未経験で採用された1年目の給料は?|SEの平均年収は547万円

IT企業に転職を考えている未経験者で、1番気になるのは1年目の給料ですよね。

採用面接で企業に聞くのは難しいし、エージェントさんに相談してもネットにあるような一般論しか回答してくれません。初年度のエンジニアの給与について疑問を持っているのは、当時の私だけではないですよね。

  • 「ぶっちゃけ、エンジニアに転向して1年目はどれくらい貰えるの?」
  • 「ブラック企業に入社すると、給料はどれくらい低いの?」
  • 「1番稼ぎやすいエンジニアの職種はなに?」
  • 「どのくらいのペースで昇給して、30歳になると年収はいくらになる?」

給与体系は企業によって異なるので一概には言えません。一般論でいうと、初年度は年収300〜350万円がひとつの目安になります。

未経験者を採用する企業の初任給は22万円(年間にすると264万円)が多いです。これに住居や物価手当、残業代、年2回の賞与が付いて50〜100万円です。初任給以外は企業によって振れ幅が大きいので参考にならないですね。

家賃手当で5万円支給する企業もあれば、残業代や賞与を支給しないブラックもあります。

ここでは、初年度のエンジニアの給与や平均年収、それから過去に私が未経験で入社した企業でいくら貰えたかについて、生々しい給与の体験談を紹介します。

エンジニアの給料が知りたい人向け
  1. エンジニアの初年度の給料は300〜350万円
  2. 職種ごとの給料の目安、収入を増やす方法は?
  3. 過去に未経験で勤めた企業の初年度は300万円

▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼

  1. 全国に拠点があり20〜30代が利用するリクルートエージェント
  2. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT
  3. 2ヶ月以内に転職したい人向けワークポート

個人的に1番のお勧めは、マイナビです。過去に利用してブラックから優良企業に転職できたからです。転職後は「海外勤務」や「海外出張」も経験でき、4年で年収は300→520万円まで増えました(マイナビの評価はこちら)。

ワークポートは、営業力に強みを持ち最短1ヶ月で転職する人もいます。ただし、扱う求人の質が大手2社より落ちるのが難点です(ワークポートの評価はこちら)。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

エンジニアの初年度の給料、平均年収は?

エンジニアの平均年収は、初年度に得られる給与をみていきましょう。

SEの平均年収は547万円

参考:30代前半(30~35歳)・ソフト系の平均年収は525万円(Tech総研)

Tech総研の調査結果によると、30代前半のソフト系エンジニアの平均年収は525万円厚生労働省が公表する数値では、システムエンジニアの平均年収は547万円です厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」)。

「あなたはこの金額を聞いて、高いと感じましたか?それとも安いと感じましたか?」

私はこの数値を最初に聞いたときは、素直に高いなと思いました。サラリーマンの平均年収は414万円なので、一般的な正社員よりも133万円も給与が高いです。ひと月に換算したら45万円の給与ですね。

ただし、1年目の社員がこれだけ貰えるわけではありません。

500万円を超えるエンジニアは、業界経験が最低でも5年以上あるエンジニアに限ります。

初年度の年収は300〜350万円

業界未経験者がIT企業に入社すると、初年度の給料は300〜350万円が目安になります。

都内であれば月給22万円で採用する企業が多く、残りは住居手当や残業代の有無、年間の賞与によって大きく変わります。

大体これくらいのレンジで昇給していくと考えたら良いですね。

  • 初年度:年収300〜350万円
  • 経験3年以上:年収400万円〜
  • 経験5年以上:年収500万円〜

昇給ペースは入社した企業の業績や個人のスキルに依存しますが、業界経験が5年を超えると年収500万円も現実的に見えてきます。

ブラック企業に入社したら300万円

ただし、注意しなければいけないのは、ブラック企業に入社した場合です。

初年度の給与は、ブラックも普通の企業も大差はありません。ブラック企業が額面だけでも他の企業に水準を合わせているからですね。しかしながら、ブラック企業に入社すると、初年度の300万円から給料が増えることはありません。

ブラック企業は、技術力ではなく人材を外部にアウトソースすることで報酬を得ているからですね。

普通の企業に入社すれば給料は経験年数とともに増えます。ブラックだと重力のように重く給料が増えることはありません。それは、あなたの能力に問題があるのではなく、ビジネスモデルに大きな欠陥を抱えているからです。

就職活動する際には、ブラックを避けて企業に応募しましょう。

職種(PG・SE)ごとの月収の目安は?

エンジニアといっても職種は多種多様です。Web系のプログラマー、業務アプリを開発するエンジニア、アナリストやシステムエンジニアなどがあります。また、最近では最先端技術のクラウドや人工知能専門のエンジニアもいますね。

職種ごとの給与をみていきましょう。給料の水準は「給料Bank」の数値を参考にしています。

職種ごとの平均月収は?

  • Webデザイナー:28万円(月24〜32万円)
  • Webディレクター:31万円(月25〜40万円)
  • Webプログラマー:34万円(月24〜45万円)
  • Webアナリスト:36万円(月23〜49万円)
  • ネットワークエンジニア:36万円(月29〜45万円)
  • システムエンジニア:41万円(月30〜49万円)

新興企業に多いWeb系は意外と給料が高くないことがわかりますね。

プログラミングスクール でWebデザイナーを目指す人も多いですが、難しいスキルを必要としないため給料は安い傾向にあります。手を動かすだけの職種よりも、アナリストやシステムエンジニアのように専門性が高いエンジニアの方が給料は高くなります。

IT業界で収入を増やす方法は?

職種を見れば分かる通り、IT業界で収入を増やすためにはある程度戦略を持つ必要があります。

未経験で業界に入る人はまずはプログラマーを目指します。しかし、プログラミングができるだけの人材は希少性が低く給料が上がりません(ただしスペシャリストは除く)。

ある程度業界経験を積んだら、システムエンジニアにシフトすることが会社からも望まれます

システムエンジニアの役割は、クライアントと要件定義や設計を担当し、プログラマーの作業を管理します。プログラミングの基礎知識も必須ですが、マネジメントや設計の知識も必要とします。

小単位の組織をまとめるようになると、現実的に年収500万円も見えてきます

さらに上を目指すのであれば、より深い専門知識を磨く必要があります。最近では、クラウドや人工知能、ビックデータの需要が伸びているので、この分野のスペシャリストになると年収800万円も見えてきます。

年収500〜600万円ならば、ポジションが上がることで実現できますが、これ以上を目指すならば希少価値を意識しなければなりません。

私が過去に体験した企業

これまでに紹介した給料は一般的な話で、ここからは私の実体験に基づく給与事情を紹介します。

あくまでひとりの体験談ですが、これからエンジニアを目指す人の参考になると思います。

1〜3年目で過ごしたブラックは300万円

  • 月給25万円、賞与10〜20万円、年収300〜320万円
  • 住宅手当はないが、社宅で家賃は3万円
  • 残業代が支払われず、月の残業は40〜60時間
  • 昇給額は社員一律で3000円だけ

私が未経験でこの業界に入ったのは、社員を客先に常駐させるだけの典型的なブラックでした。しかしながら、ブラックの中では待遇は良かった方だと思います。

まず、東京勤務だったため物価手当があり初任給の他に3万円付きました。都内は家賃が高いのが難点ですが、会社に借りている部屋に住まわせてもらい、光熱費と通信費込みで3万円の出費です。

都内でひとり暮らしだと6〜8万円掛かるのでありがたいですよね。家賃や光熱費を差し引いた後に、手取りが19万円あったので生活は割と楽でした。

業界経験がない20代前半で、これだけ貰えたら十分ですよね。

ただし、給与には不満を感じていなかったですが、問題はビジネスモデルと昇給額でした。

人材をアウトソースするだけで会社の業績が上がる要素はありません。会社の売上げは「出向する人数x単価」で決まります。社員が増えれば社員の数だけ売上が増えるが、経費も増えるので利益は変わりません。

ビジネスモデルに欠陥があると悟り会社を辞める決断をします。

この会社で8年以上働き続けている同僚がいますが、彼女の給料は30万円しか増えていないので、転職して正解だったと思っています。

転職してから4年後に520万円

  • 月給30万円、賞与3回140〜160万円、年収500〜520万円
  • 都内勤務だと住宅手当は月3万円
  • 残業代が支払われないが、月の残業は20時間前後
  • 毎年40〜60万円ペースで昇給する

客先常駐を辞めて、転職した先は社内開発できるIT企業でした。

初年度の年収は転職前と変わらなかったですが、業績に伴い私の給与は年間40〜60万円ペースで増えます。2008年の経済危機を脱し、売上がちょうどV時回復し始めた時に入社しました。

海外に開発拠点がある企業で、「海外勤務」や「海外出張」も経験させてもらいます。

開発経験を積むことで自分のポジションも上がり、外国人チームをまとめたり設計にも参加します。その結果、入社して4年後には年収500万円を超えます。

この時に利用したのは、『マイナビエージェント 』です。マイナビの担当者の女性は、スキルがない私に熱心に対応してくれたのでとても感謝しています。

この教訓で得たことは、給与を増やすためには個人のスキルも大事ですが、それ以上に大事なのは環境ですね。IT業界は比較的転職しやすい業界なので、良かったと心から思います。

▼▼プログラミング未経験でもSEになれる▼▼

IT業界は未経験でも入社できる、専門職の中では珍しい職種ですただし未経験者はブラックに入社する確率が高いのは事実です。私は未経験でこの業界に入社し過去に2社ブラックを経験しました。

2度もブラックに入社したのは私が無知だったからです。ただし、学習意欲があり現状に満足しない人ならば過度に心配する必要はありません。私はブラックから脱出したことで状況が大きく変わりました。

ブラックから転職して得られたこと
  1. 給料が右肩上がりに増えた(4年で300→520万円
  2. 転職先に困らないスキルを習得でき、転職すると現職より+50〜100万円で掲示される
  3. 納期がない月の残業は20時間まで減った
  4. 社内開発できる企業に転職し「海外勤務」や「海外出張」を経験できた

参考:2社のブラックを経験し、社内開発と海外勤務できるIT企業へ

まとめ:未経験で採用された1年目の給料は

エンジニアの給料目安
  1. SEの平均年収は547万円(厚生労働省)
  2. 初年度の年収は300〜350万円
  3. ブラックに入社したら、300万円から増えない

未経験でIT企業を目指す人は、このような水準で年収を考えるのが良いですね。

ただし、注意しなけらばならないのはブラック企業です。ブラックだと業界経験が5年以上でも、初年度と年収が変わらないですね。給与を決定する上で個人のスキルも重要ですが、それ以上に大事なのは働く環境です。

ただ、ブラックを恐れる気持ちはわかりますが、それほど悲観的に考える必要もありません転職がしやすい業種なので、ブラックに入社してもいくらでも挽回できるからです。

学習意欲が高い人であれば、チャンスは無限にある業界です

参考:未経験でエンジニアに採用されるのは何歳まで|年齢に応じた対策法

1日でも早く行動に移した方が良い理由

ITエンジニアを目指すのであれば、1日でも早く行動に移すことをお勧めします。

なぜならば、IT業界はかつてないほど深刻な人材不足ですが、この状態がずっと続くわけではないからです。

現在IT業界は転職有効求人倍率が「6倍」を超えるほど景気が良いです(転職求人倍率レポート(2018年4月))。業界全体の求人倍率が2.36倍なので、他業種の3倍ですね。

書類を送付すれば、誰でも書類選考を突破できます。

しかし、人材不足はいずれ解消されますね。

IT企業は外国人SEを大量に採用、日本政府は移民を受け入れる準備も進めています。前回の金融危機から10年が経過し、経済危機が発生する可能性もあります。

不況に陥ると、有効求人倍率は2009年の1倍以下まで再び落ち込みます。

そうなると、未経験者を採用してエンジニアを育てる企業の数は劇的に減ります。運良く1次面接まで進めても、経験者と求人を奪い合いますね。

今は景気がいいからいつでも転職できると楽観的に考えるのではなく、1日も早くエンジニアになり専門スキルを身に付けましょう。スキルがある人材は、不況に強いのでリストラされる心配はないです。

IT未経験の転職活動で必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます。

採用担当者が知りたい事にポイントを抑えて書くと、少ない時間で完成度が高い経歴書を書けます。

参考:【例文あり】SE未経験の自己PRの書き方|採用担当者が教える

業界未経験者向けの転職サイトはたくさんありますが、個人的には「マイナビエージェント 」が1番おすすめです。過去にマイナビを利用した事で、ブラックから脱出でき、社内開発、海外勤務、海外就職を同時に実現できたからです。

現在もマイナビに紹介してもらった企業で働き続けています。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める

まずは、自分にエンジニアの適性があるか見るためにもエージェントに相談してみましょう。電話でも対応してくれるので、会社のお昼休みからでも気軽に相談できます。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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