未経験でエンジニアに採用されるのは何歳まで|年齢に応じた対策法

IT業界で働いていると、必ず聞かれることがあります。

  • 「ぶっちゃけ、何歳までなら未経験でも採用されるの?」
  • 30代でもOKと広告に記載されてるれど、本当に採用してくれるの?」
  • 「なぜ、専門職にも関わらず未経験を採用するの?」

背景にあるのは、異業種からIT業界へ転職する人が増えているからですね。

結論から先にいうと、以前は未経験で入社できるのは20代まででした。しかしながら、現在では35歳がひとつの基準と考える企業が増えています。もちろん、最終的には採用を判断する企業と採用される人材によるので一概には言えないですね。

38歳で採用される人もいれば、30歳でも採用されない人もいます。

以前よりも年齢層が高い理由は、IT業界の深刻な人材不足とエンジニアの高齢化が原因です。

  • SE供給数は2019年をピークに減少をはじめ、2030年には59万人が不足する
  • 若いエンジニアが減り、エンジニアの平均年齢は2020年に40歳を超える

企業の本音は以前から変わらず20代を採用したいと考えていますね。しかしそれができない現実的な問題があります。

以上を踏まえた上で、採用する企業から応募者を見る視点で、何歳までなら未経験でも採用されるのかその具体的な根拠を見ていきましょう。

未経験からSEになりたい人向け
  1. 年齢ごとの未経験者の市場価値は?
  2. なぜ、30歳を超えると採用ハードルが高くなる
  3. 30歳以上を採用する上で企業が見ているポイントは?

▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼

  1. 全国に拠点があり20〜30代が利用するリクルートエージェント
  2. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT
  3. 2ヶ月以内に転職したい人向けワークポート

個人的に1番のお勧めは、マイナビです。過去に利用してブラックから優良企業に転職できたからです。転職後は「海外勤務」や「海外出張」も経験でき、4年で年収は300→520万円まで増えました(マイナビの評価はこちら)。

ワークポートは、営業力に強みを持ち最短1ヶ月で転職する人もいます。ただし、扱う求人の質が大手2社より落ちるのが難点です(ワークポートの評価はこちら)。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

年齢ごとの未経験者の市場価値は?

IT企業の採用担当者は、未経験者の年齢をどのように見ているのでしょうか。

22〜28歳、学歴や職歴がなくても採用したい

第二新卒者、20代であれば企業は積極的に採用したいと考えています。

無料で受講できるプログラミングスクールが設ける年齢制限も20代が多いですよね。20代でプログラミングスキルを習得させれば、人材を採用しない企業はまずないからです。

企業側は「学歴や職歴がないニートでも年齢が若い20代なら積極的に採用したい」と考えています。

実際に、フリーターやニート向けに無料の就職支援があるスクールはたくさんあります。

参考:【フリーター・ニート向け】完全無料で利用できるスクール3校の比較

29〜32歳、過去の職歴次第では採用したい

28歳頃から採用ハードルが少しずつ高くなり始め、30歳、32歳と年齢を重ねるごとに一層高くなります。20代なら職歴がなくても採用してくれる企業があるが、人材が足りていない状況でも採用担当者は応募者を吟味します。

過去の職歴やエンジニアの適性、意欲を見て採用を決める企業が増えます。

企業側は「未経験でもポテンシャルが十分にある人材なら積極的に採用したい」と考えています。

30歳を過ぎると難しくなるのは事実ですが、応募する企業の数を増やせば必ず採用してくれる企業は見つかります。人材不足の状況下では定員人数を満たすのが難しいからです。募集要項の条件を落としてでも採用者を集める企業もあります。

33〜35歳、過去の職歴や高い意欲がなければ難しい

33歳を超えるとさらに難しくなりますね。

過去の職歴や学習意欲が高いことに加えて、自己投資を惜しまず自分で学ぶ力が必要です。最低でも基礎的なプログラミングは自分で身につけて、目に見える形で意欲を示せないと採用されるのは難しいです。

企業側は「採用する可能性は低いけど、人材も足りていないしダメ元で会ってみよう」と考え面談の予定を入れます。

そのため、33歳を超えてエンジニアを目指すのであれば、企業に応募する前に深い覚悟が必要ですね。なぜエンジニアになりたいのか自分に問い正してみましょう。強い覚悟があれば採用してくれる企業は見つかりますが、中途半端な気持ちだと採用されることはないです。

30代でも転職支援が利用できるプログラミングスクール もあります。転職に失敗すると全額保証があるスクールなので、結果にコミットしてくれます。

参考:【30代未経験でも転職支援が受けられる?】スクール3校の比較

36歳以上、現実的にかなり厳しい

36歳を過ぎると採用される可能性は現実的にかなり低いです。企業の多くは、過去の経歴を見ず経歴書の年齢を見ただけで不採用にします。

ただし、可能性が100%ないとは言えないですよね。

「ポテパンキャンプ」という転職支援があるスクールを利用して、40代で転職した人が2人もいます。ただ、このような人たちは本当に例外ですよね。覚悟がない人が軽い気持ちで目指すのは避けた方がいいと個人的には思います。

本気でエンジニアを目指したいならば、ブラック覚悟で企業に入社し実務経験を積むか、自分で簡単なWEBサイトを構築できるレベルまで勉強するかどちらか選択しなければいけません。

それくらい、36歳を超えてからの転職は難しくなります。

なぜ30歳を超えると転職が難しくなるのか?

30歳を過ぎると未経験者のハードルが高くなる理由が2つあります。

ひとつはIT業界でチームリーダーを勤め始める年齢が30歳だから。もうひとつは、クライアント先に出向させる前提で人材を採用するからです。

理由1:30歳でリーダーになるSEが増える

大学や専門学校を卒業して働き始めた人たちは、早い人で20代後半から徐々に小組織のチームをまとめ、30代になるとリーダー格として活躍し始めます。

そのため、30代に求められる役割は、要件定義や設計が理解できチームをマネージメントできる人材ですね。30歳を過ぎてプログラミング経験がない人材は現場で扱いずらいからです。

理由2:年齢を理由に受け入れ先が減る

中途の未経験者を採用する企業は、お客さん先に出向させる前提で人材を確保する企業が多いです。

そのため、常駐先の企業が未経験者を採用してくれるか、という基準で面接を行います。常駐先の現場でも30代が管理職を務めるため、同じ理由で受け入れを断ります。

実際に営業の人と話していると、

「エンジニアの年齢が高くなると、派遣先は受け入れを拒否するようになる。出向先の管理職よりも年上だとチームをまとめる方はやりにくいから」と言います。

このような採用する側の都合がある上で、私たちは対策を取る必要があります。相手のことを深く理解することで、採用される可能性は高くなりますね。

30歳以上を採用する企業が見ているポイントは?

30代の未経験者でも転職に成功させることは十分に可能です。私の知人で35歳未経験で就職した人がいます。

30代で転職に成功させている人の特徴は、相手が何を求めているかを正しく理解できている人です。企業が採用したくない理由を取り除けば、内定を得られる可能性は高くなりますよね。

企業が30代を採用したくない理由

企業が30代を採用したくない理由は、次の3つです。

  1. 教育コストの無駄:社内研修をしてもスキルの上達が難しい
  2. 人材のミスマッチ:プログラマーとして採用されることを期待している
  3. コミュニュケーションスキル:年下から仕事を頼まれたら内心はストレスを感じそう

このような採用担当者の不安を取り除くことで、採用される確率は高くなります。

30代でも採用される対策方法

私の知人は、次のように対策することで企業の不安を取り除きました。

  1. プログラミングスクール に通い、3ヶ月でオリジナルのWEBサイトを製作する
  2. 独学でプログラミングを学ぶスキルがある事を、書類選考でアピールする
  3. パワーポイントに自分の性格や特徴をまとめてプレゼンする
  4. プログラマーではなく、マネジメントできる人材を目指していることを伝える

時間的な制約もあるので、社会人がここまで実行するのは難しいですね。でも、これだけの対策を取れば採用してくれる企業があるという良い例ですよね。

実際のところ、採用面接で企業が知りたいのは次の3つのポイントです。

「自ら学ぶ姿勢がある人材」「求められていることを理解している人材」「年齢が下の上司でもコミュニュケーションを取れる人材」かどうかです。

参考:30代未経験者が転職する方法|成功する人と失敗する人の違いは?

▼▼プログラミング未経験でもSEになれる▼▼

IT業界は未経験でも入社できる、専門職の中では珍しい職種ですただし、未経験者はブラックに入社する確率が高いのは事実なので、慎重に行動する必要がありますね。

ブラックを避けて普通のIT企業に入社したことで、私は次のメリットがありました。

SEに就職する利点
  1. 経験年数に合わせて、給料が右肩上がりに増える(4年で300→520万円
  2. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できる(月の残業は20時間
  3. 転職市場で、高く評価されるスキルを習得できた(+50〜100万円で掲示
  4. 社内開発できる企業に就職し海外勤務」と「海外出張」を経験できる
  5. 本業の他に、ネットビジネスを利用して副収入を得られる(月に10万円以上

未経験からの転職を成功させる方法

未経験だからという理由で、企業への応募を躊躇する人も多いですが、過度に心配する必要はないですよ。現在現役で働いているエンジニアも、最初はみな実務経験がない未経験者ですよね。

ここでは、経験がない人でも転職を成功させる方法を紹介します。

方法1:未経験OK、社内研修がある企業に応募する

未経験者が応募できる企業は、基本的には「未経験OK」だけですね。

企業を選ぶ際には、社内研修の中身を重視したほうが良いです。中には、研修制度が全くなく未経験でもすぐに現場に放り込む企業もあります。

社内教育に力を入れている企業ほど、優良企業が多いですね。

社内研修は最低でも1〜2ヶ月、実践的なプログラミングの基礎を学べる企業が良いですね。面接の時に研修の内容を直接質問しても大丈夫ですよ。

方法2:未経験に強い転職エージェントを利用する

年齢が20代の人は、企業に応募して採用してくれる企業が見つからないというケースはまずないです。

未経験者向けの転職エージェントを利用して、早速転職活動を初めてみましょう。早ければ1ヶ月後には最終面談を受ける企業が出始め、2〜3ヶ月後には数社から内定を貰えます。

第二新卒者や20代にオススメの転職エージェントは、『マイナビエージェント 』です。

私は未経験で入社した1社目の企業はブラックでした。その後にマイナビを利用してブラックから脱出でき社内開発に転職しました。この企業は海外に開発拠点を持つ優良企業で、「海外勤務」や「海外就職」を経験させて貰えたからです。

未経験社向けの転職エージェント が知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。

参考:【IT未経験でも断られない】おすすめの転職エージェント3選

方法3:スクール の転職支援プログラムを利用する

※プログラミングスクール で受講生が製作するもの

20代ではない人、面接でどうしても自信が持てない人は、プログラミングスクール の就職プログラムを受ける方法もあります。

スクールの就職プログラムを受けるメリットは、

  1. プログラミングのスキル習得後に、就職活動を開始できる
  2. 無料で受講できる、もしくは転職保証があり結果にコミットしてくれる
  3. 受講中に成果物を製作するため、それを武器に学習意欲やポテンシャルをアピールできる
  4. エンジニアに適性があるか、事前に知ることができる

独学でスキルを習得する自信がない人は、是非スクールの就職支援を利用してみましょう。独学で学ぶよりも、5倍速で基礎知識を身につけられます。

未経験で自信が持てないからと、資格の勉強に費やしたり職業訓練校やハローワークを利用する人もいますがどちらもお勧めできません。

ITエンジニアは専門職なので、知識よりも実務(具体的に何ができるか)を重視されるからです。職業訓練校やハローワークは、企業が無料で利用できるため零細やブラックも多いです。

どちらも貴重な時間を無駄にするので避けたほうが良いですね。

▼▼転職支援(無料、全額保証)があるプログラミングスクール3社▼▼

  1. 20代、オンラインで自宅や職場から自由に受講できるCodeCamp
  2. 20代、関東在住なら無料で利用できるProEngineer
  3. 30代でも、転職保証が受けられるTECH::EXPERT

参考:IT未経験者が無料で受講できるプログラミングスクール まとめ

まとめ:未経験でエンジニアに採用されるのは何歳まで

何歳まで採用してくれる
  1. 22〜28歳、学歴や職歴がなくても採用したい
  2. 29〜32歳、過去の職歴次第では採用したい
  3. 33〜35歳、過去の職歴や高い意欲がなければ難しい
  4. 36歳以上、現実的にかなり厳しい

専門職のIT業界では、年齢を重ねるごとに就職の難易度が上がります。そのため、20代後半、30代前半の人は1日も早く行動に移すことをお勧めします。

行動に移すというのは、まずは未経験OKの企業を探してみることでも良いですね。

年齢を重ねると転職が不利になりますが、35歳を過ぎたら絶対に採用されないかと問われると、そんなことはないですね。最終的に採用されるかどうかは、その人次第ですね。

一般的にエンジニアとして成功できる人材は、学習意欲が高く自ら学ぶ姿勢がある人材です。誰かに技術を教えてもらう考えでは、5年後に通用しないのがいまのIT業界です。そのため、IT企業は自ら学ぶ姿勢がある人材を見分けるために面接を行なっています。

学習意欲が高い人材であれば、私の知人のように30代でも採用されます。

はっきり言って、現役のエンジニアでも7〜8割は他人本位で自ら学ぼうとしないです。そのため、学習意欲が高い人であれば、いくらでもチャンスはありますよ。

参考:未経験で採用された1年目の給料は?|SEの平均年収は547万円

1日でも早く行動に移した方が良い理由

現在IT業界は転職有効求人倍率が「6倍」を超えるほど景気が良いですね(転職求人倍率レポート(2018年4月))。業界全体の求人倍率が2.36倍なので、他業種の3倍も求人が余っています。

そのため、書類を送付すれば、誰でも書類選考を突破できます。

しかしながら、この状況がずっと続くわけではありません。

IT企業は外国人SEを大量に採用し、日本政府は移民を受け入れる準備も進めています。また、前回の金融危機から10年が経過し、経済危機が発生する可能性もありますね(不景気のサイクルは7〜8年周期)。

アメリカのダウ平均は、2008年の金融危機直前に14,000ドルの過去最高値を付けました。一時8,000ドルまで暴落した株価は急回復を続け、現在は24,000ドルまで暴騰してます。トランプ政権の混乱や中国との緊張で、いつバブルが弾けてもおかしなくないと言われていますね。

再び、2009年のような深刻な不況に陥ると、有効求人倍率は1倍以下まで落ち込みます。落ちるときは、徐々に落ち込むのではなく2〜3ヶ月の間で急激に落ちますね。

そうなると、IT企業に就職したくてもできなくなります

  1. 教育コストが掛かる人材の採用をストップ、未経験者はIT企業に入社できない
  2. 有効求人倍率が1倍を切り、経験者も内定を獲得するための競争が激しくなる
  3. 人件費が安い外国人を大量に採用し、海外でシステムを開発する
  4. 日本人SEは、国内で開発経験が積みたくても積めない
  5. スキルが低い人材は、転職エージェントから支援を断られる
  6. プログラミングスクールの無料サービスが終了する

今は景気がいいからいつでも転職できると楽観的に考えるのではなく、1日も早くエンジニアになり専門スキルを身に付けましょう。スキルがある人材は、不況に強いのでリストラされる心配はないです。

2018年度(2019年3月末まで)中に、内定を獲得できるように計画しましょう。今の時期は、春入社に合わせて動く人が多いので、早めに行動しないと応募者が増えます。

応募者が増え担当者の負担が増えると、私たちの希望や条件に合致する適切な企業を紹介するのも難しくなりますね。

IT未経験の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます。

採用担当者が知りたい事にポイントを抑えて書くと、少ない時間で完成度が高い経歴書を書けます。

参考:【例文あり】SE未経験の自己PRの書き方|採用担当者が教える

業界未経験者向けの転職サイトはたくさんありますが、個人的には「マイナビエージェント 」が1番おすすめです。過去にマイナビを利用した事で、ブラックから脱出でき、社内開発、海外勤務、海外就職を同時に実現できたからです。

現在もマイナビに紹介してもらった企業で働き続けています。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる(当日か翌日)
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める
  6. 2〜3ヶ月で内定を獲得し、就職先の企業と相談して入社日を決める

まずは、自分にエンジニアの適性があるか見るためにも、エージェントに相談してみましょう。電話でも対応してくれるので、会社のお昼休みからでも気軽に相談できます。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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