専門職のIT業界は、給料が高い職種として知られています。しかしながら、未経験で就職したとしても、本当に高い給料を得られるのでしょうか。
- 「手取り17万円で働いている、SEの友人がいけるけど…」
- 「30歳過ぎても、年収300万円が当たり前って聞いたけれど…」
- 「給料が良くても残業代が高いだけで、毎日終電間際まで働いてる…」
結論から伝えると、専門職のITエンジニアは給料が高いです。厚生労働省によると、SEの平均年収は547万円とありますね(「平成28年 賃金構造基本統計調査」)。
これが事実であれば、会社員よりも平均年収が133万円も高いです。
しかしながら、実際には30歳を過ぎても年収が300万円にすら届かない労働者も大勢います。なぜならば、システムを開発するIT企業だけではなく、労働力を外部に提供するだけのブラックも多いからです。
ブラックに就職すると、開発や実務経験が積めず単純労働しかできません。
私のブラック時代の年収は300万円、時間給にすると700円未満でした。けれども、普通のIT企業に転職する事で、4年後に年収が500万円を超えました。それだけ、IT業界ではどこで働くかが重要です。
ここでは、IT業界のリアルな給与事情について紹介します。未経験で入社した場合の相場、5年後の給料、それからブラックに就職した場合の給料も紹介します。
この業界で確実に給料を増やすためには、ブラックを避ける必要がありますね。
- ITエンジニアの給料は、本当は高いの?安いの?
- ITエンジニアの給与事情(1年目、30代、職種ごと)は?
- ブラックを避けて、IT企業に就職する方法は?
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- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
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<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
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記事の内容を簡単に知りたい
未経験で入社してSEの給料は高い、それとも低い?
専門職に就職した場合、現実的にはいくらぐらい給料を貰えるのでしょうか。
意見1:手取り17万円、ボーナスなし?
都内でSEをやっています。
質問です。経験1年目ですが(もうすぐ2年目)、額面21万(手取17万)、ボーナス無し、昇給は裁量次第といった環境は、SEにとっては普通なのでしょうか?
ちなみに企業規模は中小で、採用を毎月行っているところです。業界経験者にお答え頂ければと思います。
参考:Yahoo知恵袋
運用SEの給料。
私の彼は運用SEと言う職業に就いています。彼はいつもお金がないお金がない給料が少ないとぼやいています。そこで気になったので質問なのですが、運用SEの給料はどのくらいなのでしょうか?
彼は高卒採用です。今年入社2年目のハタチです。首都圏で就業してます。休みは110日くらいは有ると思います。1年目試用期間でその間は基本給18万で手取りが16万程度。賞与無し。2年目正社員になり基本給が16万で手取りが14万程度。賞与は年1で、基本給の2ヶ月分つまり32万。
2年目は賞与があるのでその分基本給を減らして賞与に当てると言う謎の方式を彼の会社ではしているみたいです。
これから経験を詰んでスキルを上げたら給料は上がると思うのですが、調べてたらIT職ならもう少し多いのかなぁと思えてきて気になりまして….。実際のところ上記は妥当なのでしょうか?安いのでしょうか?高いのでしょうか?
からかいや誹謗中傷はいりません。率直な意見お願いします。
参考:Yahoo知恵袋
大卒丸3年経ちで転職します。SEです。
転職先は独立系のSlerで、年収は354万円でした。+交通費、残業代です。
残業代は、30時間で5万3千円です。プログラミングのスキルは自分でも未熟だと思っています。こんなものでしょうか。参考:Yahoo知恵袋
どうしたら、低い年収が上がるか
私は、横浜にあるIT会社でSE、プログラマーとして勤務しています。会社の従業員は約30名です。雇用形態は、正社員です。
実は、年収が低い事について悩んでいます。現在、29歳、社会人7年目、年収は約300万強です。給料が額面で約22万(税引き前、残業手当は含んでいない)で手取りで約17万、ボーナスが給料約1ヶ月分が年2回支給されます。
月給に見込み残業手当が約3万含まれているので、残業は20時間以内の場合手当が支給されません。(20時間を超過すると、支給されます。)
昇給制度はあるのですが、入社してから給料が一切上がりません。今は、親元にいるので少ない給料でも生活できますが、親がいなくなった場合、一人でも生活できるのか不安です。結婚しない可能性もあるので、女性が独身一人暮らしでも生活できるぐらいの年収がほしいと思っています。
その為、転職しようと思い、周りの人に相談しました。周りからは、
『このご時勢、給料が上がらないのが普通。その位の年収なら、普通なのでは。』『今の会社を辞めて転職活動しても、次の仕事が見つからなかったらどうするのか。』『契約社員や派遣社員の仕事しか見つからなかったら、どうするのか。』『給料が高いという事は、それだけ仕事が大変だという事だ。そんな会社に転職しても、勤まるのか。』『今、やっている仕事内容や持っているスキルと照らし合わせれば、妥当な年収なのではないか。年収を上げたいなら、勉強してスキルアップに励みなさい。』という意見、
逆に、『その社会人年数でその年収は低過ぎる。会社から、ぼったくられている可能性がある。』という相反する意見をもらいました。ちなみに、やっている仕事内容は、Web系アプリケーションの開発、テスト、保守が中心です。
詳細設計は少ないけど経験した事はありますが、要件定義や基本設計などの上流工程の業務は経験した事がありません。
参考:Yahoo知恵袋
業界経験で1〜5年で、年収300万円台と回答する人が多い事がわかりますね。率直な感想を述べると、専門職の割には驚くほど給料は安いです。
一方で、エンジニアの給与は高いと回答する人もいます。
意見2:ボーナス込みで500〜600万円?
年収で500〜600万円
IT系企業は特に会社の立ち位置(一次受けor二次受けor孫請け以降)や業績、仕事の内容、残業時間などによっても給料はかなり変わるので正直何とも言えませんが、大手の下請けではない独立した、(上流工程も自社で行う)ベンチャーの30代前半なら概ね月給で30万前後、ボーナス含めた年収で500~600万といった所でしょうか。
ベンチャーにもピンからキリまでありますので、勢いのあるベンチャーならもっともらえますし、あまりぱっとしないところならもっと少ない事も十分あり得ます。
参考:Yahoo知恵袋
転職後に650万円+ボーナス
プログラマの給料は会社の規模と業界内での立場によります。
私は最初社員50人程度の孫請け案件がメインの会社で働いていましたが、30歳直前で年収は300万円ほどでした。
スキルが高ければもっともらえていたかというと、そうでもありません。実際は私はその会社の中ではスキルの高いほうだと自負していましたが、もともとの案件が人月50万程度の案件がほとんどでした。2,3件掛け持ちすることもありましたが、だからといって1000万は絶対もらえなかったでしょうね。
その後大手外資系に転職しましたが、年俸はいきなり650万+ボーナス。しかも、契約時にボーナスとして200万円もらえました。仕事のレベルは前の会社と比べると確かに高いのですが、自分の持っているスキルで十分対応できるものでした。
4年弱で、800万+ボーナスぐらいまで昇給し、アメリカの本社に移りました。あのまま日本にいても2,3年で1000万+ボーナスぐらいはもらえていたと思います。
私が思うに、給料の最低ラインは自分のスキルで決まりますが、最高ラインは仕事のレベルで決まります。孫請け会社にはレベルの低い仕事しか回ってこないので、いくらスキルが高くてもそのレベルの給料しかもらえません。ある程度自分のスキルが高くなると、スキルによる最低ラインが仕事による最高ラインを上回って頭打ちになります。
この頭打ちを打破するには、仕事を変えるしかありません。転職するのもひとつのやり方ですし、転職せずに管理職になるというももう一つのやり方でしょう。
参考:Yahoo知恵袋
ITエンジニアの給与は、働く環境によっても大きく異なります。単純にスキルが高ければ給与が良い訳ではないですね。高収入を得ているSEは、次の特徴がありますね。
- クライアントから直請で案件を獲得している
- 大手の下請けではなく、上流工程から自社で携われる
- 孫請けではなく、実力主義の外資系企業で働いている
- WEB業界ならば、勢いのあるベンチャーで働いている
実力主義のIT業界では、年収500万円稼ぐのは現実的に難しくありません。私自身も社員が100名未満の中小企業で働いているが、30歳を手前にして年収500万円を超えました。
では、IT未経験で企業に就職した場合、いくらが相場になるのでしょうか?
ITエンジニアのリアルな給与事情は?
未経験で就職した場合の給与、それから5年後にはいくら貰えるのでしょうか。
事情1:1年目の平均年収は300〜350万円?
- 初年度:年収300〜350万円
- 経験3年以上:年収400万円〜
- 経験5年以上:年収450万円〜
- 経験8年以上:年収500万円〜
未経験者の初任給は、月20〜22万円が相場です。
年間月給で「240〜264万円」ですね。これに住居や物価手当、残業代、賞与で年収が大きく変わりますね。1回の賞与で30万円支給される場合、年収は「300〜324万円」になります。
ブラックに就職しなければ、年収300万円前後が目安です。
その後は、年間20〜40万円ペースで昇給し、3年が経過すれば400万円、5年が経過すれば450万円、30歳を過ぎて500万円を超えたら良い方ですね。
逆に勤続年数が8年経過しているにも関わらず、年収500万円以下ならば、1度キャリアを見直す必要があります。
事情2:30代の平均年収は505万円?
DODAが公表するSEの給与によると、20代の平均年収は372万円、30代は505万円、業界全体で466万円です。厚生労働省が公表するSEの平均年収が547万円なので、かなり現実的に近い数値ですよね。
ITエンジニア3年目でこの数値を見た時は、私は信じられませんでした。
なぜならば、私の給与は年収300万円、残業が付かず時給換算にすると700円以下だったからです。しかし、普通のIT企業に就職したことで、30代で年収505万円は現実的な数値だと分かりました。
事情3:職種ごとの平均月収は41万円?
- Webデザイナー:28万円(月24〜32万円)
- Webディレクター:31万円(月25〜40万円)
- Webプログラマー:34万円(月24〜45万円)
- Webアナリスト:36万円(月23〜49万円)
- ネットワークエンジニア:36万円(月29〜45万円)
- システムエンジニア:41万円(月30〜49万円)
参考:給料Bank
同じIT業界でも選択する職種次第で、給与は大きく異なります。
例えば、デザイン専門(HTML/CSS)だと給与は低いです。一方で、システム開発するPGやSEの給料は高いですね。なぜならば、SEの方が専門性が広く深い知識を必要とするからです。
要件定義、設計、プログラミング開発、デザイン、解析や運用、チームマネジメントなど、幅広いスキルが必要ですね。高収入を狙うならば、上流工程ができるSEを目指す方が給料は増えます。
事情4:ブラックなら30歳でも年収300万円?
- 30歳を過ぎても、年収は300万円前後しかない
- 月給は20万円、手取り16〜18万円しかない
- 賞与はあれば良い方、支給されても10万円未満
- 1年間働いても、昇給額は「3000円」未満
- 家賃手当、物価手当、交通費が支給されるとは限らない
- 年棒制、みなし残業制で、残業代は1円も支給しない
普通のIT企業に就職すれば、30歳で年収500万円は現実的にあります。しかしながら、ブラックに就職すると、事情はガラリと変わりますね。
IT業界のブラックに就職した場合、手取りは16〜18万円です。昇給や賞与は期待できず、30歳を過ぎても年収は300万円前後です。単純労働が多く開発経験を積めないため、普通のIT企業に転職するのも難しいですね。
私の新人時代の元同期は今もブラックで働いています。彼女の給与は8年間で30万円(300→330万円)しか増えていません。
事情5:ITエンジニアの給料はニ極化している?
SEの給与事情を見ると、IT業界は二極化していることが分かりますね。なぜならば、IT業界には2種類のシステムを開発する会社があるからです。
- 客先常駐で、労働力を外部に提供するだけのブラック企業
- 高度な専門スキルを扱い、システムを開発し納品する企業
前者の会社に勤めると、年収は300万円を超える事はありません。なぜならば、労働力を外部に提供するだけなので、誰にでもできるからです。前者の会社は、今後も外国人労働者や人工知能と仕事を奪い合う関係にありますね。
後者に就職すれば、黙っていても右肩上がりで給料は増えます。なぜならば、日々開発経験を積む事で求められる役割が変わり、SEとして成長できるからですね。
私は客先常駐出身のSEですが、ブラックから逃れた事で年収が190万円も増えました。
ブラックを辞めたら、年収が190万円も増えた?
- 年収300万円 → 転職して4年後に520万円
- 月給23万円 → 月給30万円に増えた
- 賞与10万円未満 → 年3回の賞与で140〜160万円
- 社宅で家賃は3万円 → 都内勤務だと住宅手当が月3万円
- 終電間際まで残業 → 残業代はないが定時に帰宅する
- 昇給は1率で3千円 → 賞与も入れて昇給額は40〜60万円
普通の企業かブラックで働くかで、給料は大きく異なります。私はブラックから普通のIT企業に転職した事で、4年間で年収が190万円も増えました。
SEを目指すならば、絶対にブラックを避けて就職する必要がありますね。
ブラックを避けて就職できれば、必ず給料は右肩上がりに増えます。もちろん、給料を増やすためには相応の努力が必要です。けれども、努力が裏切らない環境に身を置ける事ほど、技術者にとって幸せな事はありません。
ここでは、ブラックを避けるための方法を紹介します。
▼▼諦めなければ必ず目標は実現できる▼▼
私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
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個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
未経験から、3ヶ月以内にIT企業に就職する方法は?
最近では、就職支援がある無料スクールが増えていますね。
しかしながら、実際には無料スクールを利用しなくても、私たちはIT企業に就職できますね。ここでは、IT未経験から、3ヶ月以内でSEを目指せる方法を紹介します。特別な理由がなければ、あえて無料スクールを利用する必要性はありません。
方法1:無料スクール経由で3ヶ月後にSEを目指す
- 入学金、授業料、転職支援など全サービスを無料で利用できる
- 卒業後の就職先の企業は、3500社以上ある
- 未経験からの正社員就業率は、96%である
- 3ヶ月の受講期間中に、オリジナルアプリを制作できる
- 途中で離脱しても、罰金などのペナルティが発生しない
- 通学制のため、チーム(1期の人数は30人まで)で開発ができる
- 社会人向けに、夜間や個別コースも設けている
- 利用者は、都内(半蔵門・池尻)に通学できる関東在住の20代のみ
公式サイト:【完全無料プログラミング研修&就活塾】
プロエンジニアは、基礎スキル習得と就職を目的にした3ヶ月の無料スクールです。就職保証や全額保証がある学校は増えているが、就職に成功や失敗に関わらず、1円も支払わなくていいのはプロエンジニアだけの特徴です。
ただし、無料スクールで基礎スキルを習得しても、ブラックを避けられる保証はありません。
むしろ、ブラックに未経験者を流す学校も多く、かえってブラックに入る確率も高いです。深刻な人材不足の現状では、スクールを利用しなくても割と楽に就職できます。また、未経験者を積極的に採用する企業の多くは、3ヶ月の社内研修を設けていますね。
そのため、私たち未経験が無理にスクールを利用する必要性はありません。
入社前にどうしてもアプリを制作したいなど、特別な理由があれば利用を考えましょう。無給で勉強するスクールと違い、IT企業に就職すれば給料を貰いながらスキルを学べます。現在IT企業で働く現役SEの9割は、未経験で就職し社内研修を通じて専門スキルを習得していますね。
方法2:転職サイト経由で最短1ヶ月でSEを目指す
- IT系の専門サイトで、未経験者の転職に強み
- 2018年の転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得する
- 押しが強い担当者が多く、営業力に自信を持っている
- 業界経験がない未経験者でも、最短1ヶ月で内定を獲得できる
- 幅広い層が利用し、30歳以上の利用者は58%を占める
- 扱う求人の質は全体的に低く、ブラック企業が多い
公式サイト:ワークポート
ワークポートは、IT業界に特化した未経験者向けの転職エージェントです。他にない最大の特徴は、スピーディな転職に強く、最短1ヶ月でも内定を獲得できる事です。短期間で内定を得られる理由は、結果に重視する営業スタイルで、営業力に絶対の自信を持っているからです。
その結果、リクナビが主催する転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得しています。
しかしながら、扱う求人の質は全体的に低いです。また、押しが強く強引な担当者が多く、勝手にブラック企業に応募させられ、面接に行く人も少なくありません。スピーディな転職には向いているが、慎重に就職活動したい人には向いていません。
業界経験がない未経験者であれば、慎重に転職活動した方が良いですよね。
方法3:ブラックを避けて最短2ヶ月でSEを目指す
- IT専門の転職サイトで、IT未経験者の転職を得意とする
- ハイキャリアではなく、第二新卒や20〜30代前半に強い
- 丁寧な対応の担当者が多く、初めての転職活動向き
- 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 大手2社よりも、親切な対応で高評価を得ている
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
公式サイト:マイナビエージェント
マイナビAGENT は、業界経験がない未経験者向けでIT専門の転職サイトです。他にない最大の特徴は、親切な対応の担当者が多く、20〜30代前半の未経験者を最も得意としている事ですね。
数ある転職サイトの中で、個人的な1番のお勧めがです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
25歳で実務経験が全くなく、「またブラックに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。しかし、担当者の熱心で親切な対応のおかげで、少しずつ気持ちが楽になりました。
そして、2ヶ月後に私が内定を頂いた転職先は、受託開発がメインのIT企業です。大手ではく社員が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ良企業でした。
入社後の社内研修では、3つの上の先輩社員が個別でプログラミング教育をしてくれました。社内の開発案件に就いた後も、必ず先輩社員が仕事を教えてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。
上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね。夜10時まで働いていたブラック時代とは違い、納期がない月は毎日定時に帰宅しています。
マイナビは、20〜30代前半の未経験者に絞れば、大手2社(リクナビ、DODA)よりも求人の質は高いです。大手2社は利用者数が多すぎるため、どうしても機械的な対応になりますね。ブラックを避けるためにも、マイナビが1番のおすすめです。
社内研修がある企業に就職できれば、月20万円の給料を貰いながらスキルを習得できます。
プログラミング未経験でもIT企業に就職できる?
出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験から無料でSEに就職する3つの方法▼▼
- 『マイナビエージェント』IT未経験者に強く、最短2ヶ月で就職できる
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、ブラック企業が多い
- 『ProEngineer』コロナ禍でも残っている、数少ない無料スクール
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
まとめ:未経験で就職したらいくら貰えるの?
- 初年度:年収300〜350万円
- 経験3年以上:年収400万円〜
- 経験5年以上:年収450万円〜
- 経験8年以上:年収500万円〜
基本的には私たちSEの平均年収は、かなり高いですね。厚生労働省によると、SEの平均年収は547万円とあります。一般的な会社員よりも平均年収が133万円も高いです。
しかしながら、30歳を過ぎても年収が300万円未満の労働者も多いです。格差が大きい理由は、IT業界では二極化が進んでいるからです。ITエンジニアで高収入を得るためには、まずはブラックを避けて入社する事を第一に考えましょう。
ブラックを避けて就職すれば、5〜8年経つ頃には年収500万円稼ぐのも現実的に難しくありません。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
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