存知ですか?」
「システムエンジニア=正社員」と考えている方は多いですが、現在は正社員を目指すだけがエンジニアのキャリアパスとは限りません。
その理由は、IT業界の人材不足を理由に派遣やフリーランスの時給が高騰しているからです。テストエンジニアで紹介して貰える案件は、安くても時給が「2000円」、高いものだと「3000円」、平均して「2500円」の求人を紹介しています。
20代未経験者がシステムエンジニアを目指した場合、手取りが20万円に届かず残業代が付かないようなIT企業もあります。月給30万円でも100時間残業したら、時給は「1200円」に届きません。
時給「2500円」で計算すると1日8時間働いた場合、月給は「40万円」になります。残業時間がほぼゼロでこの給料です。
テスト専門のエンジニアは開発者と比較して負担が少ない(残業がない、時間給が高い)というメリットがあります。また、未経験でテストエンジニアから入り、プログラミングを習得しながらエンジニアを目指すというキャリアパスもあります。
【ソフトウェアジョブズの特徴】
- テストエンジニアに特化した紹介サイト
- テストエンジニアのスペシャリストを目指す
- 月の報酬は「35〜45万円」が最多
- サイトの登録者数が「5100名以上」
- 未経験者向けにポテンシャル採用がある
記事の内容を簡単に知りたい
メリット1:未経験者からでもテストエンジニアを目指せる
「未経験者からでもテストエンジニアを目指すことは本当にできますか?」
ソフトウェアジョブズに電話で問い合わせたところ、基本的には経験者を対象にしているサービスだということを説明されました。ただし、業界未経験者向けにポテンシャル採用という枠でスキルアップをサポートし、未経験者可の求人があれば紹介してくれます。
ポテンシャル採用枠を利用すると、2ヶ月間の研修が行われテストエンジニアとして基礎を学び就職していくことになります。応募者は無料で研修を受講でき、かつ給料を貰いながら学ぶことができます。
また、プログラミングスクールなどでプログラミングの経験があれば、採用されやすくなるようです。近年は未経験者の方でもプログラミングを無料スクールで学び、IT業界に転職していく方が増えています。興味がある方はこちらを参考にしてみてください。
メリット2:テストエンジニアを目指す理由
「なぜシステムエンジニアではなく、最初からテストエンジニアを目指すのですか?」
現在、ITソフトウェア開発の市場は15兆円あると言われていますが、実はその開発工程の3割をテスト業務が占めています。
システムエンジニアを目指すというと、IT企業に正社員として入社するのが一般的なキャリアパスですが、現在は状況が大きく変わっています。というのも、派遣やフリーランスの時給が高騰しているからです。
ソフトウェアジョブズで紹介している案件を見えると、時給が「2500円」以上で、月収に換算すると「40万円」を超える案件がたくさんあります。つまり、IT未経験者でも年収が480万円を超える選択肢があるということです。
実は20代後半で開発案件に就くエンジニアも、テストエンジニアの道を目指す人は最近増えています。次の理由があります。
- 結婚を機に負担の少ない仕事を選択したい
- 正社員だと責任が重く定時に帰るのが難しい
- 仕事よりも家族と過ごす時間を増やしたい
- 本業以外でもサイドビジネスのための時間を確保したい
メリット3:テストエンジニアへ転向した方
「どのような方がソフトウェアジョブズを利用していますか?」
ソフトウェアジョブズでは、テストが未経験の方、開発業務で残業が多い方、結婚を機に一度この業界を退職した方が利用しています。
例1:明確なキャリアアップができ年収アップ
今でこそテスト設計の仕事に就くようになりましたが、テストの仕事は未経験から始めました。
「テスト・評価」の仕事は認知度の高いものも多く、そういったシステムを公開前に触れることのできる楽しみや、バグを発見した時の嬉しさなどもあります。最初は不安も大きかったのですが、どうすれば業務を行なえるか、業務に見合うスキルアップはどうすればよいか、といった点をコーディネーターの方より丁寧に教えていただけたことで、最初の案件も問題なく完了できました。
実際にテスト設計の仕事をすることで、収入も1.5倍以上に上がったように思います。
例2:開発業務で残業時間の多さを解決できた
今まで、開発の業務に携わっておりましたが、残業時間の多さや、将来への不安によって不満が募り、一度思い切って転職してみようと思い、テスト・評価の仕事に就きました。当初、簡単な項目の作成と実施だけかと考えていましたが、実際作業を行ってみると第3者検証の深さ(ユーザビリティ)には多くの発見と、驚きの連続でした。
開発という自由性も良いですが、テストの必要性やクリエイティブな魅力に気づきました。以前の業務よりも残業時間も少なく、そしてなによりもこの仕事へ誇りを感じており、これからも向上心を持って取り組もうと思います。
例3:結婚後に職場復帰ができた
主婦です。元々、開発やテストのお仕事をしていましたが結婚を機に退職しました。
現在はテスト設計~実施を行っていますが、期間が決まっているので勤務がしやすかったし、実施のみの1週間などは自分に合っているなと感じました。
メリット4:ソフトウェアジョブズの特典やサポート
「ソフトウェアジョブズはどのような特典やサポートがありますか?」
ソフトウェアジョブズは派遣として働くことになりますが、正社員のようなサポートを受けることができます。
- 社会保険料の負担が「3万円」軽減できる
- 医療費が高額になった場合自己負担額を「6万円」軽減できる
- 人間ドックが格安で利用できる
- 保養所の割引や補助金「3500円」が出る
- 年に1回健康診断と予防接種が無料で受けられる
- 年次有給休暇を付与してもらえる
- 育児介護休業制度がある
- 研修や勉強会、教材や書籍の無料貸し出しOK
また、ソフトウェアジョブズが出版した「ソフトウェアテストの教科書」も無料で頂くことが出来ます。
メリット5:サービスをすべて無料で受けられる
ソフトウェアジョブの利用はすべて無料で受けることができます。登録はインターネットからで30秒で登録できます。
サービス利用の流れ
- インターネットからの登録(24時間受付)
- 登録後にキャリアエージェントと面談する
- 面談の場で案件を紹介してもらう
- 双方合意ができたら就業開始する
現役エンジニアのワンポイント
ソフトウェアジョブズは、テストエンジニアのスペシャリストを目指す人材紹介サービスです。少し前までは派遣というと、「不安定で給与が安い」というイメージが強かったですが、業界の人材不足を背景に状況は大きく変わっているようです。
テストエンジニアで時給「2500円」で計算すると1日8時間働いた場合、月給は「40万円」になります。残業時間がゼロでこの給料です。20代でも年収500万円を目指すのは難しくありません。
時代は大きく変わったんだなと思います。
わたしが20代前半の頃は、客先常駐で残業がつかないところで長時間労働をしていました。正社員とは名ばかりで実際には派遣と変わらず、派遣先と自社の間には中間マージンを取るだけの企業もありました。
毎日14時間くらい会社にいたので、時給に換算すると1000円前後。その後、転職することで条件の良い企業で働くことができましたが、この時期は精神的にも肉体的にも辛かったです。
もしも20代でこの世界でスタートをきるなら、正社員よりも派遣やフリーランスを最初から目指した方が良いのかなとも思ってしまいます。また、未経験でテストエンジニアから入り、プログラミングを習得しながらエンジニアを目指すというキャリアパスもあります。
もちろん、正社員の道を目指すか、派遣やフリーランスを目指すかは各個人のライフプランによって大きく変わってきます。どちらが優れていてどちらが劣っているという話ではありません。
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