未経験でも本当に高収入が得られるの?|年収600万円を狙う方法

高い給与を得ることを目標に、IT業界を目指す人も少なくありません。でも、本当にSEに就職すると、高収入を得られるのでしょうか?

  • IT業界に入社すれば、本当に高い給与を得られるの…?」
  • 「知人のSEで、年収300万円で働いている人もいるけれど…?」
  • 年収600万円以上稼ぐためには、具体的に何をすれば良いの…?」

結論から伝えると、ITエンジニアは他業種と比較して高収入を得やすい業種です。

ただし、必ずしも高い給与を得られわけではないですね。専門職と言いながらも、年収300万円台で、毎日夜遅くまで働き続けているSEもたくさんいます。私はブラック出身のSEですが、8年間で30万円(年収300→330万円)しか給与が増えていない人もいます。

ここでは、未経験からSEに転向して高収入を得る方法、それから給料が低い企業や人材の特徴を紹介します。

年収600万円以上稼ぎたい人向け
  1. ITエンジニアは、本当に高収入を得られる仕事なの?
  2. SEの平均年収は、全業種より133万円も高い?
  3. IT業界で、年収600万円稼ぐキャリアプランは?

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  1. マイナビエージェント業界経験がないIT未経験者に強みがある
  2. 『ワークポートIT最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
  3. 『リクルート求人数は多いが、IT業界に特化していない

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<24年2月:求人倍率は急落に転じる

参考:求人数は微減し、転職希望者数が増加(2024年1月)

24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています

転職大手DODAによると、1月の有効求人倍数は『3.22倍→2.80倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。

そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。

日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。

今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。

なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。

そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください

未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。

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IT業界は、本当に高収入を得られる仕事なの?

IT業界は、本当に稼げる業種なのか疑問に思う人も多いですよね。高収入を得られる人材は少数ですが、それでも確実に他業種よりも稼ぐことがわかります。

Aさん)外資系に転職し650万円+ボーナス

転職後に650万円+ボーナス

プログラマの給料は会社の規模と業界内での立場によります。

私は最初社員50人程度の孫請け案件がメインの会社で働いていましたが、30歳直前で年収は300万円ほどでした。

スキルが高ければもっともらえていたかというと、そうでもありません。実際は私はその会社の中ではスキルの高いほうだと自負していましたが、もともとの案件が人月50万程度の案件がほとんどでした。2,3件掛け持ちすることもありましたが、だからといって1000万は絶対もらえなかったでしょうね。

その後大手外資系に転職しましたが、年俸はいきなり650万+ボーナス。しかも、契約時にボーナスとして200万円もらえました。仕事のレベルは前の会社と比べると確かに高いのですが、自分の持っているスキルで十分対応できるものでした。

4年弱で、800万+ボーナスぐらいまで昇給し、アメリカの本社に移りました。あのまま日本にいても2,3年で1000万+ボーナスぐらいはもらえていたと思います。

私が思うに、給料の最低ラインは自分のスキルで決まりますが、最高ラインは仕事のレベルで決まります孫請け会社にはレベルの低い仕事しか回ってこないので、いくらスキルが高くてもそのレベルの給料しかもらえません。ある程度自分のスキルが高くなると、スキルによる最低ラインが仕事による最高ラインを上回って頭打ちになります。

この頭打ちを打破するには、仕事を変えるしかありません。転職するのもひとつのやり方ですし、転職せずに管理職になるというももう一つのやり方でしょう。

参考:Yahoo知恵袋

Bさん)32歳で年収1300万円は普通だった

SEって年収高いですよね?

ユーザーのシステム開発室に勤務しているなら一般職、と技術職にそれほど差はなだろう。ソフトウェア開発が専門の会社なら、ピンからキリまであると思います。ゲームソフト会社の2次下請けは、かなり低いそうですね。

私が勤めていたソフトウェア開発会社ですと、32歳のSEで年収が約1300万円は普通でしたね昔は都市銀行の勘定系システム開発、証券会社のオンラインシステムのプログラム設計がメインでしたが、ここ最近は制御系システム開発が8割を占めてきました。

私が住んでいる名古屋は自動車産業、や工作機械メーカーが多数あり、仕事量としては今後も増えていくようです。数年前から目立って増えてきているのは、自動車部品などの製造メーカーがオール無人化工場を稼働させ、それに不可欠な制御系ソフト開発を一括受注するソフトメーカーも出てきております。数十億円の開発受諾金はこの業界では当たり前ですね。

参考:Yahoo知恵袋

Cさん)フリーランスSEは月90万円

フリーランスの給料は90万円が普通ですか?

元フリーランスです。SEで90/月だと平均ぐらいかなと思いますよ
かかる経費ですが、税金や健康保険、年金など普通のサラリーマンと同じものぐらいです。税理士に頼んだりするとそのお金もかかりますが…
むしろ、家賃の一部や飲食代を経費にできるのでサラリーマンより税金は低いです。その代わり、安定性は全くないですが

参考:Yahoo知恵袋

Dさん)40代で年収1000万円が狙える

40代でも年収800万円稼げる?

うちの子と同じですね。うちの子も今春、大学に入りました。親の本音としては、ホッと、したことでしょうね。うちの子は頭は良くないですけど、高校教師になりたいという夢に向かっています。(東京の大学、男子です。東京大学ではないですよ(笑))

IT業界も色々な業種があります。
https://www.internetacademy.jp/it/it-industry-map-and-four-occupati…

ただ、言えることは、大手なら、40代で800万円台は普通で、もっともらえます。大手はやはりもらえる額が多いんですよ。私は、一応大手の部類ですが、コンサルティングを行っているので、SEよりも多くいただいています。

大手は、SEより上の人材を育てます。例えば、アクセンチュア(外資系)などは、SEなんてないのです。(SEは和製英語なので国際的に通じる言葉ではない)
アナリスト、コンサルタント、マネージャー~になります。

私は、SAP コンサルという職業ですが、ほとんど知られていないので、こういった質問にはちょくちょく回答させていただいています。

企業の基幹システムを、SAP社(ドイツ)のERPシステムで作り替える仕事で、全世界はもとより、日本での導入企業が多いシステムです。有名企業はほとんどSAPを入れています。

ERPの業界は(ERPの業界に限らずですが)、プロジェクトマネージャー、プリセールス、コンサルタント、が3大キャリアになり、SEよりも上位に位置しています。
http://www.ecareer.ne.jp/contents/mse/01_1.jsp

これらに位置すると、40代で1000万円以上は確実なんです。その現場にいる私からすると、これは確実に言えることです。

最後に、これも現場で言えることですが、今は、英語ができることが条件のところが多いです私のオフィスには中国人が大勢います。英語、日本語ができるので、それだけでもかなり優秀な人たちです。お子さんにも、英語力を身に着けることをお勧めいたします。

仕事をする上で、最悪しゃべれなくとも(会話ができなくても)、英文の読み書きができれば仕事はできます。英語、大切です。

参考:Yahoo知恵袋

IT業界で高収入を得ることは簡単ではないですが、実際に高い給与を得ている人がたくさんいますね。

2次、3次請けで働く常駐SEよりも、大手メーカー、コンサル、外資系、フリーランスで働くと、高収入を得られる傾向がありますね。

ここから先は、統計上の数値を見ていきましょう。

ITエンジニアのリアルな給与事情は?

SEに就職した場合に、一般的にいくらぐらい給与を得られるのでしょうか。

事情1:SEの平均年収は会社員より133万円も高い

参考:30代前半(30~35歳)・ソフト系の平均年収は525万円(Tech総研)

Tech総研の調査結果によると、30代前半のソフト系エンジニアの平均年収は525万円です。また、厚生労働省によると、SEの平均年収は547万円(平均年齢は37.4歳)です平成28年 賃金構造基本統計調査)。

平均年齢はやや高いですが、会社員(平均年収414万円)よりも133万円も年収が高いことがわかります。

事情2:30代男性の平均年収は505万円

参考:平均年収ランキング2017年(DODA)

DODAが公表するSEの給与によると、男性の平均年収は492万円です。IT業界では7割以上が男性ですね。30代の平均年収は505万円、40代は621万円、50代は769万円と、経験年数とともに給与は増えます。

事情3:大手、外資系、コンサルは1000万円狙える

参考:株式会社NTTデータの年収

大手SIer、外資系IT企業、SEよりもコンサルの道へ進むと、年収はさらに高くなります。業界最大手のNTTデータの平均年収は812万円、生涯賃金は3億2048万円ですね。

終身雇用がない外資系企業の年収はさらに高く、マイクロソフトは1171万円(アメリカ法人)、日本のIBMの社員は858万円です。コンサルの給与も高く、アクセンチュアで1012万円(アメリカ法人)ですね。

いま最も勢いがある「インターネット・WEB業界」も負けていません。

新興企業なので平均年齢は低いですが、サイバーエージェントの平均年収は665万円、GREEは744万円、DeNAは757万円、ミクシィは615万円です。

職種次第では、1000万円以上を狙う事も十分に可能です。

ただし、誰もが高収入を得られるわけではないですね。IT業界では、ブラック企業に就職し、年収300万円台で働くSEも実はたくさんいます。そして、未経験者はブラックで働く可能性が高いので、注意が必要ですね。

次にブラック企業の特徴や、ブラックで働きやすい人の特徴を紹介します。

ブラックに就職すると、年収300万円しかない?

IT業界で高収入を得るためには、ブラック企業を避けることが前提条件になります。

その1:年収が少ない企業の特徴は?

企業には給料を支払えるキャパシティがあるため、本人の能力やスキル以上にどこで働くかは重要ですね。

年収が少ない企業は...
  1. 1次請け以外の孫請け企業
  2. 客先常駐(SEを外部に派遣)がメインの企業
  3. 社員数が10名程度の規模が少ない零細企業
  4. 設立間もない新興・ベンチャー企業

システムやサービスを開発する企業の多くは、大手メーカーに依頼されてシステム開発を行います。その過程で、2次、3次と開発工程を横流しにする業者が多いですね。

また、外部に労働力を提供するだけの、なんちゃってIT企業もたくさんあります。IT業界で外部に社員を派遣できるのは、特定派遣という契約形態があるからです。クライアント先で下働きするSEは、IT土方と呼ばれます。

参考:IT土方とエンジニアの違い|将来性、年収、仕事内容、避ける方法

その2:年収が少ない人の特徴は?

私はブラック出身のSEですが、年収が少ないSEには共通した特徴があります。

年収が少なSEは...
  1. 下請け構造の末端で働き、問題意識を持っていない
  2. 頭を使わずに、手を動かす作業に満足している
  3. 残業代を貰えると事に満足している
  4. 技術に関心がなく、自ら学ぶ意欲が全くない

常駐先で働いていると、マニュアル通りにコマンドを入力したり、信号やアラートを監視するだけの仕事がたくさんあります。指示された通りに作業することが、自分たちの仕事だと考える人は多いですね。

また、労働力を提供する契約をしているため、残業代を貰える事に満足する人も多いです。時間単位で給与を得ると、私たちの成長は止まります。専門知識やスキルを提供する事で、クライアントから対価を得なけれなりません。

専門職を選択したにも関わらず、スキルを習得する意欲が全くない人もいます。彼らは、SEになることが目的で、SEになれば将来が安定すると考えているからです。

その3:8年間働いても昇給額は30万円だけ

私は、過去に3年間ブラックで働いた経験があります。

ブラックで働くと、開発経験が積めないため、市場価値が上がりません。そのため、何年働いても給与は変わりません。私の元同期は今も働き続けていますが、彼女の給与は8年間で30万円(年収300→330万円)しか増えていません。

残業代は1円も支払われないため、働けば働くほど貧乏になります。月の労働時間を手取りで割ると、時給1000円を下回る事もあります。

1年間必死に働いても、月の昇給額は3千円だけです。

ブラック時代の給与事情は...
  1. 月給23万円、賞与10〜20万円、年収300〜320万円
  2. 住宅手当はないが、社宅に住み家賃は3万円
  3. 残業代が支払われず、月の残業は60〜80時間
  4. 昇給額は社員一律で3000円だけ

未経験からSEを目指すのであれば、私たちはこの事実を知った上で目指す必要がありますね。SEになれば高収入を得られると、安易に考えると必ず後悔します。ブラックを避けるためには、ブラックを避ける正しい知識を身につける必要があります。

以上を踏まえた上で、年収600万円以上稼ぐキャリアプランを紹介します。

参考:IT業界のブラック企業とホワイト企業の見分け方

▼▼諦めなければ必ず目標は実現できる▼▼

私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。

なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません

私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません

ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。

働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。

その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。

この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね

私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね

ブラックから転職して変わったことは...
  1. 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
  2. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間
  3. 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
  4. 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
  5. 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
  6. 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
  7. ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
  8. 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
  9. 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた

個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます

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年収600万円以上を稼ぐキャリアプランとは?

IT業界で年収600万円以上稼ぐのは、実はそれほど難しい事ではありません。何故ならば、必ず努力が報われる業界だからです。大事なのは、将来のキャリアプランを持つ事ですね。

IT業界に就職する人の8割は、将来設計を考える事なしに就職します。

方法1:大手SIerでマネジメントスキルを磨く

IT業界で高収入を得るためには、まずは大きく分けて2つの道に別れます。ひとつはスペシャリストの道に進む事。もうひとつはマネジメントスキル(コンサルやアナリストも含む)を身につけて、大規模案件に携わる事です。

後者を目指すのであれば、大手SIer(NTTデータ、NEC、日立)に関連した案件で働くのが良いですね。上流工程ができる人材ほど、給与は高くなります。

未経験から大手に入社するのは難しいが、マネジメントやチームリーダーの実績を積む事で採用される可能性は高くなります。

参考:未経験で大手IT企業に就職できる?|中小やベンチャーと比較

方法2:技術を磨いてスペシャリストの道に進む

マネジメントや大手志向がない人は、ひとつの領域で深い知識を身に付けてスペシャリストの道に進む必要があります。

スペシャリストとは具体的にいうと、小プロジェクトであれば要件定義、設計、開発、評価、サービスインまでを少人数でできるSEです。開発以外にも、WEBサイト運営や解析できる技術も求められますね。

スペシャリスト人材は、WEB業界(ECサイト、広告事業、SNS、スマホ、コンテンツ事業などからの需要が高いですね。

WEB業界ではスキルがある人材ほど有利で、20代でも年収600万円以上稼ぐことは十分に可能です。

参考:未経験だけれどWebエンジニアになれる?|最短2ヶ月で目指す方法

方法3:語学を活かして海外・外資系で働く

ITスキル以外で、語学を習得することでも高収入を得るチャンスは高くなります。外資系企業では、年功序列がないため、若くても高収入を得られるチャンスがあるからです。

外資系といってもピンからキリまであるので一概には言えないですが、マイクロソフト(1171万円)、IBM(858万円)、アクセンチュア(1012万円)など、日本企業と比較して桁がひとつ違いますね。

海外や語学に興味がある人は、外資系企業も選択肢に入れてみましょう。

参考:未経験でも外資系IT企業に転職できる?|必要な英語力や年収は?

方法4:最先端技術に精通するSEを目指す

最先端技術(人工知能、クラウド、IoT)に精通するSEになる事でも、高収入を実現できます。こられの分野は企業からの需要が高い割に、SEの数が足りていないからです。

特に、いま最も需要があるのは人工知能関連です。

ある地方のIT企業(新潟県のAIUEO株式会社)が、深層学習エンジニアに年収1500万円の求人を出したことで注目されました地方で人工知能開発拠点を創業する条件)。

最先端技術ができるSEの需要が高い事がわかりますね。

未経験で最先端技術を習得するのは難しいです。ただ、AIを教えるプログラミングスクールも増えているので、有効に活用できますね。5年後はどうかわからないですが、今ならば基礎レベルができるSEでも、企業からの重要は高いです。

参考:【人工知能(Python)が学べる】プログラミングスクール3校の比較

方法5:本業に関連する副業で収入を得る

ITエンジニアに転向すると、本業だけに収入源を絞る必要はないですね。私たちはIT技術やパソコンのスペシャリストなので、専門知識を活かして収入を得る事も可能です。

正社員SEで働きながら、できる副業はたくさんあります。

SE が副業で稼ぐ方法
  1. プログラミングの塾講師(時給2〜3千円
  2. ストアにアプリをリリースする(月額1万円〜
  3. クラウドソーシングで開発案件を受注する(月額1〜10万円
  4. ブログでIT関連の情報を発信する(月額1〜5万円
  5. アフィリエイトでIT系の広告を使う(月額1〜30万円

私は、ITに関する情報を発信しています。それだけで、月に10万円以上の収入を得る事に成功しています。

年収400万円でも月10万円の収入があれば520万円、年収500万円ならば620万円ですね。本業の負荷を上げなくても、副業で好きなことをしながら年収600万円を達成できますね。

私たちは、収入源を1本に絞る必要性はありません。

参考:プログラミングを利用した副業の稼ぎ方|月1〜30万円を目指す

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私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね

ブラックから転職して変わったことは...
  1. 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
  2. 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間
  3. 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
  4. 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
  5. 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
  6. 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
  7. ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
  8. 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
  9. 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた

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まとめ:年収600万円を目指す方法は?

年収600万円を目指す方法
  1. マネジメントスキルを磨いて、大規模案件に携わる
  2. 高い専門知識を身に付けて、スペシャリストの道に進む
  3. 語学を活かして、年功序列がない海外・外資系に進む
  4. AIなど最先端技術に精通するSEを目指す
  5. 本業以外でも、副収入を得る方法を学ぶ

IT業界で年収600万円以上稼ぐのは、現実的に難しくありません。本人の努力次第で、必ず結果が付いてくる素晴らしい業界ですね。

ただし、大前提としてブラックを避ける必要があります。

まずは、未経験でこの業界を目指すのであらば、確実にブラックを避けることを考えましょう。将来の明確なキャリアプランがあれば、必ず高収入を得ることは可能です

そのためにも、1日も早くIT業界に就職しましょう。

1日も早く行動に移した方が良い理由は?

参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!

2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。

業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。

しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。

20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。

20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。

このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します

そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。

では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?

有効求人倍率が0.45倍に陥ると...
  1. 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
  2. IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
  3. 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
  4. 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
  5. 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
  6. 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
  7. 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
  8. リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する

私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。

転職活動に今すぐ必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。

履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。

マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。

登録から面談までの流れ
  1. 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
  2. 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる
  3. 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
  4. 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
  5. 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています

キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。

それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。

もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますねカウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。

ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。

なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。

転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。

私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。

コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。

22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。

特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。

求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。

22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

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