IT未経験からはじめてのSE転職活動「全ステップを解説」

「IT業界に以前から興味があったけれど、でもやっぱりエンジニアってハードルが高いよな… パソコンも満足に操作できないのにこの業界に入るのは難しいですよね…また、仮に入社できたとしてもブラックで働かされる可能性も高いですよね…」

IT業界に入社するのはハードルが高いと感じ、躊躇している人も多いのではないでしょうか?

IT業界は未経験者でも入社できる専門職の中では珍しい職種です。また、IT業界はかつてないほど深刻な人材不足に陥っているため、パソコン操作が得意ではない未経験者でもIT企業への入社を決める人が急増しています。そもそも現代社会はスマホが急速に普及しすぎた影響で、パソコンを使う職業以外でパソコンが得意という人材は極端に少ないんですよね。

スマホのみ(パソコンを使用しない)ユーザーは全体の「46%」にも及び、10代になると「70%」がPCを使用したことがないという結果が出ています(LINE調査結果)。iPhoneが発売を開始して「10年」しか経っていないわけですから、社会に与えた影響力がいかに大きいかわかりますね。

10代、20代であれば、パソコンができないというのはもう当たり前の時代なので、人材を採用するIT企業はこの事実を把握した上で対策を考えていかないといけませんね。

現時点でパソコンが使えなくても落胆する必要はないですよ。かくいう私もこの業界に入社したときは、自分のパソコンを持っていない、タイピングもまともにできない状態でIT企業へ入社しました。IT企業は「3ヶ月」の研修期間を設けているところも多く、プロジェクト開発の現場に配属された後も先輩社員の下で働くことになりますから、「3ヶ月」もすれば仕事に必要なレベルでパソコンを使いこなせるようになります。

ここでは未経験者の方がSEを目指す上で最低限知っておいた方が良い知識と、またIT企業へ転職する具体的な方法について紹介します。

【未経験からエニジニアへステップアップ】

  • ステップ1:未経験からでもエンジニアになれる?
  • ステップ2:未経験者の年齢制限はあるの?
  • ステップ3:システムエンジニアの給料はどれくらい?
  • ステップ4:システムエンジニアはどんな仕事?
  • ステップ5:未経験でも利用できる人気の転職エージェント
  • ステップ6:ブラック企業を避けるポイント
  • ステップ7:確実に転職を成功させる方法
  • ステップ8:キャリアアップして収入を増やしていこう

Contents

ステップ1:IT未経験からでもエンジニアになれる?

「IT業界は専門職だと思いますが、専門職にも関わらず入社できるって本当ですか?」

理想をいうとIT企業は経験者を採用したいですよね。経験者を採用すれば教育コストが省ける上に、最初から戦力としてカウントすることができますので。理想は経験者ですが、しかしそうは言ってられない業界の特殊な事情があります。

それはIT業界の深刻な人材不足です。

  1. 「2030年」に「59万人」のエンジニアが不足する
  2. 高年者の退職と若年層の減少によりエンジニアの減少
  3. 有効求人倍率は「3.25倍」を超えるほど深刻な人材不足

その1:2030年に「59万人」のエンジニアが不足する

出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査

ご存知の通り高度経済成長期以降、日本市場は成長していないですが、IT業界は年率「5%」で急成長している業界です。中国の高度経済成長は「7%」と言われているので、いかに高い数値かということがわかるかと思います。高性能のPC(スマホ)を誰もがポケットに持ち運び、自動車、家電製品などあらゆるモノがインターネットに接続される時代になりましたね。

しかし、そのIT産業を支えるエンジニアの数は大幅に不足しています。

経済産業省が調査した内容になると、現時点で「17万人」のIT技術者が不足していますが、2020年には「30万人」、そして2030年には「59万人」のエンジニアが不足すると予測しています。

その2:高年者の退職と若年層の減少

エンジニアが不足している状況に加えて、急激な高齢化社会により供給数が大きく減少していきます。

こちらも経済産業省のデータですが、エンジニアの供給数は「2019年」をピークにその後は減少を始めると予測しています(2019年は来年ですね)。長年、大規模基幹システムを支えていた中高年エンジニアが大量に退職していく一方で、若年層の人口は減少を始まっていますから若いエンジニアの数は減少していくというダブルパンチになります。

「2010年」から比較すると、20年後にはエンジニアの平均年齢は「4歳」も上昇しますね。私は30代エンジニアですが、今の開発現場ではわたしが1番若手なんですよね。。その下は外国人スタッフを使いプロジェクトを回しています。私がこの業界に入社した「10年前」と比較しても、目に見える形で平均年齢は上がっていると自覚しています。

その3:有効求人倍率は「3.25倍」を超えた

2009年 2014年
求人者数 7797人 16172人
求職者数 9442人 4975人
求人倍率 0.83倍 3.25倍

参考:労働市場分析レポート

IT市場は急成長し需要が増える中、エンジニアの供給数は減少していくわけですから有効求人倍率は「2014年」時点で「3.25倍」に上昇しています。リーマンショックの「2009年」と比較すると、求人者数は「2倍」求職者数は「半分」に減っています。

IT企業が人材を「30人」募集しているのに対し、求職希望者はわずか「10人」しかいない状態ですよね。このような事情もあり、IT企業は未経験者にも広く門戸を広げるしかないんですよね。文系出身者の学生さん、地方在住者、異業種で働いている人、それからアジアの外国人スタッフとIT企業は多くの人材を採用しています。

→ IT業界が人材不足に苦しむ理由とは?人材不足でエンジニアが得られるメリット4つ

補足)パソコンが使えなくても過度に心配する必要はない

パソコンを使えないことを理由にIT業界への転職を躊躇する人は多いです。

しかし、未経験者が入社前からパソコンが使えるかどうかはそれほど重要ではないんですよね。なぜならば、IT企業に入社すれば毎日パソコンに触ることになるので、嫌でも使い方を覚えるようになるからです。また、プログラミングやITに関しては「3ヶ月」の社内研修を設けているところが多く、給料をもらいながら知識を習得することができます。半年も毎日パソコンを触りこの業界で働いていると、仕事に必要な基本的な操作はすべてできるようになります。

パソコンができないことを不安に感じる方は多いですが、冒頭で紹介した通り10代や20代の「6〜7割」は「スマホのみ」(パソコンを使用したことがない)のスマホネイティブユーザーです。スマホが便利になりすぎたことで、パソコンを使う必要がなくなってしまったんですよね。

タブレット端末を使えば、ソファに寝転がりながら調べ物もできるし映画もゲームも読書も楽しめます。わざわざ硬い椅子に座りパソコンを開く必要はないですよね。

ただし、日本の将来を考えるとこの状態は好ましいことではありません。IT産業を支える人材が育たないと日本のITが衰退していくしかないからです。こうした事情からも日本政府は危機感を感じ、プログラミングを小学校の必須科目に導入することを決めました。

また、パソコンが使えない層もIT業界に入社させたい企業の需要を反映して、2011年以降プログラミングスクール が二桁ペースで急増しています。プログラミングスクールは有料ですが、IT企業へ就職を決めると受講料を採用した企業が負担してくれるなど、人材不足を解消するために様々な取り組みが行われています。

→ 【全額無料】未経験者がIT企業へ就職できるプログラミングスクール

ステップ2:IT未経験の年齢制限はあるの?

「そうは言っても、30代、40代でもエンジニアになれるわけではないですよね!?」

新しい分野に挑戦することに年齢は関係ない」、と言いたいところですが年齢制限はあります。求人に年齢を制限を設けることは禁止されていますから、あくまで採用者側の基準になります。「30歳」を超えると徐々に難しくなり始め、「40歳」を超えると前職が活かせる仕事でなければ現実的には難しいかなと思います。

30歳」をひとつのボーダーラインとしているのは、プログラミングスクールなどの転職支援(0円で受講できるコース)では、「30歳」を境に要相談、もしくは料金の値上げを行っているからです。転職支援のコースでは、受講料を回収できないとスクールにとってもリスクになるわけですから、受講者の本気度を確かめる必要があります。

ただし、物事には絶対ということはありません。数百万以上のIT企業がありそれぞれの採用基準や事情は異なります。「35歳」以降でもIT企業に入社していく人もたくさんいるし、「ポテパンキャンプ」というRubyのスペシャリストを養成するスクールでは、「42歳」でエンジニアに転向できた方もいます。

– どうやって仕事が決まったのか?

ITキャリアに強いスクールだったからこそ、すぐに仕事が決まったのかなと思います。どのような会社が良いかとか、どのようなことを勉強したほうが良いなど、最短ルートを教えてくれたので、とても助かりました。

参考:40代でも3ヶ月後にRubyのスペシャリストになれるスクール

「30代」以降の方は、キャリアコンサルタントなどプロの意見を聞いてみることをお勧めします。

→ IT未経験が求人に応募できるのは何歳まで?

ステップ3:ITエンジニアの給料はどれくらい?

「では未経験から入社した場合、ぶっちゃけ初年度はどれくらい給料がもらえますか?」

仕事を決める上で給料は重要な要素ですよね。給料が安くてもどんな仕事でも良いから働かせてください、というのは専門職としては好ましくないですし、自分を安く見積もりすぎるとブラック企業のカモにされてしまいます。

1年目の給与目安

未経験可」のシステムエンジニアの求人をみていると、月給で「22万円〜」というのが多いです。月給に住居や物価手当、賞与など含めると都内であれば「350〜400万円」がひとつの目安になります。

キャリアコンサルタントを行い、プログラミング習得後に案件を紹介してくれる「ポテパンキャンプ 」では次のように紹介しています。

ポテパン経由で仕事を紹介してもらう場合、未経験者なら「年収〜400万円」、すでにプログラミング経験者のスキルチェンジなら「年収〜500万円」、フリーランスなら「年収600万円」の案件を紹介しています。(フリーランスは確定申告などすべて個人で行う必要がある)

参考:ポテパンキャンプ 

→ IT未経験(第二新卒者)でIT企業へ入社したら1年目の給料は?年収500万円は本当!?

ステップ4:ITエンジニアはどんな仕事をしている?

「システムエンジニアは具体的にはどんな仕事をしているの?」

システムエンジニアと聞くと、「パソコンを使いシステムを開発する」これくらいの認識しかないですよね。

ひとくちにシステムエンジニアといっても様々な職種があります。IT業界は幅が広く少し分野が違うだけでも仕事内容は180度変わります。ここでは一般的に言われるSEはどのような仕事をしているのか紹介します。

この業界は大きく分けて次の3つの職種に別れます。

  1. 情報処理サービス系のエンジニア
  2. Web系のエンジニア
  3. ゲーム系のエンジニア

最も代表的なのは情報処理系のエンジニアです。

情報処理系のIT企業は「システムインテグレーター(SIer系企業)」と呼ばれ、対企業向けの業務アプリやシステムを開発します。クライアント企業の業務を分析し、課題を解決するようなシステムの企画、構築、運用サポートの業務を請け負う事業者のことを指します。

一般的に次のようなプロセスを経てシステム開発が進んでいきます。

  1. 要件分析やクライアントに提案
  2. 要件定義
  3. 基本設計、詳細設計
  4. 製造(プログラミング)
  5. 評価
  6. 稼働、メンテナンス

要件分析や要件定義、基本設計などの上流工程を担当するのがシステムエンジニア、それ以降の詳細設計や製造を担当するのがプログラマーです。10数名を超えるエンジニアがシステム開発を行っても、稼動時期に入ると3名程度を残し、他は別の案件へアサインされていきます。

システムは納品して終わりではなく、バージョンアップやメンテナンスがありますから、プロジェクトは半永久的に続いていきます。

一般的にはプログラマーとして経験を積み、上流工程にキャリアアップしていくのが通常のモデルになります。

ただし、WEB系やゲーム系では上流工程や下流工程の境目は薄く、ひとりのエンジニアが企画から携わり、設計やサービスインまで持っていくエンジニアもいます。この辺りは、業種や企業によってマチマチなので、転職活動を進めていく上でしっかりと企業分析をしていく必要があります。

そのためにも、ざっくりとでも良いのでどのような道に進みたいかは考えておいた方がいいですね。

ステップ5:IT未経験でも利用できる人気の転職エージェント

「未経験でもIT業界に入社するためには具体的に何をすればいいですか?」

ここからは、具体的にIT業界に転職するために必要なことについて紹介します。IT業界に就職する際は「転職エージェント」を利用し転職活動をすることになります。

転職活動の具体的な方法

転職活動は次のプロセスを経て就職先を決めます。

  1. 転職サイト・エージェントに登録する
  2. キャリアエージェントとカウンセリングを行う
  3. 職務経歴書や履歴書を作成する(1日)
  4. 企業に応募し選考に通過したら面接を行う(2〜3ヶ月)
  5. 内定が決まり入社日を決める(2ヶ月)

転職希望者は転職サイトやエージェントのサービスを全て無料で利用することができます。公的機関のハローワークと違いキャリアコンサルタントの報酬は、転職先の企業が支払うのでちゃんとしたIT企業が多いです。

早い方だと転職活動を開始してから「2ヶ月」で内定を獲得し、「4ヶ月後」には新しい職場で働き始めることになります。転職活動の具体的な方法論については次の記事でまとめています。実際に行動する際に参考にしてみてください。

  1. はじめてのIT企業へ転職活動
  2. 末経験者でもIT企業へ転職する方法
  3. 転職活動で失敗しないために必要なこと

未経験者に適した転職エージェントの選び方

現在IT業界の労働市場の急成長に合わせて、数百以上の転職エージェントがありますよね。これだけ転職サイトやエージェントが多いと、どれを選択すればいいのかわからないのが正直なところです。転職エージェントを利用するに当たって1番重要なことは、エージェントの「ターゲット層」を明確に知ることです。

経験者」が「未経験者」専用の転職エージェントを利用しても、希望に沿う求人を紹介してもらえる可能性は低いですよね。逆も同様で、「未経験者」が「経験者」専用のエージェントに申し込んでも案件を紹介してもらえるわけではありません。

未経験者」が転職エージェントを選択する際にポイントになるのは次の3点だけです。

  1. エージェントの「ターゲット層」を確認する
  2. 「未経験」に強みがあるエージェントを選択する
  3. 自身の「転職目的」に合わせて選択する

幾つかIT未経験者に適したオススメの転職エージェントを紹介します。

1位:未経験求人が多い「マイナビエージェント」

転職最大手「マイナビ」がIT求人だけに特化しさせた転職エージェントです。マイナビの求人数は「8000件」以上、会員数は「360万人」を超えるほど規模が大きいです。

マイナビは「未経験者可」の求人を多数扱っています。公式サイトの求人検索で「未経験者可」で検索すると、公開求人数は「1028件」、非公開求人数は「3352件」ヒットします。また、ITに特化した専門サイトなので、IT業界に詳しいエージェントの方が対応してくれます。

2位:未経験者の転職に強み「ワークポート」

ワークポートはリクナビの転職決定人数部門」で「1位」を獲得するなど、転職成功率の高さに強みがあります。担当した転職希望者は「絶対に転職させてやる」という強い意志が伝わってきます。希望者には転職活動を行いながら「1ヶ月間無料」でプログラミングを学ぶことができます。

また、キャリタコンサルタントのスピーディな対応が評判が良く、早い人であれば「1〜2ヶ月」で転職先を決めてしまいます。働きながらの転職活動であれば、通常は「3ヶ月」が目安になります。

3位:IT未経験+フリータからでも正社員「ハタラクティブ」

「ハタラクティブ」は、「20代のフリーターや第二新卒者」が「IT企業の正社員を目指すちょっと変わった(業界では珍しい)転職サービスです。社会人経験が1度もないと採用面接で落とされる可能性が高いですが、ハタラクティブではそういう方を対象にしているため、応募書類の添削や面接対策など手厚いサポートがあります。

自身の経歴に自信が持てないという方はこちらのサービスも検討してみてください。

ステップ6:IT未経験がブラックを避けるポイント

「IT未経験でネット検索すると、”未経験歓迎”の求人がたくさんヒットするのですが、すべてブラック企業に見えてしまいます。やはり、経験がない以上はブラックに入社することは避けられないのでしょうか!?

未経験者は経験者と比較して労働環境が悪いブラックに入る可能性が高いことは否定できません。これはIT業界に限らず、基本的にはどの専門職でも言えることですよね。人気がある企業や案件は、まず経験者から埋まっていくからです。

また、未経験者の場合は応募できる案件がそもそも限られていますよね。その中にはブラック企業が含まれているのも事実です。ただし、未経験者でもブラックを避けること自体は難しくありません。ブラック企業に入社してしまうのは、単純に業界研究や企業研究が足りていないからなんですよね。

実は私が1社目で入社を決めたのはブラックだったのですが、その当時どこの企業に入社しても大して変わらないと思い、IT業界に対して何も調べずに軽い気持ちで決めてしまいました。私のようなタイプの人間がブラック企業の餌食になるんですよね。

当時の私も含めてブラック企業に入社した人は皆口を揃えて同じことを言います。「もっとこの業界について調べてから企業を決めれば良かった」と。このサイトを確認している方はすでにアンテナが高い方だと思うので、ブラック企業を避けて入社する人が多いのではないでしょうか。

ブラックを避けるポイントや、未経験社が企業を選択する基準について簡単に紹介します。

ブラック企業を避けるポイント

  1. 労働時間が慢性的に長い企業を避ける
  2. 客先常駐(SES)だけをしている企業を避ける
  3. 具体的な業務内容を説明できない企業を避ける
  4. 社員同士仲が良い社員ばかりホームページに載せる企業を避ける
  5. 未経験者を常に歓迎している企業を避ける
  6. 転職サイトや求人の情報を過度に信用しないこと

「客先常駐(SES)=ブラック」ではないですが、客先常駐を見ることがブラックを避けるひとつのポイントになります。なぜなら、労働者を外部にアウトソースするだけでビジネスが成立していることが、ブラック企業を生み出す大きな要因になっているからです。

客先常駐とは名前の通り、クライアント企業に出向し出向先に常駐することを言います。社員の過半数が客先で働いているような企業は要注意です。詳しくはこちらの記事を参照してください。

→ IT未経験者がブラック企業を避ける6つのポイントを教えます

未経験が企業を選ぶ基準

未経験という同じような状況で転職活動をしていても、うまくブラック企業を避ける人と、吸い込まれるようにブラックに入社してしまう人がいます。ブラック企業を避ける人はどのようなことを考えて就職先を見つけるのでしょうか。

私のように業界研究をしない人は吸い寄せられるようにブラック入社してしまうんですよね。ブラックはそうした人を意図的にターゲットにしていますから。対してしっかりと準備している人は、自分の判断基準を持ちIT企業を見極めます。

  1. IT業界に入社して実現したい仕事に携われる可能性があるか
  2. 実現したいことに向けてキャリアが形成できるか
  3. 未経験者でも教育してくれる体制がある企業か

IT業界でどのような仕事をしたいのかイメージできていない人は、まだ転職活動を始める時期ではないのかもしれません。実際に行動に移す前に何をやりたいのかじっくりと考える時間を確保しましょう。

ステップ7:確実に転職を成功させる方法

「未経験でIT企業に入社するのは多少なりともリスクがあるのがわかった。でもどうしてもブラック企業には入社したくない、確実にブラックを避けてIT企業に入社したい。」

なかにはこのように考えている方もいるのではないでしょうか。

ブラック企業に入るリスクをゼロにすることはできないですが、高い確率でブラックを避ける方法はありますよ。一度プログラミングスキルを習得してから企業を選択すると、優良企業に入社できる確率が高くなります。

プログラミングスキルを習得してからIT企業に就職を決めることのメリットは次のものがあります。

  1. スキルがある人材だとIT企業に示すことができる
  2. 転職する動機を明確に持つことができる
  3. 自分にプログラミングが合うか確かめることができる

ブラック企業に入社してしまう人は、何をやりたいか目的が明確に決まらず、またスキルがないので自信を持てずに自分を安売りしてしまうんですよね。その結果、「自分を採用してくれる企業ならどこでも良い」という思考に陥ってしまいます。

プログラミングスキルを習得することで、広いIT業界の中でもどのような業種が自分に向いているのかまずは明確に見極められるようになります。WEB開発をしてみて自分に合うと感じたらWEBサイトを製作する企業へ、スマホアプリが合うならスマホに強い企業へ。(入社する目的が曖昧になればなるほど、ブラック企業に入る可能性は高くなります)

最近のプログラミングスクールは、オリジナルWEBサイトやアプリの製作をサポートしてくれますから、それを武器に転職活動することで内定を得る可能性は高くなります。この業界に入り知りましたが、仕事以外で自分でプログラミングをするような人は、現役エンジニアでも「1割」もいないんですよね。そのため、オリジナルの成果物があるだけで、優良企業に入社できる可能性は飛躍的に上がります。

また、実際に手を動かしてプログラミングをしてみることで、この世界でやっていけるかどうか見極めることができますよね。

IT業界に入社してすぐに辞めていく人は、「期待していたのと違った、やりたい仕事ができない、自分には合わなかった」と不満を漏らしながら辞めていきますが、そもそも入社する前にもう少しこの業界やIT技術のことを知ってから決めた方が良かったのでは?と思ってしまいます(自分も人のことは言えないですが)。

それを避けるためにも、現職で働きながら事前にプログラミングを勉強してから就職先を探した方が良いですよね。ここでは、無料でプログラミングが習得できる上に、転職サポートをしてくれるスクールを紹介します。

おすすめ1:完全マンツーマン型の「コードキャンプ 」

コードキャンプ 」は無料でPHPのプログラミングを受講でき転職をサポートしてくれるコースがあります。「2ヶ月間」のプログラミング研修と、「2ヶ月間」の転職サポートが付きます。転職サポートは受講開始から受けられるので、プログラミングを勉強しながら同時進行で転職活動を行います。

PHPは初心者でも学びやすく、小規模のWEBサイトを短期間で製作するのに適した言語です。そのため、コードキャンプ の転職支援を利用した方は、WEB系のIT企業に進む方が多いです。

難点としては、現職の仕事をしながら短期間でプログラミングを学び、さらには転職活動も行うのである程度時間が取れないと「4ヶ月」以内に内定先を見つけるのは少し難しいかもしれません。ただし、オンラインだけで完全に完結できるスクールなので、通勤時間や仕事の隙間時間をうまく利用して学習を進めることができます。

おすすめ2:Rubyのスペシャリストを育成「ポテパンキャンプ 」

「ポテパンキャンプ」 は「Ruby」のスペシャリストを育成するプログラミングスクールです。受講料は3ヶ月で「10万円」と格安な上に、受講後にポテパン経由で就職先を決めると、授業料は全額キャッシュバックされます。転職サポートは希望者全員に対して無料で行っています。

ポテパンキャンプ は他のスクールよりも実践的なスキルが学べると評判が高いです。その理由は、キャリアコンサルタントを運営している会社がスクール の運営を始めたため、市場でどのような技術が求められているか把握した上でカリキュラムを構成しているからです。

プログラミングの基礎学習からではなく、いきなりECサイトの構築から始まるので初心者には少しハードルが高いですが、確実に技術力を付けてIT企業に入社したい人にお勧めです。

ポテパンキャンプで は就職先の年収について次のように回答しています。

完全未経験者なら「年収〜400万円」、すでにプログラミング経験者のスキルチェンジなら「年収〜500万円」、フリーランスなら「年収600万円」の案件を紹介してもらえます。(フリーランスは確定申告などすべて個人で行う必要があります)

 

ステップ8:キャリアアップして収入を増やしていこう

「システムエンジニアとして給料を増やしていくためにはどうすればいいですか?」

システムエンジニアを目指す理由は、システムエンジニアになる事ではないですよね。経験年数とともにキャリアアップできる仕事に就き、将来の生活を安定させることが目的だと思います。

収入を増やすためには次の5つがポイントになります。

  1. 希少価値が少ない分野を目指す
  2. ひとつの分野でスペシャリストを目指す
  3. 収入源を複数増やす
  4. 条件が良い企業へ転職する
  5. ブラック企業から脱出する

どの業種でもそうですが、希少価値(需要が多く供給が少ない)が少ない分野では給料の桁は大きく変わります。最近だと最先端技術の人工知能や、少し前から急速に普及しているクラウドサービスでしょうか。また、なんでもできるゼネラリストよりも、ひとつの領域で深い知識を習得したエンジニアの方が給料が高い傾向にあります。

収入源を複数増やす」、個人的にはIT業界で働くことの最大のメリットだと思っています。必ずしもWEBサイトやスマホアプリを製作して収益化する必要はありません。IT業界で働いていると情報の感度が高くなり、わからないことは自分で検索して調べるクセがつくので、新しいことに挑戦する機会が増えます。

仕事をしていても、先輩社員が答えを持っているとは限りませんから、常にネットを検索して膨大な量の情報量から正しい答えを導き出すのが仕事といっても過言ではありません。

現在は個人でもパソコンやネットを使いお金を稼ぎやすい時代になっていますから、そうした情報も自然と自分から取りにいくようになります。そのため、本業の仕事をしながら「3万〜10万円」の副収入を稼ぐ人も結構たくさんいます。パソコンやネットを利用して行うビジネスなら、ITに知識があるエンジニアは得意ですよね。

専門職の仕事と副業のネットビジネスで収入を安定させることは難しくないと思います。

→ ITエンジニアが順調に収入を増やしていく具体的な方法5つ

IT経験からSEへサイトマップ

IT業界に興味がある方は通勤などの空き時間を利用して次の記事もチェックしてみてください。SEを目指す上で必要な知識を学ぶことができると思います。

私自身この業界を目指すに当たって、不安に思ったことがたくさんあります。この業界のことを知らない状態でIT企業に入社したこともあり、苦労することもたくさんありました。事前にある程度知識があれば、入社後のミスマッチを減らしすんなりと働き始めることができます。

また、転職活動するに当たって「未経験者」を待ち構えているブラック企業もあるので、ブラックを避ける知識も必要になります。

その1:未経験からはじめてのSEへ(年収は190万円変わる)

  • IT未経験で不安に思わない人はいない
  • SEの転職に成功した人の体験談
  • SEを目指すべき職業とは?
  • SEをIT未経験からでもSEになれるのか?

→ 未経験からはじめてのSE転職活動「全ステップを解説」

その2:IT未経験からの転職活動Q&A

  • パソコン経験がないけどIT企業に入社して大丈夫?
  • 未経験者(第二新卒)で入社した場合の1年目の年収は?
  • ITエンジニアに未経験でも応募するさいの年齢制限は?
  • 未経験者でもホワイト企業に入社できるのか?
  • 未経験者でIT企業に入社した場合研修でどんなことを学ぶ?
  • 未経験者を採用するさいにIT企業が重視するポイントは?
  • 優秀な転職エージェントの見分け方とは?

IT未経験者に多い質問を全てまとめた記事

その3:IT業界の転職成功談

  • 22歳男性、「保育士」から「都内IT企業」へ
  • 26歳男性、「都内の客先常駐」から「地方の社内開発へ」
  • 25歳男性、第二新卒「残業代なし地方IT企業」から「残業代あり都内IT企業」へ
  • 25歳男性、「客先常駐」から「海外の開発拠点勤務」へ
  • 28歳女性、「カメラマン」から「生産管理系エンジニアへ」

IT業界の転職成功談

その4:社会人でも学べるオンラインプログラミングとは

  • オンラインプログラミングのメリットとは?
  • オンラインスクールの相場とは?
  • なぜプログラミングが人気なの?
  • 転職に成功するとゼロ円になるスクール集
  • 人工知能が学べるスクール集

オンラインプログラミングとは

その5:プログラミング初学者のQ&A

  • プログラミングを勉強すると海外で働けるって本当?
  • プログラミングができると在宅で働けるって本当?
  • プログラミングはなぜ多くの人が挫折するの?
  • プログラミングは文系出身者でも習得することが可能?
  • プログラミングを習得するのにどれくらい時間が必要?

プログラミング初学者のQ&A

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