IT業界に就職して、優良企業で働きたい人は多いですよね。でも、1社目で労働条件が良いホワイト企業に就職するのは、そもそも可能なのでしょうか?
- 「IT経験はないけれども、絶対にブラックでは働きたくない…」
- 「IT未経験でも、ホワイトで働ける可能性はどれくらいあるの…」
- 「ホワイトが無理でも、ブラックだけは絶対に避けたい…」
業界経験がない未経験者が、1社目で優良企業に就職するのは難しいですね。
なぜならば、労働条件が良いホワイトは、経験者からも人気が高く競争倍率が高いからです。実力主義の専門職では、実務経験やスキルが高い人材ほど、優良企業へ就職します。結果的に、実務経験やスキル、学歴がない人材は外れクジを引かされます。
人生の縮図のようですが、どの業界でも変わらない普遍の事実ですね。
しかしながら、1社目でホワイトに就職できる可能性はゼロではありません。私がブラックから転職した先は、毎年40〜60万円ペースで昇給する優良企業でした。この会社は社員数が100人未満の中小企業で、新卒や中途の未経験者を積極的に採用しています。
優良企業が未経験者を採用する理由は、国内の深刻な人材不足に原因があります。
経験者だけでは、希望する人数を集める事は無理です。そして、資本が人材のIT企業では、新しい人材を採用できなければ潰れます。現実問題として、未経験者を採用して育てる事は生き残るために必要な事です。
ここでは、未経験者が優良企業に就職するのが難しい理由を紹介します。それから、未経験者でも入社し易い優良企業や、ブラックを避ける方法も紹介します。
- そもそも、未経験でホワイト入社が難しい理由は?
- たとえ未経験でも、入社し易いホワイト企業は?
- 確実にブラック避けて、就職する3つの方法は?
▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼
- 『マイナビエージェント』業界経験がないIT未経験者に強みがある
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
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<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
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少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
記事の内容を簡単に知りたい
そもそも、未経験でホワイト入社はなぜ難しい?
現実問題として、1社目優良企業に就職するのは難しいですよね。
- 労働環境が良い企業は、競争倍率が高いから
- 優良企業ほど、経験者を採用するから
- 未経験者を積極的に採用するのは、ブラックが多いから
理由1:ホワイトは人気が高く競争倍率が高い?
未経験者がホワイト企業に就職するのは難しいです。なぜならば、労働条件が良い企業は経験者にも人気が高く、競争倍率が高いからです。専門職のIT業界では、スキルが高い人材から順に条件が良い優良企業に就職しますね。
結果的に、実務経験やスキル、学歴がない人材は外れクジを引かされます。
実務経験がないにも関わらず1社目で優良企業に就職したい人は、そもそも専門職に向いていません。なぜならば、少ない給料で優秀な人材を採用したいブラック経営者と発想が同じだからです。
理由2:ホワイトほど未経験者を採用しない?
ホワイト企業ほど、実務経験がない未経験者を採用しません。なぜならば、知名度が高くブランド名がある優良企業は、優秀な人材が進んで応募してくれるからです。企業から見て、リスクが高い未経験者を採用するメリットはないですよね。
- SEの適正が測れず、プログラミングを習得できないリスク
- 将来的なポテンシャルを測れず、会社の負担が大きいリスク
- IT業界が合わずに、すぐに業界を去るリスク
採用や教育コストが掛かる未経験者は、採用する企業から見てリスクです。お金を掛けて人材を育てても、すぐに辞められる可能性が高いからです。
経験者や優秀な人材を採用できるのは、優良企業の特権ですね。
理由3:ブラックほど積極的に未経験者を採用する?
ブラック企業に行くほど、積極的に未経験者を採用します。なぜならば、業界を熟知している経験者は、ブラックや零細企業を避けて就職活動しますね。そのため、ブラック企業は未経験者を採用する以外で、人材を集める手段がないからです。
ネットの求人広告の「未経験者歓迎」は、9割がブラックです。
なぜならば、労働環境が劣悪なブラックは、人材を採用してもすぐに辞められるからです。だから、不特定多数向けのネット媒体で、常に新しい人材を募集しますね。
参考:未経験歓迎のSE求人はやっぱり危険?|ブラック率は7〜9割
では、未経験者で優良企業に就職するのは、やっぱり難しいのでしょうか?
未経験者でも、本当にホワイトに就職できる?
出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
可能性としては低いが、1社目でホワイトに就職する人も実際にいます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
人材が資本のIT企業は、新しい人材が確保できなければ潰れるしかありません。
経験者だけを採用していたら、必要な人数を集める事ができないですね。変化が激しい業界の将来を考えたら、自社で人材を育てなければこの先も生き残れません。そのため、ブラック以外にも、未経験者を採用する優良企業は増えています。
日系企業が積極的に海外の外国人PGを利用する理由も、人材不足に備えるためです。
私はブラックに入社した後に、社内開発できるIT企業に転職しました。そこでは、毎年新卒や中途の未経験者を採用しています。この会社は社員が100人未満の中小企業ですが、私にとっては優良企業です。
毎年40〜60万円で昇給し、転職してから4年後に年収は520万円を超えました。
1社目で優良企業に就職するのは難しいですが、可能性としてはゼロではありません。では、どのようなIT企業を狙えば良いでしょうか?
未経験者でも、狙い易いホワイト企業は?
IT未経験で優良企業に就職するのは難しいですよね。でも、ホワイトに就職し易い業種がいくつかあります。
選択肢1:自社開発が多いWEB業界を狙う
未経験で優良企業を目指すならば、「インターネット・WEB業界」が狙い目です。
なぜならば、新興企業が多いWEB業界(ECサイト、広告事業、SNS、スマホ、コンテンツ事業など)は、実力主義です。そのため、年功序列のSIer業界(企業向け)と比較して、高いポテンシャルがあれば、1社目でも優良企業に就職できます。
過去の経歴以上に、成果物やソースコードが重視される世界です。
ただし、WEB業界のデメリットは、赤字経営のベンチャーも多く労働環境が劣悪な会社が多い事です。ブラックに就職すると、年収300万円で長時間労働を強いられます。
WEB系の自社開発を目指すならば、スクール経由で就職するのがお勧めです。なぜならば、無料でスクールを利用できる上に、紹介先はWEB系の新興企業が多いからです。
選択肢2:社内開発が中心のSIer業界を狙う
SIer業界でも、社内開発している企業はホワイトが多いです。なぜならば、社員を外部に派遣させる客先常駐と違い、技術レベルが高く利益を上げられる実力があるからです。私がブラックを脱出して転職した先は、SIer業界の受託開発でした。
客先常駐を避ければ、間接的にブラックも避けられます。
なぜならば、SIer業界がブラック化するのは客先常駐が原因だからです。「多重下請」「多重派遣」「偽装請負」は、全て客先常駐に起因した問題です。たとえ未経験者でも正しい知識があれば、客先常駐を避けるのは難しくありません。
- 客先常駐の比率が、過半数を超える企業を避ける
- 労働時間が、とにかく短い企業を選択する
- 自社製品、ビジネスモデルなど、具体的な業務内容に着目する
- 求人サイトで、未経験者を常に募集している企業を避ける
- 社員同士仲が良い(馴れ合いが多い)企業は避ける
選択肢3:海外に開発拠点がある日系企業を狙う
優良企業に就職するために、海外に開発拠点がある中小企業も狙い目です。
なぜならば、海外に開発拠点を持つ企業は、社内で内製化を行い、設計から製造、評価、納品まで一貫して請け負います。そのため、中小企業やベンチャーでも、優良企業である可能性が高いですね。
海外投資できるという事は、本業で高い利益を上げられているからです。
最近は、資金に余裕がない中小企業でも、海外に開発拠点を作る会社が増えています。なぜならば、国内の深刻な人材不足を理由に、外国人PGが必要だからです。ベンチャーや中小企業であれば、業界経験がない未経験者も採用しています。
私が転職した先も、海外に開発拠点がある中小企業です。私がこの会社に転職した時は、業務で開発経験が1度もない時でした。社内で人材を育てるので、経験者よりも未経験者を多く採用しています。
優良企業に就職することも大切ですが、1番重要なのは確実にブラックを避けて就職することです。なぜならば、ブラックさえ避けられれば、実務経験を積み必ず市場価値を高められるからです。
ここでは、ブラックを避ける具体的な方法を紹介します。
▼▼諦めなければ必ず目標は実現できる▼▼
私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
未経験から、3ヶ月以内にIT企業に就職する方法は?
最近では、就職支援がある無料スクールが増えていますね。
しかしながら、実際には無料スクールを利用しなくても、私たちはIT企業に就職できますね。ここでは、IT未経験から、3ヶ月以内でSEを目指せる方法を紹介します。特別な理由がなければ、あえて無料スクールを利用する必要性はありません。
方法1:無料スクール経由で3ヶ月後にSEを目指す
- 入学金、授業料、転職支援など全サービスを無料で利用できる
- 卒業後の就職先の企業は、3500社以上ある
- 未経験からの正社員就業率は、96%である
- 3ヶ月の受講期間中に、オリジナルアプリを制作できる
- 途中で離脱しても、罰金などのペナルティが発生しない
- 通学制のため、チーム(1期の人数は30人まで)で開発ができる
- 社会人向けに、夜間や個別コースも設けている
- 利用者は、都内(半蔵門・池尻)に通学できる関東在住の20代のみ
公式サイト:【完全無料プログラミング研修&就活塾】
プロエンジニアは、基礎スキル習得と就職を目的にした3ヶ月の無料スクールです。就職保証や全額保証がある学校は増えているが、就職に成功や失敗に関わらず、1円も支払わなくていいのはプロエンジニアだけの特徴です。
ただし、無料スクールで基礎スキルを習得しても、ブラックを避けられる保証はありません。
むしろ、ブラックに未経験者を流す学校も多く、かえってブラックに入る確率も高いです。深刻な人材不足の現状では、スクールを利用しなくても割と楽に就職できます。また、未経験者を積極的に採用する企業の多くは、3ヶ月の社内研修を設けていますね。
そのため、私たち未経験が無理にスクールを利用する必要性はありません。
入社前にどうしてもアプリを制作したいなど、特別な理由があれば利用を考えましょう。無給で勉強するスクールと違い、IT企業に就職すれば給料を貰いながらスキルを学べます。現在IT企業で働く現役SEの9割は、未経験で就職し社内研修を通じて専門スキルを習得していますね。
方法2:転職サイト経由で最短1ヶ月でSEを目指す
- IT系の専門サイトで、未経験者の転職に強み
- 2018年の転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得する
- 押しが強い担当者が多く、営業力に自信を持っている
- 業界経験がない未経験者でも、最短1ヶ月で内定を獲得できる
- 幅広い層が利用し、30歳以上の利用者は58%を占める
- 扱う求人の質は全体的に低く、ブラック企業が多い
公式サイト:ワークポート
ワークポートは、IT業界に特化した未経験者向けの転職エージェントです。他にない最大の特徴は、スピーディな転職に強く、最短1ヶ月でも内定を獲得できる事です。短期間で内定を得られる理由は、結果に重視する営業スタイルで、営業力に絶対の自信を持っているからです。
その結果、リクナビが主催する転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得しています。
しかしながら、扱う求人の質は全体的に低いです。また、押しが強く強引な担当者が多く、勝手にブラック企業に応募させられ、面接に行く人も少なくありません。スピーディな転職には向いているが、慎重に就職活動したい人には向いていません。
業界経験がない未経験者であれば、慎重に転職活動した方が良いですよね。
方法3:ブラックを避けて最短2ヶ月でSEを目指す
- IT専門の転職サイトで、IT未経験者の転職を得意とする
- ハイキャリアではなく、第二新卒や20〜30代前半に強い
- 丁寧な対応の担当者が多く、初めての転職活動向き
- 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 大手2社よりも、親切な対応で高評価を得ている
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
公式サイト:マイナビエージェント
マイナビAGENT は、業界経験がない未経験者向けでIT専門の転職サイトです。他にない最大の特徴は、親切な対応の担当者が多く、20〜30代前半の未経験者を最も得意としている事ですね。
数ある転職サイトの中で、個人的な1番のお勧めがです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
25歳で実務経験が全くなく、「またブラックに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。しかし、担当者の熱心で親切な対応のおかげで、少しずつ気持ちが楽になりました。
そして、2ヶ月後に私が内定を頂いた転職先は、受託開発がメインのIT企業です。大手ではく社員が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ良企業でした。
入社後の社内研修では、3つの上の先輩社員が個別でプログラミング教育をしてくれました。社内の開発案件に就いた後も、必ず先輩社員が仕事を教えてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。
上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね。夜10時まで働いていたブラック時代とは違い、納期がない月は毎日定時に帰宅しています。
マイナビは、20〜30代前半の未経験者に絞れば、大手2社(リクナビ、DODA)よりも求人の質は高いです。大手2社は利用者数が多すぎるため、どうしても機械的な対応になりますね。ブラックを避けるためにも、マイナビが1番のおすすめです。
社内研修がある企業に就職できれば、月20万円の給料を貰いながらスキルを習得できます。
プログラミング未経験でもIT企業に就職できる?
出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験から無料でSEに就職する3つの方法▼▼
- 『マイナビエージェント』IT未経験者に強く、最短2ヶ月で就職できる
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、ブラック企業が多い
- 『ProEngineer』コロナ禍でも残っている、数少ない無料スクール
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
まとめ:IT未経験でも狙い易いホワイト企業は?
- 自社製品やサービスを開発するWEB業界を狙う
- 客先常駐がないSIer業界の社内開発を狙う
- 海外に開発拠点がある、ベンチャーや中小企業を狙う
業界経験がない未経験者が、1社目で優良企業に就職するのは難しいですね。なぜならば、労働条件が良いホワイトは、経験者からも人気が高く競争倍率が高いからです。実力主義の専門職では、実務経験やスキルが高い人材ほど、優良企業へ就職します。
結果的に、実務経験やスキル、学歴がない人材は外れクジを引かされます。
しかしながら、1社目でホワイトに就職できる可能性はゼロではありません。私がブラックから転職した先は、毎年40〜60万円ペースで昇給する優良企業でした。この会社は社員数が100人未満の中小企業で、新卒や中途の未経験者を積極的に採用しています。
優良企業が未経験者を採用する理由は、国内の深刻な人材不足に原因があります。
経験者だけでは、希望する人数を集める事は無理です。そして、資本が人材のIT企業では、新しい人材を採用できなければ潰れます。現実問題として、未経験者を採用して育てる事は生き残るために必要な事です。
未経験者でも狙い易いホワイトはあるので、しっかりと戦略を持ち行動しましょう。優良企業を狙うのも大事ですが、1番重要なのは確実にブラックを避ける事です。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
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