プログラミングは理解できないから辞めたい|難しい理由と対策方法

プログラミングは、独学で学ぶと9割が挫折するほど難易度が高いです。未経験で勉強している人から、このような声をよく聞きます。

  • 「プログラミングは、難しすぎて自分にはやっぱり無理だった」
  • 「プログラミングができるのは、理系を卒業した1部の人だけでしょ」
  • 論理的思考は、自分で鍛えることはできない」

結論から伝えると、プログラミングは確かに難しく、多くの人が挫折します。しかしながら、挫折者が多い一方で最後までやり遂げる人がいるのも事実ですよね。

両者を分けるのは、正しいやり方を知っているかどうかです。

実際に、プログラミング未経験でIT企業に就職する人は多いが、開発に必要な基礎知識を全員が身につけます。私が未経験で入社した1社目の会社では、30名の未経験者がいましたが、全員が期間内に研修を終わらせ、それぞれの開発現場に配属されました

その理由は、近くに教えてくれる先輩社員がいるからです。独学でも最後までやり遂げる人は、必ず質問する相手、もしくはロールモデルとなる人物がいますね。

ここでは、プログラミングが未経験者に難しい理由、それから挫折を防ぐための対策方法を紹介します。

プログラミングを学びたい人向け
  1. 未経験者にプログラミングが難しい理由は?
  2. プログラミングができない人の対処方法は?
  3. プログラミングを挫折せずに学ぶためには?

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参考:未経験者が無料で受講できるプログラミングスクール まとめ

未経験者にプログラミングが難しい理由は?

私は、社内研修で新人にプログラミングを教えています。また、未経験の知人からも、プログラミングで相談を受けることもあります。この経験を通じて、未経験者はみな同じ場所でつまずいることがわかりました。

では、どのような理由で私たちはつまずくのでしょうか。

その1:最初の環境構築でつまずく

プログラミングに入る最初の段階、環境構築の段階でつまずく人が多いです。環境構築(ソフトのインストール、設定ファイルの変更など)が、初心者に難しい理由は次の通りです。

  1. 情報提供者と私たちのPCやOSの環境が違う
  2. 参考書籍やネットの情報が古く、いまと若干環境が異なる
  3. プログラミングエラーではないため、ダメな理由を特定しにくい

私は企業に就職する前に、独学でプログラミングを勉強したことがあります。たった2ページの参考書籍通りに、環境構築するだけでも2日も費やしました近くに質問できる人がいなければ、この段階で早々に挫折します。

その2:プログラミングエラーが解決できない

環境構築が無事にできたら、まずは参考書籍やネットのサンプルコード通りにコーディングしますね。その次の段階で「エラーが解決できずにそのまま諦めてしまう人」も多いです。

エラーコードは、パターンが決まっているので、場数を積むほど理解できます。しかし、初学者はあまりのエラーの多さに戸惑いますね。

私が人生で初めてコンパイルした時は、1度に20箇所以上のエラーが表示されました全てのエラーを解消するだけでも、3日間も費やしました。それくらい、プログラミングを始めた頃は、何が悪いのかわからないからですね。

エラーコードを解決する方法は、エラーで表示される文字をそのままグーグル検索すること、それからコードを少しずつコンパイルすることです。1度に動かすと、どこでエラーが発生しているのか特定できないからです。

その3:1度に理解しようとして手が止まる

プログラミングに挫折しやすい人は、1度に全ての意味を理解しようとします。プログラミングを理解するためには、わからないまま次のステップに進む勇気も必要です

例えば、私たちは毎日12時間英語を勉強しても、突然外国人と話せるわけではありません。にも関わらず、最初から完璧な英語を話そうとすると、かえって何も会話できないまま終わります。

短期間で英語が話せる人は、文法や単語がわからなくてもまず会話します。会話することで、知識が増えアウトプットできることを知っているからです。理屈や意味を考えるのは後からいくらでもできます。

プログラミングも語学と同様に、まずは慣れることです。頭で考えるよりも、手を動かして身体に身につけることを考えましょう。

その4:クラスやオブジェクトなど概念が理解できない

プログラミング初心者が挫折しやすいポイントは、予めわかっています。

  1. C言語であれば、ポインタ、メモリ、アドレスが難しい
  2. C++やJavaでは、オブジェクトの概念が難しい
  3. クラスや定義、共通処理を作る意図がわからない

難しいと感じたら、無理に理解しないことも重要です。理解できないという事は、まだ脳がプログラミングに慣れていないだけですよね。

例えば、クラスやオブジェクトの概念というのは、私たち初学者を混乱させるために作っているわけではありません。以前は、クラスやオブジェクト化は存在しなかったけれど、それを活用した方がプログラミングがスムーズに進むからです。

プログラミングに慣れてくると「オブジェクト化はこのためにあるんだ」と理解できる日が突然来ます。それは、私たち自身が成長したからですね。

その5:論理的に考えられない、苦手意識がある

たくさんの未経験者にプログラミングを教えてきましたが、できない理由を探す人が多いことにいつも疑問を感じます。

  1. 論理的思考能力がないから自分には無理だ」
  2. 「あなたは理系出身だから、プログラマーになれたんですよね」
  3. 「昔から数学や物理は苦手だった、だから自分には向いていない

確かに、プロフェッショナルレベルのプログラマーになるためならば、努力の他に特殊な才能も必要です。しかしながら、そのレベルの人材は、IT業界で働くSEにも1割もいません

ぶっちゃけ、プログラミングの基礎程度の知識ならば、高校を卒業していなくても、誰でも理解できます実際に、小学生や中学生でゲーム感覚でプログラミングを書いている人はたくさんいますよね。

私は過去の経験上、自分には無理だと考えている人には教えないことにしています。なぜならば、まず無理だと考える人は、常に自分にできない理由を探すからですプログラミングに限らず何を選択しても、100%習得できないですよね。

IT業界で働いている人の4割は、実は文系出身者です。

参考:文系・未経験でも新卒からSEに就職できる?|文系が4割を占める

プログラミングができない人の対処方法は?

プログラミングに苦手意識を持っている人のために、その対策方法を紹介します。

その1:手を動かすことだけに集中する

プログラミングを学ぶためには、まずはサンプルコード通りに手を動かすことだけを考えましょう。

語学と同じで、声に出して英語を話すことで、次第に脳が英語に慣れるからです。英語が話せる人は、会話をしながら頭の中で英語から日本語に変換していません繰り返し反復練習することで、脳が自動変換してくれるからです。

プログラミングも同様に、手を動かすことで脳内に処理をインプットしてくれます。次の処理を頭で考えるのは、プログラミングに慣れてからです。

その2:動画サイトのドットインストールで学ぶ

参考:「3分動画でマスターするドットインストール

手を動かして慣れるためには、無料動画サイトの「ドットインストール」がお勧めです。

文章ではなく、視覚と聴覚を使い動画で理解するので、記憶に残りやすいです。また、開発環境から始まり、コーディング、動作確認、機能の改修まで解説されています。動画のコーディングを真似るだけなので、誰でも簡単に理解できます。

その3:プログラミングは楽しく学ぼう

プログラミングを勉強するために、わざと難しそうな参考書を手に取り、苦行のように耐える人も多いです。辛いことが好きな人はいないので、すぐに挫折してしまいますね。

「難しい本=良書」ではないことに注意してください。

書籍を購入するコツは、初学者にも簡単に理解できて、純粋に楽しく学べそうなものを選択します。難しい書籍やもっと深く知りたいと思ったら、その都度購入すれば良いですね。

 

その4:身近に質問できる相手を探す

独学で学んだ場合、9割以上がプログラミングで挫折します。しかし、未経験でIT業界に入社し研修を受けたら、ほぼ全員が挫折せずに乗り越えられます。

その最大の理由は、わからないときに教えてくれる現役の先輩社員が必ずいるからです。彼らもゼロからプログラミングを学ぶ苦労を知っているので、つまずきやすいポイントを知っています。

プログラミングを学ぶと決めたら、近くに質問できる友人や知人がいないか確認してみましょう。

その5:無理だと思ったら諦める

プログラミングがわからなければ、無理に勉強する必要はありません。

近年は、プログラミングは必須スキルになったと言われ、ITに苦手意識がある人は肩身の狭い思いをしてます。しかし、世の中の9割の人は、たとえプログラミングができなくても、生活に支障を与えることはないですね。

無理にプログラミングを学ぶよりも、自分ができることに最大の労力を費やした方が良いですね。

プログラミングを挫折せずに学ぶためには?

プログラミングは、最も挫折が高い習い事と言われています。3ヶ月以内に挫折する確率は90%を超えます。では、挫折しないでスキルを習得するために、私たちはどうすれば良いのでしょうか。

その1:ネット動画を参考に独学で学ぶ

プログラミングを学ぶ際には、まずは独学で学ぶことを最初に考えましょう。お金を出せば有料サービスやプログラミングスクールで教えてもらえますが、自分で悩んで考える時間が1番大切だからです。

自分で学ぶ意思が弱い人は、プログラマーには向いていません独学の最大のメリットは、少ない初期費用で学べることです。

段階ごとにステップを踏むのが良いですね。

  • ステップ1:初心者が学びやすい言語を選択する
  • ステップ2:基礎知識は専門書籍から体系的に学ぶ
  • ステップ3:参考書籍や動画のコードをひたすら書く
  • ステップ4:オリジナルの成果物を製作する

参考:未経験から独学でプログラミングを学びたい|挫折のリスクや対策

その2:プログラミングの無料スクールを利用する

独学は初期費用が掛からない反面、挫折するリスクが高いです。プログラミング未経験の9割が挫折すると言われていますね。

IT企業へ就職することが、プログラミングを勉強する目的であれば、無料で受講できるスクールも選択肢に入れてみましょう。人材不足に苦しむIT企業が授業料を負担してくれるので、私たちは無料でスキルを習得できます

プログラミングスクールを利用するメリットは、次のものがありますね。

  1. 実践的なスキルを習得でき、2〜3ヶ月でオリジナルアプリを製作できる
  2. オリジナルアプリやWEBサイトのURLを履歴書に貼り、優良企業にアピールできる
  3. 転職支援が付き、無料で利用できるプログラミングスクールがある
  4. 日中から通うことができ、他の通学制と共同でシステム開発ができるスクール
  5. 会社員でも就職できるように、夜間に対応しているスクールもある

参考:【全額無料で受講できる】お勧めのプログラミングスクール3校の比較

その3:IT企業に就職し、プログラミング研修で学ぶ

無料スクールを利用するのもひとつの手ですが、実は私たちはプログラミング未経験でもIT企業に就職できます。現在現役で働くエンジニアの9割は、プログラミング経験がない状態で企業に就職しています

私も未経験で入社しましたが、社内研修のおかげでキャリアを築けています。

現役SEが挫折せずに乗り切れるのは、社内研修後もプログラミングを教えてくれる先輩社員が側にいるからです。プログラミング経験がなくても、就職できるのであれば給料を貰いながら学んだ方が良いですよね。

社内研修で学ぶことで、具体的には次のメリットがあります。

  1. 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
  2. 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
  3. 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを教えてもらえる
  4. 就職した企業に必要なスキルを中心に、重点的に学べる
  5. 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる

IT業界に就職して、これからの長いキャリアの事を考えると、1日も早く企業に就職した方が良いですね。

▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼

  1. 全国に拠点があり20〜30代が利用するリクルートエージェント
  2. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT
  3. 2ヶ月以内に転職したい人向けワークポート

個人的に1番のお勧めは、マイナビです。過去に利用してブラックから優良企業に転職できたからです。転職後は「海外勤務」や「海外出張」も経験でき、4年で年収は300→520万円まで増えました(マイナビの評価はこちら)。

ワークポートは、営業力に強みを持ち最短1ヶ月で転職する人もいます。ただし、扱う求人の質が大手2社より落ちるのが難点です(ワークポートの評価はこちら)。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

まとめ:プログラミングができない人の対策

プログラミングが難しい理由
  1. 最初の環境構築でつまずいて、プログラミングができない
  2. 大量に発生したコンパイルエラーを解消できない
  3. 1度にわからないことを、無理に理解しようとして手が止まる
  4. クラスやオブジェクトなど、概念が理解できない
  5. 論理的に考えられない、昔から苦手意識がある

プログラミングは、独学で学ぼうとすると、9割が挫折すると言われています。それくらい難易度が高いからですね。しかしながら、挫折せずに最後まで習得する人が、たくさんいるのも事実ですね。

両者の違いは、近くに質問できる人がいるかどうかが大きいです。ロールモデルとなる先輩社員や知人がいれば、必ず最後までやり遂げられます

プログラミングを学ぶ動機が、エンジニアに転向することならば、私たちは企業に就職した方が良いですね。なぜならば、20万円の給料を貰いながら、プログラミングスキルを確実に習得できるからです。

1日も早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は転職有効求人倍率が「6倍」を超えるほど景気が良いですね(転職求人倍率レポート(2018年4月))。業界全体の求人倍率が2.36倍なので、他業種の3倍も求人が余っています。

そのため、書類を送付すれば、誰でも書類選考を突破できます。

しかしながら、この状況がずっと続くわけではありません。

IT企業は外国人SEを大量に採用し、日本政府は移民を受け入れる準備も進めています。また、前回の金融危機から10年が経過し、経済危機が発生する可能性もありますね(不景気のサイクルは7〜8年周期)。

アメリカのダウ平均は、2008年の金融危機直前に14,000ドルの過去最高値を付けました。一時8,000ドルまで暴落した株価は急回復を続け、現在は24,000ドルまで暴騰してます。トランプ政権の混乱や中国との緊張で、いつバブルが弾けてもおかしなくないと言われていますね。

再び、2009年のような深刻な不況に陥ると、有効求人倍率は1倍以下まで落ち込みます。落ちるときは、徐々に落ち込むのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。

そうなると、IT企業に就職したくてもできなくなります

  1. 教育コストが掛かる人材の採用をストップ、未経験者はIT企業に入社できない
  2. 有効求人倍率が1倍を切り、経験者も内定を獲得するための競争が激しくなる
  3. 人件費が安い外国人を大量に採用し、海外でシステムを開発する
  4. 日本人SEは、国内で開発経験が積みたくても積めない
  5. スキルが低い人材は、転職エージェントから支援を断られる
  6. プログラミングスクールの無料サービスが終了する

今は景気がいいからいつでも転職できると楽観的に考えるのではなく、1日も早くエンジニアになり専門スキルを身に付けましょう。スキルがある人材は、不況に強いのでリストラされる心配はないです。

2018年度(2019年3月末まで)中に、内定を獲得できるように計画しましょう。今の時期は、春入社に合わせて動く人が多いので、早めに行動しないと応募者が増えます。

応募者が増え担当者の負担が増えると、私たちの希望や条件に合致する適切な企業を紹介するのも難しくなりますね。

転職活動に必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます。

採用担当者が知りたい事にポイントを抑えて書くと、少ない時間で完成度が高い経歴書を書けます。

参考:【例文あり】SE未経験の自己PRの書き方|採用担当者が教える

業界未経験者向けの転職サイトはたくさんありますが、個人的には「マイナビエージェント 」が1番おすすめです。過去にマイナビを利用した事で、ブラックから脱出でき、社内開発、海外勤務、海外就職を同時に実現できたからです。

現在もマイナビに紹介してもらった企業で働き続けています。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる(当日か翌日)
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める
  6. 2〜3ヶ月で内定を獲得し、就職先の企業と相談して入社日を決める

まずは、自分にエンジニアの適性があるか見るためにも、エージェントに相談してみましょう。電話でも対応してくれるので、会社のお昼休みからでも気軽に相談できます。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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