近年は、プログラミングスクール 経由で就職する人が増えています。無料でプログラミングレッスンを受講でき、3ヶ月後に就職先まで紹介してくれるサービスですね。
この無料スクールが、ブラック企業の人材供給元となっていると噂されています。
- 「無料スクールで紹介される企業は、ブラックしかない」
- 「無料でプログラミングを学んで、ITエンジニアになれる詐欺が流行っている」
- 「就職先は社員を採用して、外部に派遣させるだけの客先常駐しかない」
結論から伝えると、無料スクールを利用すると、高確率で社員を客先に常駐させるだけのブラックに入社します。
なぜならば、未経験者は6〜8割以上の高確率でブラックに入社するからです。スクールを利用したからといって、ブラックを避けられるほど、単純な世界ではありません。3ヶ月学んでも、IT企業から見たら「実務経験がない未経験者」と変わらないからです。
これは、有料スクールを利用しても、結果は変わりません。
50万円の受講料を支払えば、労働条件が良いホワイト(年収400万円・定時帰り)に入社できるなら、現役エンジニアも今すぐに会社を辞めてスクールに通学しますよね。現実の世界ではそうはなっていません。
ここでは、スクールを卒業した未経験者が、ブラックに入社しやすい理由、それから悪質なスクールの例を具体的に紹介します。
- スクール卒業後は、客先常駐させるブラックで働くの?
- 未経験者を騙す、悪質なスクール2校の具体例は?
- プログラミングスクール に通学するメリットとは?
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- 『マイナビエージェント』業界経験がないIT未経験者に強みがある
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
記事の内容を簡単に知りたい
卒業後は、客先常駐させるブラックで働く?
スクールを利用してプログラミングを勉強しても、私たちはなぜブラックに入社しやすいのでしょうか。その理由をここで紹介します。
その1:無料スクールを卒業してもブラックに入社?
3ヶ月プログラミングを勉強しても、IT企業からは「実務経験がない未経験者」として扱われます。そのため、ブラックを避けられると考えるのは安易ですよね。
スクールで学ぶ3ヶ月間は、どれだけ熱心に勉強しても企業の社内研修未満です。給料を貰いながら現役SEから学ぶのと、学校で勉強するのではレベルに限界があります。
3ヶ月基礎を学んだだけで即戦力で働けるほど、SEの仕事は簡単ではありません。
これを言うと元も子もないですが、プログラミングの基礎を学んだだけでブラックを避けられるなら苦労はしないですよね。IT業界のブラックの割合は次の通りですが、未経験者ほど高確率でブラックに入社します。
- IT業界全体のブラック率 → 1〜2割
- ネット媒体の未経験歓迎のブラック率 → 7〜9割
- 転職サイトが紹介する未経験者OKのブラック率 → 5〜7割
参考:未経験歓迎のSE求人はやっぱり危険?|ブラック率は7〜9割
その2:未経験者の大半はSES(客先常駐)に就職する事実
「無料スクールを卒業すると、客先に常駐して派遣のように働かされる」と言われているが、これも本当なのでしょうか?
IT業界のブラックとは、労働力を外部に提供して報酬を得る事業主を指します。働き方は、派遣と変わらないですが、一般派遣とは違い「客先常駐」と呼ばれる人たちですね。
無料スクールを利用しても、ブラックを確実に避けられるわけではないので、私たち未経験者は客先常駐で働く可能性が高いです。その理由は単純で、未経験者はブラックで働く可能性が高いからですね。
私も、この業界に未経験で入社していますが、キャリアのスタートは客先常駐からでした。客先で経験を積み、社内開発できる企業に転職しています。
客先常駐の問題点について、詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。
参考:IT業界の客先常駐とは|メリットやデメリット、違法性、一般派遣との違いは?
その3:運営元がSESの企業は、100%危ない?
無料スクールを利用すると、100%の確率でブラックに入社するわけではありません。
ただし、100%の確率でブラックに入社することが確定しているスクールもあります。スクールの運営元が客先常駐しているIT企業で、就職支援で紹介してくれる就職先が運営元の1社しかないスクールです。
これは、利用者を騙す詐欺と言っても良いですね。
このようなスクールは、入校前の面接や適性検査は入社試験と変わりません。また、プログラミングレッスンは無給の社内研修と捉えることができます。
IT企業に就職して、社内研修を受講すれば、月に20万円の給料を貰いながらスキルを学べます。
その4:有料スクールも本質は無料と変わらない?
「無料スクールを利用してもブラックを避けられないなら、有料スクールに通学しよう」と考える人も多いですね。3ヶ月で50万円の授業料を支払えば、確かに効果がありそうな気がしますよね。
しかしながら、本質的にはどちらを選択しても結果は変わりません。
なぜならば、無料スクールも有料スクールも、IT企業に人材を紹介することで報酬を得ているからです。有料スクールは、授業の質を担保していると主張しますが、無駄に宣伝費や運営費に注ぎ込んでいるとも言えます。
- 都内や地方都市の一等地に、たくさんのスクールを構えている
- 教室を23時まで解放するなど、運営コストがかさんでいる
- 宣伝のための広告費、スクールの運営費に必要以上に投資している
- 余計なカリキュラムを増やすなど、無駄な資源にお金を掛けている
無料スクールよりも、授業の質が高いのは間違いないです。
しかし、手間を掛けたからといって、受講生のレベルが飛躍的に向上するわけではありません。企業からみたら、「実務経験がないプログラミングの基礎を身につけただけの未経験者」と変わりません。
受講後のスキルに差がつくのは授業の質ではなくて、受講生の学習意欲に依存します。お金を掛けたら、ブラックを避けられると考えるのは安易ですよね。
その5:じゃあ、ブラックを避けるにはどうすれば良いの?
スクールを利用して、確実にブラックを避ける方法がひとつあります。
それは、3ヶ月の受講期間中にオリジナルの成果物を製作することです。完成度が高く自分の頭で考えたアプリやWEBサイトは、たとえ実務経験がなくてもIT企業から高い評価を得られます。
ひとりでオリジナルアプリを製作できる人材は、現役SEでも2割もいないからです。
特に、社内で自社製品やサービスを開発しているWEB業界にいくと、1年目でも実力があると判断され高条件で採用してくれます。
そのため、スクールを選択する際には、就職先にどのような企業があるのか。また、オリジナルの成果物を製作するのに、どれくらい期間が与えられるのか事前に確認しましょう。
未経験者を騙す悪質なスクールの例
ここでは、具体的にどのようなスクールを避ける必要があるのか紹介します。
例1:就職先がブラック1社のみ「0円スクール」
参考:0円スクールの就職先の企業1社
「0円スクール」は、無料で3ヶ月間プログラミングが勉強でき、スクール卒業後にIT企業に就職できるスクールです。このスクールを避けなければいけない理由は次の通りです。
- 卒業後の就職先は、スクール運営元の1社しかない
- 運営元の1社は、社員を客先に出向させるだけの典型的なブラック
- 勤続年数4年でも、年収は300万円にすら届かない
- 受講前の面接や適性検査は、運営元の入社試験と変わらない
- 無料スクールは、無給で受講する社内研修と変わらない
公式サイトを見ると、「正社員として9割以上の方がバンキングシステムズで働いています」とあります。このバンキングシステムズは、スクール運営元のグループ会社ですね。
このように、3ヶ月の無料スクールを利用して、未経験者を集客する悪質な企業もあります。
例2:3ヶ月で44万円と高額な「侍エンジニア塾」
「侍エンジニア塾」は、過去にSNSで炎上した事がある問題のプログラミングスクールです。「侍エンジニア塾」を避けるべき理由は、次の通りです。
- 授業料が高額すぎる(3ヶ月:44万円、6ヶ月:70万円)
- 無料の入塾料を有料と表示し、利用者を騙している(景品表示法に抵触)
- 全額返金保証付きと言いながらも、受講料の100%の違約金が発生する
- アフィリエイト目的のブロガーを利用して、広告費に費やしすぎ
侍エンジニア塾はとにかく、授業料が高いですね。
高額な授業料を払ったからといって、優秀なSEになれるわけでも、優良企業に就職できるわけでもありません。
同じ完全オンライン制のスクールで「コードキャンプ」があります。コードキャンプの授業料は、6ヶ月利用しても受講料は30万円だけです。同じサービスでも、授業料に倍以上開きがあるのは、経営者の利益と広告費にお金を使いすぎているからですね。
悪質なスクールについて、詳細を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
参考:未経験者を騙す悪質なスクール3校|侍エンジニア塾、0円スクール
プログラミングスクール を利用するメリット
- プログラミングに適性がないとわかれば、途中で就職を辞退できる
- WEB業界、SIer業界など、適性を見た後に適切な就職先を選択できる
- ITスキルを短期間で学び、オリジナルアプリやWEBサイトを製作できる
- 就職支援付きのスクールを利用すれば、無料で利用できる
- URLを履歴書に貼り付け、優良企業にスキルをアピールできる
- 現役SEの講師から、IT業界の動向や現状を教えてもらえる
- 就職活動前に自身の内面と向き合う時間ができ、自己PRや志望動機が書ける
- スキルを習得しながら、業界研究や企業研究に使う時間も確保できる
現役SEから批判もあるスクールですが、必ずしもデメリットばかりではありません。
未経験者がスクールを理由する最大のメリットは、プログラミングの適性を知った上で就職活動ができる事です。もしも、適性がないと感じたら、無理にIT企業に就職する必要はないですね。就職してからだと、もう後戻りが効かないですよね。
働きながら通学できる無料スクールは、リスクを最大限に抑えられますね。私たちは辞めたい時にいつでも辞退できます。
また、3ヶ月で完成度の高いオリジナルアプリを製作すれば、優良企業に入社できるチャンスもあります。実力主義のWEB業界では、学歴や職歴よりも応募者の将来性やポテンシャルを見てくれるからです。
現実問題として、プログラミングは初級者に難しいのは事実です。
近くに教えてくれる人がいた方が、挫折するリスクは格段に下がります。就活する際には、スクールだけではなく転職サイトも同時進行で利用した方が良いですね。選択肢を広く持つ事で、ブラックに入社するリスクを減らせるからです。
スクールに対して批判的に見る現役SEが多い理由は、3ヶ月で60万円を超えるなど費用が極端に高額だからです。月3万円のスクールを選択すれば、少ないリスクで利用できますね。
費用が高いスクールを利用しても、就職先や授業の質を保証するわけではありません。無料スクールであれば、実質的には利用者が抱えるリスクはゼロです。
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<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐ行動を開始してください。
世界経済が本格的に悪化すれば、無料スクールの多くも閉鎖します。実際に、コロナによる経済悪化で、スクールの数は激減していますね。プロエンジニアは、24年4月現在も無料を維持してる数少ないスクールです。
公式サイト:『プロエンジニア』(無料相談の登録まで30秒)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」でIT求人を探してください。世界経済が悪化する状況では、1日も早く就職先を見つける方が安全です。プログラミングは未経験で就職しても、月20万円の手取りを貰いながら研修や実務で学べます。
プログラミングを学ばなくてもIT企業に就職できる
出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼
- 『マイナビエージェント』業界経験がないIT未経験者に強みがある
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
まとめ:卒業後の就職先はブラックだった
- プログラミングを3ヶ月勉強しても、実務経験がない御経験者と変わらない
- 未経験者は、経験者よりも高い確率でブラックに入社する
- IT企業のブラックは、大半が社員に客先常駐させる
- 有料スクールを利用しても、本質は変わらない
「無料スクールを利用すると、ブラックに入社する」と批判する人は多いですが、正確な言い方をすると、「無料スクールを利用してもしなくても、未経験者はブラックに入社する確率が高い」です。
プログラミングの基礎を学ぶだけでは、ブラックを避けられないことを、私たちは肝に銘じなければなりません。
現役SEから批判される無料スクールですが、個人的にはそれほど悪い選択肢ではないように思います。受講期間中に、オリジナルアプリを製作したら、優良企業から内定を得られる可能性が高くなるからです。
また、無理にスクールに通学する必要はないですね。
プログラミング経験がなくても、私たちは簡単にIT企業に就職できます。入社後に社内研修を受けることで、月に20万円の給料を貰いながらスキルを習得できます。
どちらが良いかは、メリットとデメリットを考慮した上で考えましょう。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
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