「将来が安定しているから、手に職をつけられるから」このような理由でITエンジニアを目指す人が増加しています。しかしながら、「プログラミングをする職業」という理解だけで、具体的にどんな仕事をしているか説明できる人は少ないですよね。
- 「システムエンジニアは、毎日会社でどんな仕事をしているのだろうか?」
- 「システムエンジニアとプログラマーは、具体的に何が違うの?」
- 「システムエンジニアには、どのような職種があるの?」
- 「システムエンジニアの給与や労働時間は?」
「将来が安定しているからエンジニアになりたい」という安易な考えで就職すると、業界未経験者をターゲットにしているブラック企業に入社します。失礼な言い方ですが、無知な人ほど労働環境が悪い悪質な企業に捕まります。
ブラックを避けるためにも、まずはIT業界について理解を深める必要がありますね。
ここでは、システムエンジニアの仕事内容や、具体的な職種について詳しく紹介します。
- システムエンジニアの仕事内容とは?
- IT業界は情報処理サービスとWeb業界がある
- SEは8つの職種に大別できる
- システムエンジニアをもっと知りたい(平均年収、労働時間、必要な資格)
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<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
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記事の内容を簡単に知りたい
システムエンジニアとは?
ここでは、最も一般的なシステムエンジニアの仕事内容について紹介します。
その1:システムエンジニアの仕事内容は?
クライアントからシステム開発の依頼を受けて開発を行います。具体的には、次のようなプロセスで、システム開発が進んでいきます。
- クライアントから仕事を請ける、もしくは提案する
- システムで実現したいことを定義する(要件定義)
- システムの構造や方針、画面や機能を設計する(基本設計)
- 画面や機能など、具体的な実現方法を設計する(詳細設計)
- 設計書を元にプログラミングする(開発)
- 要件定義や基本設計を満たしているか評価する(評価テスト実施)
- システムが稼働し、問題なく動くことを確認する(運用期間)
しかながら、全てがこのプロセス通りに進められるわけではありません。
規模が小さいプロジェクトであれば、基本設計や詳細設計が同時に進んだり、詳細設計と開発が同時に進むこともあります。
最近のIT 業界の動向としては、変化が激しい時代に対応するために、よりスピードを重視した開発が求められています。そのため、大規模なシステム開発以外では、設計が簡略されることが多いです。
設計を重視せず小単位で実装やテストが繰り返される開発手法を「アジャイル開発」と呼びます。対して、全ての工程を順序よく進める開発手法を「ウオーターフォール開発」と呼びます。
その2:SEとPGの役割は?
システムエンジニアは、「IT全般のシステムに関わるエンジニア」と広義で使われることが多いです。
しかしながら、実際にはシステムの構築や設計を担当するコンサル、販売を担当するセールスエンジニア、プロジェクトマネージャやプログラマーなど、様々な役割のエンジニアがいますね。
システムエンジニア(SE)とプログラマ(PG)の役割は、このように分けられます。
- システムエンジニア:要件定義や設計を担当し、現場を指揮する人
- プログラマー:詳細設計や開発、テストを担当し、現場で実作業を行う人
工事現場で例えると、現場監督と作業員の違いと同じです。ただし、システムエンジニアとプログラマーに明確な境界線があるわけではありません。
システムエンジニアでもプログラミングすることもあるし、逆に要件定義や設計から入るプログラマーもいるからです。
私も現在の会社では、開発チームの担当者として設計フィーズから携わります。海外の開発拠点を使い開発の指揮を取りますが、自分でも機能を担当しプログラミングします。システムエンジニアなのか、プログラマーなのか、境界線を明確に設ける必要性はありません。
IT業界は2つの業種に大別できる
IT業界を理解する上で、重要なことがあります。
IT業界は、企業をクライアントにするか、ユーザーをクライアントにするかで、事業内容がガラリと変わります。前者は「情報処理サービス業界(SIer系)」と呼ばれ、後者は「インターネット・WEB業界」と呼ばれます。
両者は同じIT業界でも、別の業種と考えなければなりません。
その1:情報処理サービス業界
対企業向けにシステムを開発する業種の人たちを、「システムインテグレーター(SIer)」と呼びます。
SIerとは、システムインテグレーション(SI)を行う業者のことである。SIに「~する人」という接尾辞「-er」を付けてできた造語である。
システムインテグレーションとは、システムを構築する際に、ユーザーの業務を把握・分析し、ユーザーの課題を解決するようなシステムの企画、構築、運用サポートなどの業務をすべて請け負うことである。これらを行う業者がSIerである。
参考:Sierとは
SIer企業は、官公庁のシステムを開発するNTTデータ、NEC、日立、富士通などのソフトウェア企業も含まれます。
SIerは特定の取引先企業を持ち、クライアントの要望通りにシステムを開発します。
100人以上が携わる大規模システムを開発したり、中規模の業務用のWebシステムを開発したり、iOSやAndroidアプリを開発することもあります。SIerの利点は、大規模システムに携われることと、様々な開発環境で経験を積めることですね。
IT業界では情報処理サービス系が全体の8割を占めるため、システムエンジニアというと自然とこの業界を指します。
その2:インターネット・WEB業界
SIer系と対比して使われる言葉で、「WEB系」があります
Web業界は『インターネットを通じて提供するサービスを提供する会社』が属している業界のことです。最近はスマートフォンが普及してきたこともあり、インターネットで色々なことができるようになりましたね。
具体的にいうと、SNSアプリを開発するFacebookやTwitter、Eコマースを開発する楽天、ポータルサイトやソーシャルゲームアプリ、Eラーニングなど、エンドユーザー向けにシステムやサービスを開発する業界です。
WEB系に明確な定義があるわけではないですが、情報処理系と区別するために使われています。
WEB系は、システム屋であるSIer系と違い、ハイブリッドなエンジニアが求められます。サービスの企画や提案、マーケティング、ディレクターに近い仕事をする人もいます。
システムエンジニアを目指すのであれば、まずはSIerかWEB系に進むかを決める必要があります。
ネットの記事やコラムを読むと、SIerかWEB系で対立することが多いです。しかし、どちらが良いか悪いか正解はありません、自身の性格に照らし合わせた上で決断しましょう。
SEは8つの職種に分けられる
SIer系、WEB系以外でも、細かく分けると様々な職種のエンジニアがいます。
ITの業界経験がない人が、目指す方向性を考えるのは難しいですよね。
そのため、それぞれの職種で求められる人物像を簡単に紹介します。興味があると感じた職種があれば、それを深掘りしていくのが良いですね。
- SIer系:規模が大きいプロジェクトでマネジメントを経験したい人
- WEB系:競争が激しい業界で切磋琢磨したい人
- 社内SE:大手企業で安定した職場で働きたい人
- ネットワーク系:開発よりも社会インフラに興味がある人
- コンサル系IT:クライアントの問題解決に興味がある
- 品質管理:開発よりも顧客満足度を高めたい人
- 最先端技術:人工知能やクラウド技術など、最新技術に触れたい人
- 外資系、ブリッジSE:語学が得意で海外で活躍したい人
私自身は、SIer系出身のエンジニアです。
もの作りが好きで、社内でシステム開発ができるIT企業に就職しました。グローバルな環境で働きたいと思っていたので、業界経験を積みながら語学を学びます。海外に開発拠点がある企業だったので、「海外勤務」や「海外出張」も経験させてもらました。
このように目的が明確になるほど、ブラック企業を避けて企業に入社しやすいです。
システムエンジニアをもっと知りたい
ここからは、エンジニアのことをもっと知りたい人のために、1年目の給料や労働時間について詳しく紹介します。
その1:システムエンジア の平均年収は?
参考:30代前半(30~35歳)・ソフト系の平均年収は525万円(Tech総研)
専門職であるITエンジニアの給与は、他業種と比較して高いです。
Tech総研の調査結果によると、30代前半のソフト系エンジニアの平均年収は525万円。厚生労働省が公表する数値では、システムエンジニアの平均年収は547万円です(厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」)。
ただし、初年度からこれだけの給与を得られるわけではありません。また、ブラック企業に就職すると給料はスズメの涙しか増えません。
初年度の年収は300〜350万円が相場になります。普通のIT企業に入社できたなら、これくらいのレンジを想定しておけば良いですね。
- 初年度:年収300〜350万円
- 経験3年以上:年収400万円〜
- 経験5年以上:年収500万円〜
- 派遣やフリーランス:年収700万円〜(スキル次第)
私がこの業界で未経験で入社した時はブラックでした(ブラックだと年収は増えません)。
その後は社内開発できる企業に転職し、「海外勤務」や「海外出張」も経験できました。また、年収も順調に増え4年後に年収500万円を達成します。
参考:未経験で採用された1年目の給料は?|SEの平均年収は547万円
その2:月の労働時間はどれくらい?
IT業界は、長時間労働というイメージが強いですよね。
しかしながら、実際には世間で言われるほど悲惨ではありません。DODA(大手転職サイト)が現役のSE440人を対象とした調査結果によると、月に40時間未満残業する人は全体の69.8%です。
さらに、残業代を支給する企業は全体の84%を占めます。
- まったく残業はしない:6.4%
- 20時間未満:28.9%
- 20~40時間未満:34.5%
- 40~60時間未満:15.7%
- 60~80時間未満:6.0%
- 80時間以上:8.5%
世間で言われるほど、長時間労働ではないですよね。実際に、私も納期がない月は定時に帰ることの方が多いです。
ただし、ブラック企業に入社したら労働時間は際限なく伸びます。就職活動する際には、ブラックを避けて入社することを考えましょう。
その3:未経験者に必要な資格やパソコンスキルは?
未経験者ほど、資格やパソコンは重要だと考える人は多いですよね。
しかしながら、たとえ未経験でも資格はそれほど重要ではありません。むしろ、資格を重視する方が、ブラックに入社するリスクを高めます。
なぜならば、ブラックほど資格を好むからです。
- 資格取得を勧める企業は、社員を社外に出向させるだけのブラックが多いから
- 未経験者を外部に売り込むために、資格があると有利だから
- ブラックの役員や上司は営業職が多く、資格に価値がないことを知らないから
- 社内を評価する仕組みがないので、資格で優劣を付けるしかない
資格を取ってやる気を見せたい気持ちはわかりますが、面接の結果に左右されることはありません。
また、スマホが普及したことで、パソコンスキルがないことを心配する人も多いです。スマホネイティブユーザー は過半数を占める時代になり、受け入れる側はパソコンスキルがないことを前提に研修を行います。
その4:未経験で入社するとブラックに入社する?
未経験者は、経験者と比較してブラックに入社するリスクは高いです。
なぜならば、労働条件が良い企業は、経験者にも人気が高く競争倍率が高いからです。また、未経験者は応募できる企業の数が限られるので不利ですよね。
ただし、未経験者だからといって100%ブラックに入社する訳ではありません。
経験があってもブラックに入社する人もいれば、業界経験がなくてもブラックを避けてホワイト企業に入社する人もいます。両者にはどのような違いがあるのか、自分なりに研究してみましょう。
参考:IT未経験でもホワイトに就職したい|確実にブラックを避ける方法
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私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます。
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まとめ:エンジニアは具体的に何をする仕事?
- クライアントから仕事を請ける、もしくは提案する
- システムで実現したいことを定義する(要件定義)
- システムの構造や方針、画面や機能を設計する(基本設計)
- 画面や機能など、具体的な実現方法を設計する(詳細設計)
- 設計書を元にプログラミングする(開発)
- 要件定義や基本設計を満たしているか評価する(評価テスト実施)
- システムが稼働し、問題なく動くことを確認する(運用期間)
IT業界では、具体的にこのような仕事をしますね。
システムエンジニアとは要件定義や設計を担当し現場を指揮する人、プログラマーとは詳細設計や開発、テストを担当し、現場で実作業を行う人を指します。
ブラックを避けて企業に入社するためには、業界研究は欠かせないですね。
IT業界は、「SIer系」「Web系」「社内SE」「ネットワーク系」様々な職種があります。自身に合う働き方を見つけた方が、ブラックに入社するリスクを減らせますね。
そうは言っても、最初から明確な目標を持つことは難しいです。キャリアコンサルタントは、未経験者の性格や特性を踏ませた上で、未経験者の目指す方向性やキャリアを提案してくれます。
参考:【IT未経験の20代向け】SE専門の転職エージェント3選比較
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
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