IT企業に採用されるためにまずは選考用の書類を作成します。そして、最初に悩むのが自己PRと志望動機の書き方ですね。
未経験でIT企業に就職したい人から、志望動機の書き方で相談されることが多いです。
- 「そもそも、未経験者の志望動機は何を書けば良いの?」
- 「IT業界で1度も働いたことがないのに、志望動機なんて書けるわけないじゃないか」
- 「企業の採用担当者は、志望動機から何を読み取っているの?」
- 「具体的にどうやって、他の応募者と差別化すれば良いの?」
私は上司に付き添い、採用面接の場に一緒に同席する機会が多いです。その時に応募者の自己PRや志望動機をみて感じることは、書類の空白を埋めるために何となく自己分析や業界研究をしている人が、あまりにも多い事に驚きます。
全体の8割を超える人たちが、深い考察なしにただ自己PRや志望動機を埋めているのではないでしょうか。もちろん、本業の仕事を両立しながら同時進行で就職活動を始めるので、十分に時間が取れないことは承知しています。
それでも、企業から内定を得たいのであれば、自己分析や業界研究には多くの時間を費やすことを強くお勧めします。
なぜならば、自己PRや志望動機の出来が採用の合否を大きく左右するからです。未経験者の採用面接は経験者と違い、最も重要視されるはずの業務経歴がないですよね。業務経歴がない以上は、自己PRや志望動機以外で採用を決める判断材料がないからです。
とくに志望動機は、恋愛であればなぜあなたが相手のことを好きなのか、その気持ちを伝える行為ですよね。相手の気持ちが動かなければ、交際を開始するのは100%不可能です。
ありきたりですが、志望動機で1番重要なのは目的意識をしっかりと持つことです。これが明確にならないと、完成度の高い志望動機が作れずブラックに入社する確率が高くなります。
自己PRと志望動機は未経験者にとって重要なので、じっくりと時間を掛けて作り方を学びましょう。自己PRを学びたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
参考:【例文あり】SE未経験の自己PRの書き方|ポイントは学ぶ意欲
- 採用面接で好まれる正しい志望動機の書き方とは?
- 採用面接で好まれない志望動機とは?
- 志望動機の具体的な書き方(例文)とは?
▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼
- 『マイナビエージェント』業界経験がないIT未経験者に強みがある
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
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<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
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採用面接で好まれる志望動機の書き方
志望動機の最大のコツは、自己分析をして進みたい方向性を明確に定めることです。
この軸がズレていると、業界や企業研究する手間が余分に増えたり、企業ごとに志望動機を書き変えるため、時間がいくら合っても足りません。軸が決まっている人ほど、同じような業種の企業に応募するため、志望動機や面接対策に費やす時間を大幅に節約できます。
進みたい方向性が明確に決まっている人は、そうでない人と比較して5分の1以下に抑えられます。空いた時間を、ブラックや優良企業の調査に使えるので、条件がいい企業に入社する確率が高くなります。
ステップ1:SEを目指す理由を明確に定義する
私たち未経験者は、なんとなくでエンジニアを目指す人は多いですよね。エンジニアになりたいという気持ちは感情的なものなので、最初から論理的に説明できる人はいません。
まずはSEを目指す理由を明確に定義するために、紙に書き出してみましょう。
この時のコツは、自分の中で芽生えた感情をそのまま書き出すことです。自己分析が正しくできないと、どんな業種を選択して良いのかわからないですね。
- 専門職なので、経験年数とともに確実に給料が増えるから
- 飲食、サービス、介護よりも、手に職をつけた方が将来が安定しているから
- 営業職で日々上司からプレッシャーを感じるのが辛いから
- 冷房や暖房がある室内で、毎日椅子に座って作業できることに魅力を感じているから
- 人と話すのが苦手で、パソコン作業に集中したいから
- 新しいサービスを使うのが好き、純粋にIT技術に興味があるから
ポジティブな感情よりも、現職の不満やネガティブな感情の方が強いかも知れません。人間が新たな挑戦をする時は、ネガティブな感情の方が動機になりやすいからです。
ステップ2:就職先の業種を明確に決める
エンジニアを目指す人は多いですが、具体的にどんな職種のSEを目指しているか、答えられる人は少ないですよね。現在現役で働いているSEも、なんとなくIT業界を選んだ人はたくさんいます(そして、そういう人ほど昇進できていない)。
ひとくちにエンジニアといっても、挙げればキリがないほど多くの職種があります。自分の性格を正しく理解した上で選択しなければなりません。少し例を挙げただけでも、様々な職種のエンジニアがいます。
- WEB系:競争が激しい業界で切磋琢磨したい人
- SIer系:規模が大きいプロジェクトでマネジメントを経験したい人
- 社内SE:大手企業で安定した職場で働きたい人
- ネットワーク系:開発よりも社会インフラに興味がある人
- コンサル系IT:クライアントの問題解決に興味がある
- 品質管理:開発よりも顧客満足度を高めたい人
- 最先端技術:人工知能やクラウド技術など、最新技術に触れたい人
- ブリッジSE:語学が得意で海外で活躍したい人
業界研究した結果、どの職種にも当てはまらない人は、エンジニアを選択した事が間違いかもしれません。もう一度初心に戻り、どんな仕事に就きたいか考えてみましょう。
日々の生活を支えるために職業を選択することは間違いではありません。しかし、専門職ではかえってマイナスになることの方が多いです。なぜならば、新しい知識や技術を覚えることが億劫になるからです。
働きたいと思える職種がない中で、無理に志望動機を考えても、相手に何を伝えたいのか自分でもわからないですよね。好きではない人に告白する事ほど、苦痛なことはありません。
エンジニアの業界研究が十分ではない人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
参考:エンジニアは具体的に何をする仕事?|業界研究、給与や労働時間
ステップ3:応募する企業を深く調査する
目指したい方向性が決まれば、応募する企業も次第に見えてきますね。カテゴリ化し似たような企業に応募するので、業界や企業研究は少ない労力で終わらせられます。
企業研究をする上で重要なのは次のポイントです。
- 希望する会社自体の将来性
- その企業が営むビジネスの将来性
- 自分がやりたいことを実現できる企業であるか
- 他の企業と比較して、優位性をひとつでも持っているか
自信が持てない人は、「自分のような未経験者でも採用してくれる企業はないか」という基準で企業を探します。しかし、その考えで企業を選ぶと高い確率でブラックを選択します。
あくまでも、自分がやりたいことを実現できるかを基準に企業を選びましょう。自分がやりたい事を追求するとブラックは自然と避けられます。なぜならば、ブラック企業は「やりたい事がない人材」をカモにしているからです。
私が過去に2社ブラックに入社したのも、明確な目標を持っていなかったからです。3社目でホワイト企業に入社できたのは、海外で働きたいという目標を実現するために会社を選んだからです。
ステップ4:自分が何を提供できるのかを考える
SEを目指す目的を明確に定義し、進みたい方向性を決める、そして応募する企業を絞り込む。
その次に重要なのは、自分が何を提供できるのかを真剣に考えることです。私たち自身が何も提供できるものがないと考えるのであれば、当然ですが採用担当者も同じように考えます。
相手が求めているのものは、スキルの有無ではありません。
未経験枠で企業に応募するので、スキルがないことは相手も承知しています。採用担当者が知りたいことは、私たちが持つ積極性や熱意、努力、アイディアをどう活かして働いてくれるかですね。
具体的な例を挙げると、
- 「ブログでITに関する情報を日々発信をしているので、利用者の視点でWebサービスの開発ができる。」
- 「昔から語学を学ぶことに情熱を持っているので、専門スキルを磨いて御社の海外拠点で経験を積みたい。」
- 「他社のサービスや製品をチェックが好きなので、品質管理のスペシャリストになりたいなど。」
- 「業務の効率化を考えるのが好きです。現職では、上司や同僚に業務効率系のアプリやツールを紹介しているうちに、自分も製作する側に回りたいと思うようになった。」
「相手のために今の自分が何をできるのか」頭を使って真剣に考えれば、考えられる選択肢は無限に広がります。何も思い付かないのであれば、本気で考えていないか、もしくはあなたが志望する業界や企業が間違っているだけです。
「何でもいいから、とりあえず自分に仕事を与えてくれませんか」というスタンスで志望動機を考えても、相手から見たら採用するメリットは何もありません。
異性に告白する時に「私はあなたのために具体的に何ができるかわかりませんが、あなたの役に立ちたいです」と言われても、心が動くことはないですよね。
書き方のポイントまとめ
業界経験がない未経験者が、上記のレベルで志望動機を考えるのは難しいです。未経験者は具体的にIT業界の仕事内容を想像できないからです。
それでも、自己PRや志望動機を考える事に多くの時間を費やすことをお勧めします。
レベルが高い自己PRや志望動機を作れる人ほど、条件がいい優良企業に入社できるからです。反対に未経験でブラックに入社する人ほど、自己分析や企業研究が苦手で目的意識が弱い人が多いです。
また、採用担当者は年間で数百人を超える応募書類を目にするので、適当に書いた志望動機と、熱意を込めて書いたものはすぐに判別できますね。自己PRや志望動機は書類の空白を埋めるためではなく、2〜3日掛けてじっくりと考えてみましょう。
採用面接で好まれない志望動機とは?
好まれる志望動機とは反対に、好まれない書き方もあります。
志望動機はその会社を選んだ理由を相手に伝える行為なので、恋愛に置き換えると分かりやすいですよね。
その1:業績が安定しているから応募した
「御社はIT業界の中でトップの優良企業で、毎年安定して収益を上げていることに魅力を感じています。」
この志望動機は、考え方が他人本位なので好まれません。
恋愛に例えたときに、「あなたは高収入の職業で安定しているから選んだ」と言われたら、嫌な気持ちが残りますよね。
その2:御社では学びたいスキルが学べるから
「私は、以前からWEB開発に興味があります。御社を応募した理由は地名度の高いサービスを展開し、高い技術力が同業種内で評価されている企業だからです。御社に入社して、私も高いレベルのプログラミングスキルを習得したいと考えています。」
成長意欲が高いことをアピールするのは良いですが、他人本位な考えはIT業界で嫌われます。
この業界でトップレベルの活躍している人材は、会社から学べることだけに頼らずに自ら技術を勉強してきた人たちですよね。まずは、自分の力で技術を学びたい意欲があることを示す必要があります。
その3:現職の不満を解決できるから
現職の不満から、IT業界を選択する人は少なくありません。
- 「現職では経験年数とともに給料が増えず、手に職をつけたいと思っているから」
- 「IT業界は市場が急成長しているので、将来も安定して売上げをあげられるから」
- 「営業職で、常に販売成績を上げなければならない」
- 「専門職について、将来の生活を安定させたい」
- 「給料が少ない現職よりも、高い給与が得られるエンジニアになりたい」
ネガティブな力を利用して、行動に移すことは悪いことではありません。しかしながら、採用担当者に現職の不満をいうことは避けなければなりません。
なぜならば、ネガティブな転職理由や現職の不満を聞いて、いい気持ちになる人はいないからです。
結婚相手を決める際にも、別れたパートナーの悪口をいう人とは付き合いたくないですよね。なぜならば、あなた(応募する企業)に対しても新たな不満な点を見つけ出し、グチグチと文句を言いそうな印象を与えるからです。
たとえどんな辛い過去があったとしても「良い出会いができたことに感謝している」と語るパートナーの方が魅力的に映らないですか?
マイナスな転職理由を、どう伝えたらポジティブに表現できるか考えてみましょう。
志望動機の具体的な書き方(例文)
採用担当者が知りたいことを明確にイメージした上で、実際に志望動機を書いてみましょう。
大事なのは、まず自分の目的や志向を明確にすることです。
例1:WEBサービスを開発している企業に応募する
御社を志望する理由は、御社が独自のWebサービスを開発することに魅力を感じているからです。
私がWEB業界に興味を持ち始めた理由は、自分で情報発信をするブログの運営を始めたのがキッカケです。日々ITのサービスを利用することで、ただの情報発信者だけではなく、サービスを提供する側に回りたいと考えるようになりました。
御社のサービスを利用してからは、作り手側の視点でシステムを見るようになりました。この機能を変えれば、もっとユーザービリティが改善できると思うものがいくつかあります。
数あるWEB系の企業の中で御社を選択した理由は、社員同士の風通しもよく新しいことに挑戦しやすい環境だと感じたからです。年功序列のSIer系よりも、20代の中途社員でも活躍しやすい職場だと思いました。
例2:システムを受託開発している企業に応募する
御社を志望した理由は、業務の効率を図るシステムを企業向けに開発している企業だからです。私は日々仕事をしながら、業務を効率化、自動化、改善を考えるのが好きです。
現職では営業の仕事をしていますが、営業はアナログに考える上司や同僚が多いことに不満を感じていました。例えば、営業マンの情報を共有するためにWebでシステム化すれば良いのに、物理的なダッシュボードやホワイトボードで管理することに意義を感じています。
これでは、社内に戻らないと確認できないし、リアルタイムで社員の状況を把握できないですね。無駄な労働時間が増えるばかりで、クライアントのためにも社員の為にもなっていません。
その他にも改善したいと思うところはたくさんあり、自分の権限で改善できることは積極的に変えてきました。その結果、自分のチームの売り上げは、部署内で1位を獲得しています。しかし、上司に提案しないと実現できないものは嫌な顔をされることが多く、拒否されてしまいます。
IT企業が開発するシステムは、業務を効率化するために作られたものばかりです。常日頃から、どうすれば業務を改善できるか考えているので、新しいシステムが出る度に自分の仕事でどう活かせるか考えています。
御社では、業務を効率化するための製品を、企業向けに開発していることに魅力を感じています。私がIT関連の専門知識を身につけられたら、クライアントに業務改善を提案できるのではないかと考え、応募させてもらいました。
例3:海外に開発拠点がある企業に応募する
御社を志望する理由は、海外の開発拠点でシステム開発していることに魅力を感じているからです。
私が海外に興味を持ち始めた理由は、日本人だけの環境で働くよりも、多種多様な環境に身を置いた方が広い視野を持ち物事が見れると考えているからです。
昔からグローバルな環境で働きたいと思っていたため、本業の仕事が忙しい中でも毎日オンラインで英会話を学び常日頃から語学の習得に時間を費やしています。日本では外国人が集まるイベントに参加したり、海外旅行に出たときは積極的に現地の人と交流を持つようにしています。
その結果、日常英会話レベルであれば、英語圏の人たちと問題なくコミュニュケーションを取れます。御社に入社し専門スキルを磨いたら、海外の開発拠点の発展に貢献できるのではないかと思い志望しました。
▼▼諦めなければ必ず目標は実現できる▼▼
私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
まとめ:業界未経験社の志望動機の書き方
- SEを目指す理由を明確に定義する
- 就職先の業種を明確に決める
- 応募する企業を深く調査する
- 自分が相手に何を提供できるのか考える
志望動機を考える上で重要なのは、IT業界に入社する目的を明確化することです。その際には、他人本位な志望動機よりも、自分が何を提供できるのか具体的に伝えた方が、企業から高い評価を得られますね。
目的を明確化すると応募する企業の業種が絞れるので、企業研究や面接対策の手間を大幅に省くことができます。その結果、興味がある分野にリソースを集中できるので、優良企業から内定を獲得できる確率も高くなります。
時間がないからという理由で、自己PRや志望動機に割く時間を削る人は非常に多いです。
しかし、ブラックを避けてIT企業に入社したいならば、じっくりと時間を掛けて考えることを強くお勧めします。最低でも1〜2日は考えた方が良いですね。
自己PRや志望動機を考えるのが苦手という人は、ひとりで悩む必要はありません。
転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーが具体的なアドバイスが得られたり、作成したものを丁寧に添削してくれます。優秀なアドバイザーは、応募者の性格や適性をみながら、将来のキャリアを踏まえた上で働き方を提案してくれる人ですね。
どのような業種で働きたいか決まっていない人でも、キャリア面談を通じて徐々に明確になっていきます。
履歴書は経歴書は転職のプロがチェックしてくれるので、私たちは自信を持って企業に提出できますね。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
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