未経験でIT業界に入社しエンジニアが給料を増やす具体的な方法5つ

「IT業界に異業種から転職して、初年度の月給は22万円、賞与も入れて年収は300万円だった。将来家族を養うために最低でも30歳までに年収は500万円まで増やしたい… これから給与を増やしていくためには具体的に何をすれば良いのだろうか…!?」

異業種からIT企業に入社する人が増えていますよね。

多くの人にとってIT企業に入社しエンジニアになることが目標ではないですよね、スキルを磨き将来の生活を安定させるために専門職を目指したのだと思います。「30歳」を迎える頃までに年収「500万円」を稼ぐことができていれば順調に稼げている方ではないでしょうか。

エンジニアが収入を増やすためには具体的に次の5つの方法があります。

  1. 希少価値が少ない分野のスキルを習得する
  2. ひとつの分野でスペシャリストを目指す
  3. 労働条件が良い企業に入社する
  4. 「一般派遣」で働くという選択肢
  5. ITに捉われず収入を複数に増やす

ちなみに現在ブラック企業に勤めている人は、収入を増やす方法を考える前にブラック企業から脱出することを考えましょう。ブラック企業は何年働いても業務経験が積めない上に給料は上がらないですから、人生の貴重な時間を無駄にしてしまいます。

エンジニアが給料が給料を増やす方法

方法1:希少価値が少ない分野のスキルを習得する

収入を増やすことで1番重要なのは、供給が少ない分野のスキル、かつ需要のあるスキルを習得することです。希少価値が高いエンジニアの給与は桁がひとつ違いますね。

例えば、COBOL(事務処理専用の古い言語)の価値は年々上昇しています。COBOLは数自体は少ないですが今現在も大手の大規模システムで稼働しています。しかし、COBOLを使える技術者は高齢化によりどんどん引退していきますが、中堅や若手エンジニアでCOBOLを習得する人がいないですよね。

そのため、COBOLを使えるエンジニアの年収は「900万円」とも言われています。

参考:意外と希少なCOBOLプログラマの生涯年収は!?

そうは言っても、いずれCOBOLは使われなくなりますから、若い人が時間を掛けて習得するのはリスクが高い技術でもありますね。

現在のトレンドを追うのであれば、人工知能、クラウドサービス、ブロックチェーンなどの最先端技術を学ぶのが良いです。これらの技術はまだまだ新しいですが、技術を習得しているエンジニアの数は多くはありません。現役のエンジニアは皆さん本業の仕事が忙しいですから、なかなかスキルアップのために時間を確保できないんですよね。

最先端技術の中でも特に「人工知能」が狙い目です。新潟県長岡市にある株式会社AIUEO(エーアイユーイーオー)では、「深層学習エンジニア」に年収「1500万円」の求人を出したことで以前注目集めていました。(地方で人工知能開発拠点を創業

今後、人工知能に関する仕事はIT分野で急激に増えていくのは間違いないですが、それを支えるエンジニアの数はまだまだ不足しています。経済産業省が立てた予測によると、「先端IT人材」のエンジニアは現在「13万人」不足していますが、2020年には「19万人」まで増加すると言います。

ただし、人工知能はまだまだ新しい分野だし、専門領域が深い分野ですよね。先行投資をして学習する時間を確保しないと習得は難しいですよね。

数は少ないですが、人工知能を教えるプログラミングスクール も徐々に増えています。ただし、専門で教えているスクールは1校のみ、フルタイムの通学制で「100万円」のコストが掛かります。残りの2校はオンラインで社会人でも学べるのですが、入門レベルなので実用的なスキルを習得するのは難しいです。

独学だけで簡単に習得できるようなスキルではないので難しいところですよね。

方法2:ひとつの分野でスペシャリストを目指す

ゼネラリストを目指すよりも、ひとつの分野でスペシャリストを目指した方が年収が上がる可能性は高くなります。ゼネラリストは基本的には変えが効く人材なので、希少価値が上がりにくいからです。ゼネラリストの道で収入を増やすのであれば、プロジェクトマネージャーやチームリーダーなど人材やスケジュールを管理する側に回らなくてはいけません。

SIer系企業で収入が大きく増え始めるのは、管理職に就いてからですね。

スペシャリストになりその分野のトップに立つと、社内で変えが効かない人材になるので給与交渉もしやすくなります。経営者や役員からみて、辞められたら困る人材には多少無理してでも給与を多めに支払いますよね。また、転職市場でも具体的にひとつの分野でスキルがある人材を募集していますので、キャリアを活かした転職もしやすくなります。

例えば、「スマホ開発と組込開発ができるエンジニア、年収600万円」ではなく、「Rubyで5年以上自社開発の経験があるエンジニア年収、600万円」、このような募集のされ方が多いですよね。

ただし、スペシャリストへの道は決して楽ではないことに注意が必要です。

深い知識が必要だからという理由もありますが、企業は利益を求める団体なので、エンジニアがやりたいことを好きに選択できるわけではないからです。Rubyのスペシャリストになりたいと思っていても、次のプロジェクトでスマホ関連の案件を受注したら、エンジニアは「NO」と言える選択肢はありません。

会社の意向に合わせていると自然と「ゼネラリスト」になります、「スペシャリスト」へ進むのであれば自分でキャリアパスを描かないといけません。

自分が伸ばしたい分野が明確にある場合は、その技術を専門に扱っているIT企業に転職した方がスペシャリストの道へ進める可能性は高くなります。また、技術力をアピールするためにも、ある程度自分で深い知識を習得する時間を確保しないと難しいですよね。

プログラミングスクールは初学者向けに教えているところが多く、IT経験者用にレベルが高いスキルを教えているところは少ないです。「ポテパンキャンプ 」は経験者を対象にしたレベルの高いスクール なのでお勧めですよ。

→ Rubyのスペシャリストを目指すスクール

方法3:条件が良い企業へ転職する

現在IT業界はかつてないほどの人材不足ですので、転職することで労働条件を改善しやすい環境になっています。(IT業界がかつてない人材不足に苦しむ理由とは?

IT企業はどこも人材不足で困っているわけですから、新しい人材を確保するために現職よりも良い条件を掲示する必要がありますよね。私は定期的に転職活動を行っていますが、現在の年収の「50万円」程度上乗せで掲示されることが多いです。

また、インターネットだけで簡単にできる「年収シミュレーション」をしてみると、現職よりも「+120万円」という結果も出ます。転職エージェントの「年収シミュレーション」は応募求人の年収をインプットにしていますから、高収入の仕事を紹介している企業が多いことの表れでもありますね。

【年収シミュレーション】転職活動する前にまずは自分の市場価値を知ろう

次のような企業に転職すると給料が上がる可能性が高いです。

  1. 大規模プロジェクトで上流工程を担当している企業
  2. 製造業のメーカーなど本業で利益を上げている企業の社内SE
  3. パッケージや自社システムを直接販売している企業
  4. 中間マージンが発生せず直請けでクライアントと取引している企業
  5. 海外に開発拠点を設立するなど内製化を行なっている企業

ただし、転職を繰り返すジョブホッパーは採用担当者に嫌われますから、無闇に会社を変えるのは好ましいことではありません。転職をするのであれば収入増以外にしっかりと目的意識を持ち転職を行いましょう。

方法4:「一般派遣」で働くという選択肢

長期でみると必ず得をするわけではないですが、短期で働くのが前提であれば「一般派遣」として働くことが給料を上げる1番手取り早い方法になります。なぜかというと、自分でプロジェクトを選択できる自由があるので、高時給の案件にチャレンジしやすいからです。

現在はエンジニアの売り手市場なので、長期契約の「正社員」よりも短期契約の「派遣」の方が顕著に給与が増えています。経験者であれば、時給「2000〜3000円」の案件にチャレンジすることも可能です。

わたしの知人でインフラ系のエンジニアとしてキャリアをスタートし、半年後に時給「1500円」から「2000円」の案件にステップアップしていった人がいます。現在はクラウドサービスの勉強を始めて、時給「2500円」の案件にトライしようとしています。本業はインフラ系のエンジニアですが、開発案件に就くためにもプログラミングスクールに通っています。仕事は定時で帰れるので、勉強する時間も確保できるんですよね。

時給「2000円」で1日「8時間」労働すれば月給は「32万円」、「2500円」なら月給は「40万円」、「3000円」なら月給は「48万円」ですね。残業なしでこれだけの給与になります。もちろん、生涯「派遣」だけで生計を立てていくのは難しいので、どこかのタイミングで「正社員」に戻った方が良いと思います。

ただ、プロジェクトを自由に選択でき、自分が習得したいスキルを積める職場を選べるのでキャリアパスを描きやすいですよね。売り手市場が追い風になるので、多少ハードルが高い案件にトライしても面接はパスしやすい状況がここ「8年」以上続いています。

次のような方は「派遣」も選択肢のひとつに入れても良いのではないでしょうか。

  1. 本業以外でビジネスを持っている、持つ予定の人
  2. 家事や育児でフルタイムで働けない人
  3. 生涯エンジニアだけで生計を立てない人(実家を継ぐなど)
  4. 業務経験が積めない企業で働いている人(客先常駐の特定派遣など)
  5. 現在の収入を時間給にしたら「1500円」以下の人

→ IT未経験が目指すならどっちが得!?「時給2500円の派遣」vs「正社員」

方法5:収入源を複数増やす

ITエンジニアという職業は最も「副業」で稼ぐのに適した仕事だと思っています。エンジニアの副業というと、必ずしもプログラミングをしてアプリやWEBサイトの開発だけではないですよ。

なぜ、エンジニアが副業に向いているかというと、この業界で働いていると情報に対する感度が高くなるからです。私たちの仕事は先輩社員が正しい答えを必ず持っているとは限らないですよね。むしろ、仕事を進めていくなかで答えがあることの方が稀です。技術的にわからないことがあれば、ネット上にある大量の情報から正しい答えを瞬時に導き出し、トライアンドエラーを重ねて実証を繰り返す仕事でもあります。

そのため、副業など新しい分野でも自ら情報を取りに行き、新しいことに挑戦するハードルは他業種で働いている人よりも圧倒的に低いのではないかと思っています。また、現代社会の個人ビジネスはパソコンとネットを通して行うものが大半ですから、エンジニアの得意分野ですよね。

パソコンやネットを利用した副業はどのようなものがあるでしょうか!?

  1. iOS/Androidアプリをストアに公開して収入を得る
  2. WEBサイトを制作してエンドユーザー向けにビジネスを行う
  3. クラウドソーシングでプログラマー関連の仕事を受注する
  4. オンラインでできるプログラミングで自宅にいながら塾講師を務める
  5. プログラミングに関する情報をブログで発信して広告費を得る
  6. アフィリエイトサイトを運営して紹介料を得る

スマホアプリに興味があるのであれば、ストアに公開するまでを目的にアプリを制作すれば良いですよね。技術に関することも勉強できるので一石二鳥になります。ただし、ストアには現在「何百万」というアプリがリリースされているのでこれだけで稼ぐのは純粋に難しいですよね。

ストアのランキングに入られなければ、ほとんどダウンロードされることはありません。ゲーム会社が作るレベルが高いアプリでもフロント商品として無料で公開されていますから、エンジニアが個人で勝負するのは難しいです。

私がお勧めするのは「オンラインの塾講師」と「ブログ」、それから「アフィリエイト」ですね。塾講師はオンラインプログラミングですと自宅にいながらもで教えることができます。時給は「2000円以上」、通勤など一切必要ないので割の良いアルバイトではないでしょうか。初級者がどのような課題でつまづくのかも知ることができるので、仕事でも活かせそうですよね。

「ブログ」は自分のWEBサイトを持ち情報を発信することで広告収入を得ることができます。エンジニアであれば、プログラミングやIT業界に関することを発信していけば良いので、仕事の知識も深められて一石二鳥です。ITに関する情報を発信していると、この業界に関する人もたくさん見てくれるので、採用担当者からお誘いを受けることも実際にあります。1年以上継続して続けると月に「5万円」くらいは稼げるようになります。

また、「アフィリエイト」も基本的にはブログと同じですが、サイト上に自分が勧める商品を紹介します。WEBサイトの運営や解析やWEBマーケティング、ライティング力など仕事で活かせるスキルも身につけることができますね。

このように本業以外でも収入を増やす方法はたくさんあります。本業の仕事に関しては、1日に8時間会社に行き仕事をしていると月で「160時間」以上費やしているわけですから、副業ではあえて違う分野に挑戦してみるのも面白いですよね。

年収を増やすために必要な考え方とは!?

今まで紹介してきた内容と矛盾するかもしれないですが、「20代」の頃はそれほど年収にこだわらない方がいいと思います。得られる目先の収入よりも、技術がしっかりと積める環境で働けているかどうかの方が何倍も重要ですね。

業務で技術力がつけられない仕事に就いているのであれば、勉強する時間を確保することが大事ですよね。それすらできないような会社であれば直ぐに辞めてしまいましょう。ブラック企業に勤めてしまうことで1番怖いのは、業務経験が積めない仕事で、さらに長時間労働を強いられることです。

月給が少ないこと自体はそれほど大きな問題ではありません。20代前半では給料が安くても、経験と技術さえしっかりと習得できればお金は後からいくらでも付いてくるものだからです。

そのため、現在の仕事を辞めるかどうか、次の転職先を選ぶ上で大事なのは、業務経験が積める職場かどうかですよね。ただし、現在ブラックで働いていたとしても、自分の時間が十分に確保できるのであれば焦って転職活動をする必要はありません。独学でも良いので技術を習得してから転職した方がより条件が良い企業に転職できますね。

もちろん、技術が身につけられて労働環境が良く、かつ給料が高い企業で働くのが理想なのですが、全てを実現するのは難しいですよね。経験さえ積めれば、労働環境や給与は後からいくらでも変えられるので、1番優先順位が高いのは技術力です。

逆にいうと「20代」で実力以上に収入を得てしまうことの方が怖いですよね。実力以上に給与を得てしまうと、自分の市場価値を見誤ってしまい転職に失敗する可能性が高くなります。また、やりたい仕事があっても現職の給与が高すぎると行動するときの大きな障壁になりますから。

ブラック企業に勤めているならまずは脱出する

現在ブラック企業に勤めているのであれば、収入を増やす方法を考える前にまずはブラック企業を脱出することを優先して考えなければなりません。

ブラック企業では、労働時間が長いため自分の時間を確保することができない、長時間労働で働いても市場で評価される業務経験は積めないわけですから、普通に仕事をしているだけでも生活はキツくなりますよね。

この状態でスキルを磨いたり、副業をしようとすると睡眠時間を減らすしか方法はありませんから、精神的に追い込まれていくことになります。スキルを磨くにも副業するにしてもまずは普通の企業に入社することが先ですよね。

転職する際にはブラック企業を避ける必要があります。ブラック企業は割と簡単に見分けることができます、転職活動の際は次の点に注意して企業を研究しましょう。

  1. 労働時間が慢性的に長い企業はビジネスモデルに問題がある?
  2. 客先常駐だけをしている企業は危ない?
  3. 役員が具体的な業務内容を説明できないと危ない?
  4. 社員同士仲が良い社員を載せている企業には理由がある?
  5. 未経験社を常に歓迎している企業も危ない?
  6. 転職サイトの内容や担当者の話を信用しすぎるとなぜ危ない?

IT業界のブラック企業の見分け方と6つの特徴を教えます

エンジニアが給料を増やす方法まとめ

  1. 希少価値が少ない分野のスキルを習得する
  2. ひとつの分野でスペシャリストを目指す
  3. 労働条件が良い企業に入社する
  4. 「一般派遣」で働くという選択肢
  5. ITに捉われず収入を複数に増やす

専門職として働く以上は、自分の仕事が正当に評価されて収入を増やしたいですよね。収入が増えなくても良い、自分の仕事が評価されなくても良いと考えている人は、おそらくエンジニアには向いていないですよね。

収入を増やすためには基本的には自分で学習できるかどうか次第ですよね。この業界で働いていても、本業だけの仕事だけしていれば良いやと考えている人は意外と多いですよ。というか大半は本業の仕事以外で自分の時間を利用して勉強しない人ばかりです。

なので、自分で勉強する意思がある人はそれだけで周りよりも一歩抜けることができます。本業以外に自分の時間を利用して勉強するのであれば、自分が興味を持てることを選択できると良いですね。

個人的には「人工知能」の分野を勉強するのが収入を増やすこともでき、興味を持ち楽しく学ぶことができるのではないかなと思います。現在「人工知能」を教えているプログラミングスクール は3校しかないですが、これからどんどん増えていくと思います。

→ 人工知能が学べるスクール

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