プログラミングができると在宅や週3日労働ができるのか!?現実的には難しい理由と在宅で働ける条件とは?

「プログラミング関連の広告をみると、プログラミングを習得すると在宅(リモートワーク)で自由に働けるという宣伝を見かける機会が多くなりました。本当にプログラミングを習得すると実現できるのでしょうか…?また、初心者にはハードルが高いと思っていますが実際にはどうなのでしょうか…!?」

ITエンジニアはパソコンとインターネットさえあればできる仕事なので、リモートで働きやすい職業であることに間違いはありません。工場勤務や営業職、介護や看護などの一般的な仕事よりも、場所には依存されにくい職種であることに間違いないですよね。

ただし、「プログラミングができる=在宅で働ける」というほど甘くはないのも事実です。人材不足に悩むIT業界はエンジニア不足を解消するために、「在宅ワーク」や「週3日労働」を受け入れる企業も増え始めています。けれど数としてはそれほど多くはないし、エンジニアに求められるスペックも高い傾向にあります。

「フリーランス」や「人材派遣会社」の広告で「在宅ワーク」や「週3日労働」を押している企業は、エンジニアを集めるために宣伝で使っている可能性が高いですね。

ここでは、在宅などのリモートワークでエンジニアが得られるメリット、在宅で働くための方法、またプログラミング初心者では現実的に難しい理由についても紹介します。

在宅(リモートワーク)のメリットとは!?

「どうして在宅ワークが若い人を中心に人気があるのでしょうか!?」

会社に通勤せずに自宅で働きたいという需要は大きいですよね。なぜなら、在宅で働くことができれば次のようなメリットがあるからですね。

  1. 都内勤務ならば満員電車から解放される
  2. 通勤時間(1〜2時間)を節約する事ができる
  3. 家賃が安い郊外や地方に住む事ができる
  4. 好きな時間に仕事ができ、好きな時間に休む事ができる
  5. 海外旅行しながらでも働くこともできる(簡単ではないけれど)
  6. 家事や育児をしながらでも働く事ができる
  7. プログラミング系の仕事以外にも副業がしやすい

最近では、会社組織に縛られたくないと考えている20代の若い人を中心に、「WEBライター」、「イラストレーター」、「ブロガー」、「アフィリエイター」などの仕事で生計を立てたい人が増えていますね。パソコンとネットがあれば在宅(リモートワーク)で働ける「プログラマー」も、同じような理由で人気がありますね

10数年前と比較すると、ITエンジニアが在宅ワークを実現しやすい環境はすでに十分揃っていますよね。

スカイプなどの音声会話ツールを利用すればお互いのPC画面を共有できるし、クラウドサービスなどを利用してクラウド上でプロジェクトやソースコードを管理することで、場所という制限はなくなりつつあります。

実際に私が在籍している企業でも、海外の開発拠点を使いシステム開発をしていますが場所という概念はなくなりつつあります。私とプロジェクトマネージャー以外の開発メンバーは全員外国人、ということも普通にあります。日本の長期連休でも海外では普通に営業日ですから、進捗を確認するために休日でも開発メンバーがいるグループチャットに繋げることもあります。そういう経験があると、連休が終わっても会社に行かずにこのままリモートで働けるのではないかとも思ったりしますよね。

必要なときだけ会社に行き、そうでなければ自宅に居ながら働くなど。ただ、周りの目もあるので実際には難しかったりします。

在宅(リモートワーク)で働く方法とは!?

「プログラミングを習得して在宅で働くためにはどうすれば良いですか!?」

ITエンジニアが在宅で働くためには次の4つの方法があります。

方法1:在宅ワークOKの求人に応募する

転職エージェントの求人を見ていると、フリーランス系の仕事で「在宅ワーク」や「週3日勤務」という求人を紹介しています。「在宅ワーク」で働くためには、在宅ワークOKの求人に応募する方法ですね。

ただし、冒頭でも紹介した通り現在IT業界は人材不足ですから、エンジニアを集めるために人材紹介会社が「宣伝」として利用しているだけの可能性も十分にあります。私は過去に人材派遣会社に登録して直接確認した事があるのですが、「在宅ワーク」や「週3日勤務」は数としては非常に少ない事、また最初は現場に出て働いてからクライアント先によって検討してもらうという風に説明された事があります。

分かりやすくいうとただの釣り案件だったという事ですね。

なので、転職エージェントの求人をみても過度に期待しない方がいいかもしれません。「経験者」でもこんな感じなので「プログラミング初心者」でいきなり「在宅ワーク」の案件を紹介してもらうのは難しいですよね。

方法2:現職の企業と直接在宅ワークを交渉してみる

もうひとつは働いている企業から、在宅ワークできないか直接交渉してみる事です。

この場合は、すでに信頼関係がある企業ですので、条件次第では受け入れてくれる可能性は十分に高いです。実は私は前職を退社する旨を上司に伝えた時に、在宅でも働けないかと打診された事があります。現在IT企業は、どこも人材不足なので在宅でも良いから仕事を続けてほしいと思っているんですよね。

新しい人材を採用するのは、採用コストも教育コストも掛かります。また、経験者を採用したとしても自社のルールや働き方、クライアントのビジネスモデルを覚えてもらう必要がありますから、決して楽ではないですよね。

人材紹介会社に在宅ワークの案件を紹介してもらうよりも、現職で働いている企業に打診してみる方が可能性は高いと思います。女性であれば家事や育児もあるので男性よりも交渉しやすいですよね。男性でも育児休暇を取る人も増えているくらいなので、以前よりも交渉しやすいかもしれません。

方法3:クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシング(英語: crowdsourcing)とは、不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。 このプロセスは多くの場合細分化された面倒な作業の遂行や、スタートアップ企業・チャリティの資金調達のために使われる。

参考:wikipedia

クラウドソーシングを利用して案件を受注する方法もあります。クラウドソーシングでは、「プログラミング関連」の案件も多数投稿されています。クラウドソーシングを代表する「クラウドワークス」や「ランサーズ」も右肩上がりで成長していますので、取り扱う案件数は年々増えています。

  • クラウドワークの依頼総額は「212億円」、クライアント数は「6万社」
  • ランサーズの依頼総額は「67億円」、クライアント数は「2万2000社」

しかし、クラウドソーシングはオンラインに繋がる不特定多数の相手と契約を結ぶことになるので、まだまだ課題が多くトラブルになるケースも多発しています。

例えば、企業に発注すれば「500万円」で依頼するようなWEBサイト構築の案件が「10〜30万円」で投稿されていることも頻繁にあります。投稿する方はITに関する知識が皆無で、かつ不特定多数の相手に依頼するわけですから、このようなケースは他にもたくさんありますね。

ネット上で簡単に仕事を受注できるメリットがありますが、デメリットは単価が安くトラブルに発展しやすことです。利用するのであればその点を注意しましょう。

ただ、高評価を得ると単価が高い仕事も受注しやすくなるので、必ず駄目だとは言い切れないですね。有料クラインと契約する事ができたら、在宅ワークはかなり現実的なものになりますね。

方法4:オンラインスクールの講師を目指す

ある程度経験が必要になりますが、オンラインスクールの講師を目指すのが意外と現実的な方法ではないかと個人的には思います。オンラインスクール でプログラミング習得したい人は増えていますから、講師もオンラインを利用して働く事ができます。

時給は「2000〜2500円」自宅に居ながらでもできてしまうので、かなり時給単価が高い割の良い労働ですよね。そのため、現役のエンジニアでも利用している人もたくさんいます。これだけしか収入源がないと生活は不安定になりますが、複数収入源を持っている人であれば生活を安定させる事が可能です。

在宅(リモートワーク)が現実的に難しい理由とは!?

「利用者側にメリットがあるのはわかったのですが、では企業側は在宅ワークのことをどう考えているのでしょうか!?」

在宅ワークを利用する側からみたらメリットはたくさんあります。通勤する時間が節約できる、好きな時間に働けて好きな時間に休めたりしますよね。しかし、企業からみたら作業者の顔が見えない在宅ワークは得られるメリットは、実はほとんどありません。具体的にいうと次のようなリスクがあります。

  1. スケジュールが遅れるリスク
  2. 品質が期待する水準に達しないリスク
  3. 顧客情報などが漏洩するリスク
  4. 社内のネットワークがウィルスに感染するリスク

海外の開発拠点を利用するIT企業は増えていますが、基本的にはプロジェクトの開発メンバーはひとつの場所に集めた方が作業効率は上がりますよね。情報が共有しやすく、メンバーの管理もしやすいので。また、社内と社外のネットワークを繋ぐことになるので、セキュリティのリスクも高まります。個人で使用しているパソコンと社内のネットワークは繋げたくありません。

リスクがあるなかでも在宅ワークを許可している理由は、企業がその特定のエンジニアに多少のリスクを背負ってでも働いてほしいからですよね。つまり、すでに信頼関係があり優秀なエンジニアだと認められる事が前提条件としてあります。

それでも在宅(リモートワーク)を実現するためには!?

どうでしょうか!?「在宅ワーク」や「週3日労働」の案件が以前よりは確実に増えていますが、それでも現実的にはまだまだ難しいというのが理解して頂けたのではないでしょうか。

ただし、今後はますます人材不足が加速していきますから、エンジニア不足を解消するためにも柔軟な働き方を認めざる負えない企業は今後も増えてくるのは間違いありません。

現時点でも「17万人」のIT技術者が不足していますが、2020年には「30万人」、そして2030年には「59万人」のエンジニアが不足すると経済産業省は予測しています。すでに有効求人倍率は「3倍」を超えていますが、このままいくと「9倍」を超えるかもしれないですね。

参考:IT業界がかつてない人材不足に苦しむ理由とは?

また、クラウドサービス(AWS)などテクノロジーの進化により、場所や時間という概念はより一層なくなると思います。セキュリティや個人情報などの課題も徐々に改善していきますね。

現在のひとつの場所に労働者全員が集まる働き方に疑問を感じる人も増えていますね。例えば、都内の通勤電車をみていると明らかに人が溢れています。職場の近くに住むと家賃は「10万円」を超える、郊外に住むと通勤時間で「2時間」消耗する人もザラにいます。(我慢大会みたいですね

これは明らかに非効率的ですよね。在宅ワークが実現できた場合、1日に自分の時間が2時間も増えるわけですから人生の選択肢は大きく広がります。この2時間を仕事に費やすこともできるわけですから企業としてもメリットがありますよね。

将来的に在宅ワークで働くためには、まずはしっかりと技術力やプログラミングスキルを磨く事が重要です。ゼネラリストの道に進んでしまうと、スケジュールや人材を管理する側に回るので在宅が難しくなります。そのためにも、高いレベルでプログラミングスキルを磨くのは必須条件になります。

そして、現職の仕事をしながら着々と人脈を築いていく必要があります。在宅ワークで働くためには誰かが仕事をアサインしてくれないといけないわけですから、人脈が重要になります。現職の仕事に慣れたらまずは少しだけでも良いので自宅で簡単にできる仕事を受けてきましょう。本業以外のプログラミングスクール の講師でも良いし、プログラミング系以外の副業でも良いですね。収入源を複数持つことでリモートワークしやすい環境を作る事が可能です。

プログラミングができると在宅ワークできるのかまとめ

まだまだ課題としてはたくさんありますが、今後在宅ワークは進んでいくと思います。

安易にプログラミングができれば、リモートワークができると進めたいわけではないですが、テクノロジーの進化やIT業界の人材不足の現状を考えると、その方が社会的にメリットが大きいと思うからです。

冷静に考えて、ネットとパソコンがあればできる仕事で毎日決まった時間に決まった場所に出社する必要はないですよね。満員電車で通勤電車に1時間揺られている姿をみると、できるなら改善していった方が良いと思います。現状は在宅という働きた方が実現可能かどうかすら議論もされていないですね。

何れにしても、高いプログラミングスキルを磨くは必須になるのでしっかりと技術を習得していきましょう。

→ 初めてのプログラミングは何をすれば良い!?必要な勉強時間の目安や効果的な学習方法について

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