IT業界は、かつてないほどの人材不足に陥っています。新しい人材を採用するために、「リモートワーク」「在宅勤務」「週3日勤務」のネット広告を目にする機会が増えました。
では、リモートワークや在宅は、現実的にどれくらい実現可能なのでしょうか?
- 「ITエンジニアは、在宅勤務ができると聞いたけど本当なの?」
- 「未経験からSEを目指しても、リモートワークを実現できるの?」
- 「自由な環境で働ける人は、特殊なSEだけじゃないの?」
結論からいうと、経験者でもリモートワークを実現しているのは、全体の2%もいません。また、はっきり言ってしまうと、未経験者をリモートで採用してくれる企業はゼロです。
リモート案件は、宣伝目的で使われている事が多いですね。
近年は「海外でノマド生活しながらWebエンジニアをしている」というブログをよく見かけます。しかしながら、彼らはエンジニアではなく、SE関連の収入はほぼありません。記事を最後まで読むと、転職サイトやスクールの広告を貼り、おこずかい稼ぎしているだけですね。
海外のノマド生活は、あまりにも非効率すぎて現実的ではないからです。
リモートワークのデメリットは、企業から見てリスクが高い事、重要な仕事が任されない事、仕事を教えてくれる同僚や先輩社員がいない事です。
安易にリモートを目指すよりも、まずはSEとして確かな経験を積む事をお勧めします。開発やマネジメント経験が積めれば、高収入、ワークライフバランス、リモート、週3日労働が現実的に見えてきます。
ここでは、未経験者にとってリモートが難しい理由、将来的にリモートワークを目指したい人に、現実的な方法論を紹介します。
- リモートワークや在宅で働くメリットとは?
- 未経験から、リモートワークを実現する方法とは?
- リモートワークが現実的に難しい理由とは?
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- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
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<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
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少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
記事の内容を簡単に知りたい
リモートワークや在宅で働くメリットとは?
システムエンジニアやプログラマーは、パソコンとネットがあれば最低限の仕事ができるため、他の業種と比較してリモートを実現しやすい職種ですね。
私自身も、ネットビジネスで副収入を得るようになり、以前よりもリモートワークを実現したい思いが強くなっています。なぜならば、リモートワークには次のメリットがあるからですね。
その1:通勤地獄から解放される
リモートや在宅の最大のメリットは、通勤地獄から解放される事ですね。
IT企業は東京都内に集中しています。そのため、私たちは1時間掛けて満員電車に乗り会社に通勤します。最も集中できる朝の貴重な時間を、自分のスペースを確保する事に労力を費やし、会社に着く頃には肉体も精神も消耗している人は少なくありません。
現代的で非効率な働き方のひとつですね。
在宅勤務が実現できたら、朝の8時から仕事を開始できます。会社にいる時間と同じだけ集中して働けば、16時には仕事は終わらせ自由な時間が始まります。通勤するために使っていた2時間が手に入りますね。
その2:家賃が安い郊外や地方に住める
私たちは、自由に住む場所を決められるわけではありません。会社までの通勤経路を確認しながら給与と相談し、現実的に住める場所を探します。
私は都内の通勤地獄から逃れるために、通勤15分圏内に住んでいます。その代償として支払うのは、都内の高い家賃です。
リモートワークが実現できたら、東京郊外や実家がある地方、もしくは物価が安い海外に住めます。地方はアパートの空室率が高く、光熱費を含めても3万円以下で暮らせる場所があります。
その3:家事や育児と両立しやすい
IT業界は男性中心の社会なので、女性に対する理解は不足しています。
家事や育児を機に会社を辞め、派遣やパートを選択する人も少なくありません。男性が育児休暇で休むのは、まだまだ遠い世界の話ですね。
在宅ワークが実現できれば、家事や育児と両立しながら、会社を辞めずに仕事を続けられますね。
その4:本業の他に、複数の収入を得やすい
2018年は、副業が解禁された年です。
リモートや在宅を目指す人は、会社に縛られず、自由に働ける環境で自分の力を発揮したいと考えている人が多いです。そのため、本業以外に複数の収入源を持つことを目標にしています。
上司や同僚の厳しい監視の目から逃れる事で、副業にも力を入れやすい環境が生まれます。個人的には、副業に力を入れられることが、リモートの最大のメリットだと思っています。
参考:プログラミングを利用した副業の稼ぎ方|月1〜30万円を目指す
未経験から、リモートワークを実現する方法とは?
ただし、未経験からリモートワークを実現するのは簡単ではありません。具体的には、次のいずれかの方法で目指す事になります。
方法1:在宅ワークOKの求人に応募する
人材不足の影響もあり、「リモートワーク」「在宅勤務」「週3日勤務」の広告を目にする機会が増えましたね。まず、私たちがリモートを実現しようと思ったら、リモートOKの求人に応募する必要があります。。
しかしながら、実際に問い合わせても、良い回答が得られることは稀です。転職サイトは、リモートや在宅案件を宣伝に使っている事が多く、実際に紹介できる案件はないからです。
私は過去に、フリーランスの広告を見て問い合わせた事があります(8年以上の業界経験がある時)。その結果は、「リモートや在宅ができる案件は数が少ない、まずは実績を積み企業から信頼を得る必要がありますよ」と言われ、常駐型のフリー案件を紹介されました。
実は、フリーランス案件の95%は常駐型です。
私たちが期待する結果と、転職サイトが提供できる物の間には、大きなギャップがありますね。
方法2:クラウドソーシングを利用する
「クラウドソーシングを利用すれば、プログラミングを使い在宅案件ができる」と言う人もいます。クラウドソーシングとは、オンライン上で不特定多数に業務を依頼できる仕組みです。
これまでプロが作っていたことを、不特定多数のクラウド(群衆)が集まって何かを作り上げていくことを指します。アウトソーシングと似ているけれど、必ずしもプロフェッショナルに依頼するのではないのが特徴です。
参考:コトバンク
国内では「ランサーズ」や「クラウドワークス」が有名ですね。
依頼する側のメリットは労働力が必要な時に都合良く依頼できる事。労働者のメリットは、働きたい時に在宅ワークでいつでも作業ができる事ですね。
この方法ならば、直ぐにでも在宅ワークが実現できます。しかしながら、得られる収入は少なく、生計を立てられる水準とはほど遠いです。
「クラウドワークス」が公表する決算時の資料よると、2016年10〜12月までで月収20万円以上稼いだのは111人しかいません。クラウドワークスの利用者が80万人居るので、その割合はわずか0.01%ですね。
ネットで不特定多数に依頼するのは、発注者から見てリスクが高いからです。
参考:クラウドソーシングはやっぱり稼げない?|月収20万円超えは0.01%だけ
方法3:オンラインスクールの講師を目指す
プログラミングを利用して、最も簡単に稼げる在宅は塾講師かもしれません。
例えば、「コードキャンプ」というプログラミングスクール は、オンラインで働ける塾講師を募集しています。仕事内容は次の通りです。
- カリキュラムに沿って、受講生にプログラミングを教える
- 平日、休日の10〜24時の好きな時間帯に、レッスンを登録できる
- オンラインなので、自宅からリモートで働ける
- 時給は2700〜4200円と、高収入が得られる
未経験者にプログラミングを教えるのは、意外と難しくないですよ。つまづくポイントは皆同じなので、質問される内容が似通っているからです。基本的なプログラミングの基礎知識があれば、あとはカリキュラムを覚えるだけで講師は勤まります。
近年はプログラミングスクール が急増しているため、塾講師を募集している企業は多いです。
方法4:IT企業に就職し、上司に直接交渉する
リモートワークを現実的に実現しようと考えると、実はIT企業に就職して経験を積むのが、1番現実的で確実な方法です。
企業にとってリスクが高い在宅は、信頼関係の構築が最も重要だからです。
人材不足に苦しむIT企業が多く、採用コストの負担は年々増しています。そのため、辞めるくらいならと在宅ワークを提案する企業は多いです。私自身も退職の旨を伝える時に、上司から在宅勤務を打診されたことが、過去に何度もあります。
それくらい、新しい人材を採用するのが難しい時代だからです。
未経験者がリモートを実現するには、在宅OKの求人に手当たり次第応募するよりも、正社員として就業し、お互いに信頼関係を築いた方が早いですね。信頼関係がある企業と、フリーランスで請負契約する事で、月に50〜80万円の収入を得る事も可能です。
そのためには、企業に所属して専門スキルを磨く事、それから期限を守って仕事をこなす責任感があることを示しましょう。
リモートワークが実現しやすい会社の特徴
次のような企業を選択すると、実現しやすいですね。
- SIer系よりも、自社製品やサービスを開発するWeb系
- 社員数が少なく、柔軟な働き方を認めてくれる
- 社長や役員が技術者出身で、エンジニアの理解がある
- 歴史がある企業よりも、成立間もないベンチャー企業
- 開発経験が確実に積める企業であること
リモートワークが現実的に難しい理由とは?
「専門知識を身につけて、プログラマーになればリモートが実現できる」と言いますが、実際には簡単ではない事がわかりました。
では、なぜ難しいのか、その理由を具体的に紹介します。
その1:在宅は企業にとってリスクが高い
私たちエンジニアは、リモートや在宅ワークが企業にとってリスクである事を認識する必要があります。具体的に言うと、企業は次のリスクを負いますね。
- 作業者の進捗情報が確認できずに、プロジェクトが遅延するリスク
- 途中経過が見えずに、品質が期待する水準に達しないリスク
- 社内と個人のネットワークを繋ぐ事で、ウィルスに感染するリスク
- 顧客情報など、重要な情報が外部に漏洩するリスク
「プログラマーは、ネットやパソコンがあればどこでも作業ができる」と言いますが、それはIT業界で働いた事が1度もない素人の意見ですね。ひとつの場所に集まって作業した方が効率が良いのは間違いありません。
それでも、企業が海外に開発拠点を設けるのは、金銭的に大きなメリットがあるからです。外部に無条件に仕事を発注しているわけではありません。
その2:在宅OKの求人はフリーランスでも少ない
フリーランスと言うと、自由な働き方を想像する人は多いですが、企業で働くよりも自由が制限される事が多いです。
例えば、フリーランスを専門に紹介する「レバテック」は、1319件の案件を扱います。しかしながら、リモートや在宅可の案件は驚くほど少ないです。
- リモートOKの案件は、「1件」
- 在宅OKの案件は、「0件」
- 週3日から可能の案件は、「24件」
いかに、IT業界で自由な働き方を実現するのが難しいかわかりますね。将来的にフリーランスを目指している人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
参考:未経験からSEに就職してフリーランスになれる?|現実は難しい
その3:海外のノマド生活者はPGではない
ネットでフリーランスエンジニアで検索すると、「未経験でエンジニアを目指し、海外で自由な生活を手に入れました」と語るブログがたくさん見つかります。
実は、彼らの多くは自称Webエンジニアと言っているだけで、SEやPGの収入はほとんどありません。
ブログ内にグーグルの自動広告、転職サイトやスクールの広告を貼っておこずかい稼ぎしているだけです。記事を最後まで読むと、必ずアフィリエイトの広告がありますね。海外の自由な生活に憧れる会社員が、多数ブログに訪れてくれます。
自由な働き方を実現するのは、簡単なことではありません。
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私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
まとめ:未経験からリモートは実現できるのか?
- 転職サイトを利用し、在宅ワークOKの求人に応募する
- クラウドソーシングを利用し、プログラミング関連の案件を受注する
- オンラインスクールの塾講師を目指す
- IT企業に就職し、上司に直接交渉する
未経験者がリモートワークを実現するのは、簡単なことではないですね。
現実的にリモートや在宅を目指すのであれば、まずはしっかりと開発経験を積んでエンジニアとして成長する必要があります。スキルがある人材であれば、高収入やワークライフバランスなど、なんでも実現できるからです。
スクール にお金を払ってプログラミングを習えば、海外でノマド生活が満喫できると考えるのは1番危険ですね。海外のノマド生活を送りたい人は、プログラマーを目指すよりもブログやアフィリエイトを勉強した方が早いです。
IT企業で働く社員から見たら、「緊急時に呼んでもオフィスに来る事が出来ず、海外で自適悠々に暮らす人」に、積極的に仕事を任せたいとは思わないですよね。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
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