未経験歓迎のSE求人は危険だった|ブラック率は7〜9割

「エンジニア未経験」でネット検索すると、「未経験者大歓迎、学歴、職歴、年齢問わない」という言葉がグーグルの1番最初のページに並びますよね。

そこで私たちは、こんな疑問が湧いてきます。

  • 「プログラミング未経験者でも、本当に企業は採用してくれるのだろうか?」
  • 「未経験OKの求人は、どうせ待遇が悪いブラックばかりだよな?」
  • 「ブラック企業と普通の企業を、どうやって見分ければいいの?」

業務経験がない人は、未経験でも採用してくれる企業にしか応募できません。取れる選択肢は限られている中で、「学歴、職歴、年齢を問わない」という文言をみると不安になりますよね。

なぜならば、誰でも入社できる企業は労働条件が悪いからです。

結論から先に言うと、未経験者OKの求人はやはりブラックが多いのは事実です。

じゃあ、やっぱり未経験者OKの求人は辞めた方が良いな」と考えた人もいるかと思います。そういう人は技術職に向いていないので、今のうちに辞めた方が正解かもしれません。

そもそもの話ですが、専門職のIT業界に限らずどの業種でもブラックがない業界はありません。いま現在この業界で働いているエンジニアも、みな実務経験がない状態で入社しています大事なのはブラックを避けて「まともな企業」を選ぶことです。

仮にブラックに当たったとしても、経験さえあれば労働条件が良い企業に転職できるのがIT業界の利点でもあります。

ただし、未経験だからといって確実にブラックに入社するわけではないですね。私は過去にブラックを経験していますが、私のように不用意に入社する人もいれば、ブラックの存在を知らずに1社目から優良企業に入る人もいます。

ここでは、未経験者がブラックに入りやすい理由や、ブラックを避ける具体的な方法を紹介します。

ブラックを見分けたい人向け
  1. 未経験者OKの求人はどのくらいの割合でブラックなの?
  2. 未経験者がブラックに入社しやすい理由は?
  3. 未経験者がブラック企業を避ける方法は?

▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼

  1. 全国に拠点があり20〜30代が利用するリクルートエージェント
  2. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT
  3. 2ヶ月以内に転職したい人向けワークポート

個人的に1番のお勧めは、マイナビです。過去に利用してブラックから優良企業に転職できたからです。転職後は「海外勤務」や「海外出張」も経験でき、4年で年収は300→520万円まで増えました(マイナビの評価はこちら)。

ワークポートは、営業力に強みを持ち最短1ヶ月で転職する人もいます。ただし、扱う求人の質が大手2社より落ちるのが難点です(ワークポートの評価はこちら)。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

未経験者がブラックに入社する確率はどれくらい?

そもそもですが、未経験者がブラックに入社してしまう確率はどれくらいあるのでしょうか?

その1:ブラックの定義は?

その前にまずは、IT業界のブラックの定義を確認しましょう。

ITエンジニアは知的産業の仕事ですが、IT業界のブラックは単純労働と変わらないため劣悪な企業も多いです。ブラックの定義は人によって違いますが、私はこのように考えています。

  • 月の労働時間が60時間を超える
  • 残業代が支払われず、長時間労働でも手取り18万円を下回る
  • 週末出勤もあり、業務時間外にも呼び出されることもある
  • 開発経験が積めない雑用業務ばかりを任される

私が過去に働いたブラックでは、毎日夜の10時過ぎまで働き、給与は手取りで20万円以下でした。

ブラックの定義は人によって異なるため、ブラックに入りたくないと言う人は自分なりに定義してみましょう。

その2:未経験OKの求人は5〜7割がブラック

未経験OKの企業はやはり求人の質は悪いです。

特に大衆向けのネット媒体で、求職者を募集している企業は危ないですよね。

はっきりと数値化できる訳ではないですが、ネットの検索結果に表示される(広告を使っている)企業の7〜9割はブラックです転職サイトやエージェントを利用すると求人の質は上がりますが、それでも未経験者OKの少なくとも5割はブラックだと思います。

未経験者がブラックに入社しやすい理由は?

では、なぜ未経験者はブラックに入社する確率が高いのでしょうか。

理由1:大手、優良企業は競争倍率が高いから

未経験者がブラックに入社しやすい理由は、経験者よりも相対的に不利な条件が揃っているからですね。

そもそもの話ですが、労働条件が良い企業は競争倍率が高く、未経験者が入り込む余地はありません。IT業界ではこのような図式が成り立ちますね。

  1. 「経験者」を採用する企業 → 大手、優良企業が多い
  2. 「未経験者」「第二新卒」を採用する企業 → まともな企業もあるがブラックもある
  3. 「学歴なし」「職歴なし」を採用する企業 → ブラック企業が多い

エンジニアが専門職である以上は、スキルがあることが絶対条件になります。

理由2:中途の未経験者を採用するのは中小企業が多いから

大手や優良企業は、教育コストが掛かる未経験者を採用しません。企業のネームバリューがあるため、お金を掛けて広告や宣伝しなくても優秀な人材が集まるからです。

そのため、教育コストを掛けて未経験者を採用するのは中小や零細企業が中心です。

優良企業は教育コストを掛けずに人材を採用できてずるいと思ったかもしれません。しかしながら、彼らも最初から優良企業だったわけではないですよね。創業間もない初期の頃は、大卒や経験者を募集しても人が集まらない状態からスタートしていますね。

理由3:未経験者はIT業界に対する知識がない

この業界で1度でもブラックを経験した人は、2度目は高い確率でブラックを避けられます。なぜならば、IT業界のブラックの問題はシンプルでわかりやすいからです。

IT企業がブラック化する原因は、「偽装請負」と「多重派遣」だからです。

2度目に転職活動することきは簡単に見分けることができます。1社目にブラックに入る人の話を聞いていると、知らずに入社していますよね。

IT業界の問題点をより詳しく知りたい人は、こちらのサイトを参考にしてみてください。

参考:IT業界の客先常駐とは|メリットやデメリット、違法性、一般派遣との違いは?

▼▼プログラミング未経験でもSEになれる▼▼

IT業界は未経験でも入社できる、専門職の中では珍しい職種ですただし未経験者はブラックに入社する確率が高いのは事実です。私は未経験でこの業界に入社し過去に2社ブラックを経験しました。

2度もブラックに入社したのは私が無知だったからです。ただし、学習意欲があり現状に満足しない人ならば過度に心配する必要はありません。私はブラックから脱出したことで状況が大きく変わりました。

ブラックから転職して得られたこと
  1. 給料が右肩上がりに増えた(4年で300→520万円
  2. 転職先に困らないスキルを習得でき、転職すると現職より+50〜100万円で掲示される
  3. 納期がない月の残業は20時間まで減った
  4. 社内開発できる企業に転職し「海外勤務」や「海外出張」を経験できた

参考:2社のブラックを経験し、社内開発と海外勤務できるIT企業へ

未経験者がブラック企業を避ける方法とは?

では、具体的にブラック企業を避ける方法を見ていきましょう。

方法1:学歴、職歴、年齢を問わない求人は避ける

未経験である以上は、「未経験OK」の求人に応募するのは避けられません。

しかしながら、「学歴、職歴、年齢を問わない」という企業に応募するのは避けましょう。9割以上の確率でブラックに入社します。

未経験者の人ほど強い不安を感じているため、安心を得たいために条件が緩い企業に応募してしまいガチですよね。しかしながら、誰でも入社できる企業であるほど、ブラックである確率は高いですよね。

方法2:転職エージェントを有効に活用する

私たちは、転職エージェントを有効に活用することで、質が悪い求人(ブラック)を避けられます。

なぜならば、資金力がない零細やブラック企業は、金銭的な理由で転職エージェントを利用できないからです。エージェントを利用する企業は、入社後の年収の3割(90〜120万円)支払う必要があります。

採用コストを掛けたくない企業は、無料のハローワークを利用します。結果的に、資金に余裕がある企業がエージェントを利用するので、ブラックを避けられる確率は高くなります。

また、キャリアアドバイザーに依頼すれば、「労働時間が長い企業」や「残業代が付かない企業」を意図的に弾くことも可能です。ブラックを避けたい人は、是非利用を考えてみてください。

転職エージェントは数百社以上ありますが、個人的な1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。私は過去にマイナビを利用してブラックから脱出し、「海外勤務」や「海外就職」を経験させてもらったからです。

参考:マイナビエージェントの 評価|未経験歓迎の求人が多数

方法3:ブラック企業を見分ける

転職エージェントを活用したからといって、100%ブラック企業を避けられるわけではありません。エージェントが扱う求人にも、質が悪い案件は紛れ込んでいます。

最終的にその企業がブラックかどうかを判断するのは私たち自身です。そのためにも、ブラック企業を見分ける目を養うのは絶対に必要ですね。

では、業界経験がない未経験者は、具体的にどのように見分ければ良いのでしょうか。

  1. 客先常駐している社員の比率をみる
  2. 労働時間が慢性的に長い企業は、ビジネスモデルに問題がある
  3. みなし残業を取り入れている企業は危ない
  4. 3年〜10年目の中堅社員が少ないと危ない
  5. 具体的な業務内容を説明できないと危ない
  6. 社員同士仲が良い企業も実は危ない
  7. 未経験者を常に応募している企業は危ない

参考:IT業界のブラック企業とホワイト企業の見分け方

私は過去にブラックを2社経験したことがあるので、企業のホームページだけでも見分けられます。IT業界のブラックは、外部に社員を提供する派遣ビジネスなので、他業種と比較して見分け易いです。

もちろん、未経験者が見分けるのは簡単ではありません。それでも、多くの企業と直接顔を合わせることで、自分なりの感覚を養う事ができます。

方法4:プログラミングスクール 経由で就職する

※プログラミングスクール で受講生が製作するもの

プログラミングの経験がなくてもIT企業に入社できます。ただし、技術職である業界に入社する以上は、スキルがない人材ほどブラックに入る可能性は高いですよね。

このリスクを避けるためには、事前にプログラミングスキルを習得し自分を安売りしないことです。

現在は人材不足に苦しむIT企業が増え、無料でプログラミングを受講でき転職を支援したり、3ヶ月のレッスン終了後に転職に失敗すると転職保証(全額返金)してくれるスクールが増えています。

無料スクールは、IT企業がスクールに協賛金を出すことで成り立っています。

受講生は受講期間内に、オリジナルのWEBサイトやアプリを製作し、制作物を武器に優良企業にポテンシャルや意欲をアピールできます。興味がある人は受講を考えてみてください。

▼▼転職支援(無料、全額保証)があるプログラミングスクール3社▼▼

  1. 20代、オンラインで自宅や職場から自由に受講できるCodeCamp
  2. 20代、関東在住なら無料で利用できるProEngineer
  3. 30代でも、転職保証が受けられるTECH::EXPERT

無料スクールは、企業が人材不足に陥っている今だからこそ提供できるサービスです。景気が変わると来年には廃止されている可能性もあります。

参考:IT未経験者が無料で受講できるプログラミングスクール まとめ

まとめ:未経験歓迎のエンジニア求人は罠?

未経験者がブラックに入社しやすい理由
  1. 大手、優良企業は競争倍率が高いから
  2. 中途の未経験者を採用するのは中小企業が多いから
  3. 未経験者はIT業界に対する知識がない

未経験である以上は、ブラックに入社するリスクは高いですね。しかしながら、それはIT業界に限らずどの業種でもそうですよね。経験者の方がより条件が良い企業に就職できるからです。

ブラックに当たる可能性はありますが、それでもIT企業を目指す価値は十分にあると思います。

私は過去にブラックを経験しましたが、その後社内開発できる企業に転職できました。転職後は毎日定時で帰れるようになり、月給やボーナスは右肩上がりで増えていきます。入社してから4年後には220万円(300→520万円)も収入が増えました。

頑張れば努力が実る職場は、やりがいを持てますね。

IT業界の利点は、専門職なので努力できる人材であれば昇進や昇給ができること、スキルさえあればいつでも転職できることです。

WEBエンジニアに転向し初年度の年収は?

参考:30代前半(30~35歳)・ソフト系の平均年収は525万円(Tech総研)

専門職であるITエンジニアの給与は、他業種と比較して高いです。

Tech総研の調査結果によると、30代前半のソフト系エンジニアの平均年収は525万円厚生労働省が公表する数値では、システムエンジニアの平均年収は547万円です厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」)。

ただし、初年度からこれだけの給与を得られるわけではありません。また、ブラック企業に就職すると給料はスズメの涙しか増えません。

初年度の年収は300〜350万円が相場になります。普通のIT企業に入社できたなら、これくらいのレンジを想定しておけば良いですね。

  • 初年度:年収300〜350万円
  • 経験3年以上:年収400万円〜
  • 経験5年以上:年収500万円〜
  • 派遣やフリーランス:年収700万円〜(スキル次第)

私がこの業界で未経験で入社した時はブラックでした(ブラックだと年収は増えません)。

その後は社内開発できる企業に転職し、「海外勤務」や「海外出張」も経験できました。また、年収も順調に増え4年後に年収500万円を達成します。

1日でも早く行動に移した方が良い理由

ITエンジニアを目指すのであれば、1日でも早く行動に移すことをお勧めします。

なぜならば、IT業界はかつてないほど深刻な人材不足ですが、この状態がずっと続くわけではないからです。

現在IT業界は転職有効求人倍率が「6倍」を超えるほど景気が良いです(転職求人倍率レポート(2018年4月))。業界全体の求人倍率が2.36倍なので、他業種の3倍ですね。

書類を送付すれば、誰でも書類選考を突破できます。

しかし、人材不足はいずれ解消されますね。

IT企業は外国人SEを大量に採用、日本政府は移民を受け入れる準備も進めています。前回の金融危機から10年が経過し、経済危機が発生する可能性もあります。

不況に陥ると、有効求人倍率は2009年の1倍以下まで再び落ち込みます。

そうなると、未経験者を採用してエンジニアを育てる企業の数は劇的に減ります。運良く1次面接まで進めても、経験者と求人を奪い合いますね。

今は景気がいいからいつでも転職できると楽観的に考えるのではなく、1日も早くエンジニアになり専門スキルを身に付けましょう。スキルがある人材は、不況に強いのでリストラされる心配はないです。

IT未経験の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます。

採用担当者が知りたい事にポイントを抑えて書くと、少ない時間で完成度が高い経歴書を書けます。

参考:【例文あり】SE未経験の自己PRの書き方|採用担当者が教える

業界未経験者向けの転職サイトはたくさんありますが、個人的には「マイナビエージェント 」が1番おすすめです。過去にマイナビを利用した事で、ブラックから脱出でき、社内開発、海外勤務、海外就職を同時に実現できたからです。

現在もマイナビに紹介してもらった企業で働き続けています。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める

まずは、自分にエンジニアの適性があるか見るためにもエージェントに相談してみましょう。電話でも対応してくれるので、会社のお昼休みからでも気軽に相談できます。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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