「プログラミングを習得してIT企業に就職したいと思っているのですが、やはりプログラミングは理系出身じゃないと難しいですよね… 特殊なスキルを必要とするので文系出身者で習得できるような簡単なものではないですよね…!?」
プログラミングに関して苦手意識を持っている方は多いですよね。とくに文系出身者や未経験者、普段からパソコンを使わない人が苦手意識を持っているように感じます。ですが、文系出身者でも未経験者でもITエンジニアになることは難しくありません。
新しいことを学ぶ姿勢さえあれば誰でもプログラミングを習得することができます。
私自身も自分のパソコンも持っていない、ブラインドタッチすらできない状態でIT企業への就職を決めました。それでも、現在では複数のプログラミング言語(C言語/C++/C#/Java/PHP/Objective-C)を習得し、組み込み開発やWindowsのデスクトップの開発、AndroidやiOSのアプリ開発、それから企業向けのWebシステムの開発など色んなことを経験する事ができました。その間、2年間の「海外勤務」も任された事があります(海外勤務の転職談)。
この業界で働いているエンジニアの半数近くが文系出身者だし、「82歳」でプログラミングを習得したおばあちゃんもいるし、「語学」を習得するよりも何倍も楽だと思いますよ。
記事の内容を簡単に知りたい
文系出身者でもプログラミングが難しくない理由とは!?

理由1:現役エンジニアの半数近くが文系出身者
IT業界で働くエンジニアは理系の人ばかりだと考えているかもしれないですが、実は半数近くが文系出身者なんですよね。
未経験者を採用する側は、文系か理系かということはそれほど気にしていません。入社時点でパソコンやIT知識がなくてもプログラミング研修を通してある程度上達する事ができるとわかっているからです。毎日会社に出社して、毎日パソコンを触るわけですからできるようになって当たり前ですよね。
私が新卒で入社したのは未経験者も採用しているIT企業で、複数の企業の方と合同で3ヶ月間のプログラミング研修を行いましたが内訳はこのような感じでした。当時の自分としては、エンジニアは理系卒の学生が入社する職種だと思っていたので文系出身者が多いことに驚きました。
- 大学理系卒:4割
- 大学文系卒:4割
- 情報系の専門卒:2割
上達速度は人により大きく違いますが、理系出身だから優秀とか、文系出身だからできないということはなく、その人それぞれという感じでした。また、一緒に研修を受けた中には2人の高校卒の女性もいました。
理由2:82歳でプログラミングを習得したおばあちゃん
ITエンジニアは専門職ですが、特殊なスキルがないとできない仕事ではありません。
特殊なスキルが必要な職業というと、医者、弁護士、会計士、公認会計士、パイロットがありますよね。このような仕事は難易度が高い国家試験を受け、さらに実務経験が認められて初めて働ける仕事なので、誰でもできるわけではないですよね。
プログラマーはこのようなタイプの仕事ではないですよね。簡単に習得できるかと言ったらそうではないですが、それでも難しすぎて習得が困難というわけではありません。文系出身の学生さんでも、営業職など異業種からの転職でも入社できるのがIT業界です。
「82歳」でプログラミングを習得したおばあちゃんもいます。このような例は特殊といえばそれまでですが、それでも文系出身だからできない、未経験だからできないと考えるのはナンセンスですよね。
そう語るのは、若宮正子さんだ。御年82歳。彼女は、今年からプログラミング言語Swiftを学び始め、アプリをリリースした。そんな実績が評価され、Appleがサンノゼで開催している開発者イベントWWDCに「サプライズスペシャルゲスト」として招待された。目をピカピカ輝かせてハッキリとかわいらしく話す彼女は、「マーちゃん」という愛称で呼ばれる人気者だ。
理由3:語学を習得する方が何倍も難しい
プログラミングがどれだけ難しいかは人にもよりますが、個人的には語学を習得するよりもプログラミングの方がはるかに楽だと思います。英語を日常会話レベルで話せるようになるためには、次のようなステップが必要ですよね。
- 日常会話に必要な単語や文法を習得する(2000語程度)
- 耳が英語を聞き取れるようになるまで「1000時間」聞く
- 練習相手を見つけて徐々に実戦で慣れていく
- 英語で会話しながら自分の言いたいことを英語で話す
英語は相手の会話を聞きながら自分が話す内容も考えないといけないので、かなり高度なテクニックを必要としますよね。単語や文法を暗記したらいいわけではなく、実戦でも使えるようにならないといけません。
対してプログラミングの場合、プログラミング言語の文法を覚える、コーディングする、コンパイルして実行する、これを繰り返していけば誰でもできるようになりますよね。英会話のようにリアルタイムで受け答えする必要もなく、じっくりと頭の中で考える時間もあります。
語学で日常会話ができるほど習得できたのなら、プログラミングの方が楽に覚えられるのではないかと思います。
プログラミングに苦手意識を持っている人が多い理由は!?

プログラミングは自分にはできないと思っている人は多いですよね。若い人の声をよく聞いてみると、そもそもパソコンを使ったことがないだけであって、単に難しいという気持ちが先行しているのかなと思っています。プログラミングは「食わず嫌い」という側面の方が大きいのではないでしょうか。
理由1:スマホネイティブユーザー が増えているから

プログラミングに苦手意識を持っている理由に、そもそもパソコンを使ったことがない人が若者の間で増えていますよね。スマホしか使えないスマホネイティブユーザーの割合は、「10〜20代」で「7割」を超えているというLINEの調査結果があります。(IT未経験でパソコンができない人がエンジニアになれるのか?)
パソコンから使い始めているユーザーからみれば、スマホてびっくりするくらい便利ですよね。位置情報が付く超高性能PCをポケットに入れて持ち運べる時代になりました。これだけスマホが便利だと、操作が難しいパソコンを使う機会はなくなって当然ですよね。
理由2:パソコンが難しいと思っているから
パソコンはスマホに比べたら難しいですが、それでも多くの人にとって使いこなせるようになるのは難しくありません。パソコンに苦手意識を持っている人は、そもそも1度も使ったことがないからですよね。最初は使い方がわからなかったけれど、実際にやってみたら簡単だったと思うことはないですか!?
例えば、インターネットが世の中に普及し始めた「90年代」は、ネットを使うユーザーはかなり特殊な人たちでしたよね。それから「10年」も経つと総人口の「8割」の人がインターネットを利用するようになりました。スマホ携帯も発売された当初は中高年にハードルが高いと言われていましたが、現在では50代、60代、多くの中高年層がスマホを利用しています。
理由3:ブラインドタッチができないから
スマホの文字入力は誰でも打ち込めますが、パソコンはキーボードを見ずにタイピングするブラインドタッチを練習しないといけないですよね。パソコンのブラインドタッチができないという理由で、パソコン操作が億劫に感じている人も多いです。
20代の若い子にブログの作り方を教えた事があるのですが、「スマホでも記事を書けるならスマホでしてもいい?」と聞かれてびっくりした事があります。
スマホでも文字入力はできるのですが、文字入力のスピードは「3倍」以上差があるのでやはりパソコンを使った方がいいですよね。単純計算で文字を打ち込む仕事であれば、スマホで「1時間」掛かる作業もパソコンなら「20分」で終わりますから。
パソコンに苦手意識を持っている人はまずはブラインドタッチの練習から始めてみたらどうでしょうか。ブラインドタッチはインターネット上にある無料のタイピングソフトで練習することができます。「e-typing」というソフトはローマ字ごとにどの指を使えばいいのか教えてくれるので、「2週間」も練習すれば割と楽にできるようになります。

文系出身者、未経験でもITエンジニアになれる
未経験者を採用する側は、文系か理系かということはそれほど気にしていません。入社時点でパソコンやIT知識がなくてもプログラミング研修を通してある程度上達する事ができるとわかっているからです。毎日会社に出社して、毎日パソコンを触るわけですからできるようになって当たり前ですよね。
周りにはプログラミングを習得してきた先輩社員もいるので、わからない事があれば教えてくれます。
私自身も自分のパソコンも持っていない、ブラインドタッチもできない状態でIT企業への就職を決めました。最初は仕事を覚えるのが大変で週末も図書館やカフェで勉強する事もありましたが、最初の1年目、2年目が大変なのはどの業界に入社しても同じですよね。
何が言いたいのかというと、プログラミングを学びたいという意思さえあれば文系も未経験も関係ないですね。単に苦手意識を持っているだけなので、まずは自分でプログラミングを書いてみることから初めてみましょう。
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