エンジニアの需要が年々拡大を続け、近年は未経験からでも「フリーランス」を目指す若い人が増えています。
業界経験がない知人から、このように聞かれることがあります。
- 「未経験からでも、フリーランスになれると聞いたのですが本当ですか?」
- 「フリーランスになると、PCとネットさえあれば自由に働けるのは本当ですか?」
- 「時間や場所の制約がなくなり、月収で60万円以上稼ぐのも難しくない?」
結論から述べると、未経験者でもフリーランスになること自体は難しくないです。スクールで基本的なプログラミングスキルを身に付けて、いきなりフリーの案件に挑戦する人もいます。
しかしながら、開発や業界経験がない未経験者が、フリーランスを目指すメリットはありません。
むしろ、安易に選択することによるデメリットの方が大きいです。なぜならば、フリーランスは期待するほど自由な働き方ではないし、社会的な信用力が低下し、収入も不安定になるからです。
海外で生活している自称フリーランスは、エンジニアではなくてただのブロガーです。
ここでは、フリーランスの現実的なデメリットを紹介します。また、デメリットを知った上で将来的にフリーを目指したい人のために、その具体的な方法も紹介します。
- フリーランスを目指すメリットは?
- フリーランスを目指す「現実的」なデメリットは?
- 未経験からフリーランスを目指す方法は?
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1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、過去にマイナビを利用してブラックから優良企業に転職できたからです。長時間労働から逃れた上に、年収は4年間で300→520万円まで増え、社内開発で経験を積んだ後に海外勤務もできました。
業界経験がない未経験者は、早めに行動した方が良いですね。
なぜならば、転職サイトの良案件は経験者から順に埋まるからです。転職の開始時期が遅れると、条件面で不利な未経験者は確実にブラックを引かされます。このタイミングを逃すと、次の半期に良い案件が市場に出る、4ヶ月後まで待つ必要があります。
参考:【マイナビ×ITの評価】本当に未経験でもブラックを避けられる?
2020年には、未経験者はもう採用されない可能性もあります。金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、採用や教育コストが掛かる未経験者は負担になるからです。
IT業界の転職有効求人は6.79倍ですが、2009年と同様に1倍を下回ると未経験者の需要は完全に無くなります(レポート:2019年1月)。
記事の内容を簡単に知りたい
フリーランスを目指すメリットは?

近年、若い人の間でフリーランスを目指す人が増えています。フリーランスを目指すことで、次のメリットがあるからですね。
その1:マージン率が低く収入が増える

フリーランスは、正社員や派遣と違い直接クライアントと契約します。そのため、余計なマージン料が発生せず、エンジニアの給与は高くなります。どれくらい収入が増えるのかというと、業界3年以上の経験があれば、単価は50〜80万円が相場になります。
優秀な人材だと企業から認められると、月の単価が100万円を超えることも珍しくありません。能力が高い人材ほど稼げるのが、フリーランスの特徴ですね。
その2:プロジェクトを選択できる自由がある
会社の就業規則に従わなければならない正社員と比較して、フリーランスは自由度が高いと言われています。クライアントとの契約次第ですが、条件次第では次のような働き方も可能です。
- 納品物さえ適切に納品されれば、就業時間に制限はない
- 働きたいときに働き、数ヶ月の長期休暇を取れる
- リモートワークや在宅勤務で、出社する必要がない
- 週3日や4日労働を実現しやすい
- 働きたいと思えるプロジェクトを自由に選択できる
- ランサーズやクラウドワークスを利用するなど、複数の収入源を持てる
契約次第ですが、このような自由な働き方を実現している人もいます。
その3:人間関係の悩みから解放される
人間関係が固定される正社員と違い、いつでもリセットできるのもフリーランスの強みです。
職場を退職する理由の上位には、必ず人間関係の悩みがランクインしています。馬が合わない上司や部下と仕事を共にすると、それだけで会社に出社するのが億劫になるからです。上司や同僚は自分で選択できないので、定年まで一緒に働く可能性もあります。
フリーランスは、プロジェクト単位で仕事をするので、自分に合わないと思ったら無理に継続する必要はないですね。売り手市場もあり、プロジェクトの選択肢はたくさんあります。
フリーランスを目指す「現実的」なデメリットは?

ここから先は、フリーランスを目指すことによるデメリットを紹介します。
その1:社会的な身分・信用力が低下する
フリーランスを目指すことの最大のデメリットは、社会的な信用が大きく低下することです。社会的な信用が低下すると、具体的には次の点で不都合があります。
- クレジットカードの審査が通らない
- 住宅ローンの審査が厳しくなる
- 賃貸を借りるときの入居審査が厳しくなる
会社員時代は何枚でも作れたカードが、正社員を辞めた途端に作れなくなります。月の収入が上下するので、長期でみたときに返済能力が低いと判断されるからですね。
また、同じ理由で住宅ローンや賃貸の審査も厳しくなります。そのため、マイホームを購入する計画がある人は、安易にフリーランスを選択すべきではありません。
その2:福利厚生がなく、病気のリスクが怖い
正社員と違い、フリーランスに福利厚生はありません。全て自己負担です。
福利厚生がないとは、具体的には次のことを指します。
- 社会保険、労働保険、健康保険、年金は自身で加入する
- 仕事で病気や怪我をしても、すべて自己責任になる
- 有給休暇がないため、体調を崩した時は無給欠勤になる
- 年末の確定申告は全て自分で提出する
会社はこのような面倒な手続きを、私たち社員の代わり全て代行してくれますね。
その3:交通費・賞与・残業代がなく時給換算は低い
フリーランスになると、交通費、賞与は全て実費です。
また、給与体系からは労働時間の概念がなくなり、悪い意味でいうと、固定残業のような制度に変わります。そのため、たくさん働いた分だけ損をしますね。
例えば、月に50万円の収入でも、正社員時代よりも時間給が低くなる可能性もあります。1年間トータルで働いたら年収600万円になるが、そこから、国民年金や健康保険、交通費など経費を算出したら、実質400万円前後。月の労働時間が200時間を超えて、長時間で働くほど時給は下がりますね。
また、給料が発生しない月もあるため、収入がゼロになることもあります。
その4:働き方は客先常駐と変わらない
フリーランスは、原則的には自由な雇用形態で働けます。しかしながら、客先常駐のフリーランスで働くと、その限りではありません。
そして、フリーランスで働く人の9割以上は、実は常駐先で働く常駐エンジニアです。
例えば、フリーランスを専門に紹介する「レバテック」は、1319件の案件を扱います。そのうち、自由な働き方を選択できる「リモート」や「在宅」OKの案件は、10件にも満たないです。
フリーランスと言いながらも、実際には次の条件で働く人がたくさんいるのが現実です。
- 週5日でオフィスに出勤する
- 基本的な就業時間は、9時〜18時
- 月の労働は160〜200時間
正社員の働き方とは大きく変わらないですよね。社会保障や税管理の手間が増える分、労働者の負担はかえって大きくなります。
フリーランスを奨励する人たちのブログを見ると、「ITエンジニアは自由な働き方を実現できる」と書かれることが多いですが、現実と理想のギャップが大きいことがわかります。
リモートや在宅で自由に働けるのは、ほんの一握りのSEだけです。
参考:未経験からSEを目指してリモートワーク(在宅)したい|現実は難しい
その5:経験がないと雑用ばかり紹介される

参考:ポテパンフリーランスの案件
フリーランスは、プログラミング未経験者でも働くことができます。
ただし、未経験でも働ける代わりにエンジニアの仕事とはほど遠く、ドキュメント整理やヘルプデスク、サーバー監視など、開発経験が積めない仕事しかありません。
月30万円の案件であれば、社会保障費、交通費、賞与や残業代が支給されないことを考えると、手取りは18万円以下です。正社員で働くよりも明らかに給与は低いですよね。
以上のことからも分かる通り、未経験者がフリーランスを目指すメリットはそれほど大きくはありません。フリーを目指すならば、まずは企業に就職して開発経験を積む方が現実的な方法だとわかります。
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私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ×IT」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。
未経験からフリーランスになる方法は?

フリーランスのデメリットを知った上で、それでも将来的にフリーで働きたい人はたくさんいますよね。私も、10年間正社員で働いていますが、フリーランスを目指すうちの1人です。
フリーランスを目指す理由は、年功序列の給与体系から脱却でき、大きく稼ぐチャンスがあるからです。
正社員だと、月に30万円以上稼ぐのも現実的に難しいです。1年間頑張って働いても月の給与が1万円増えれば良い方ですね。フリーランスであれば、月に60万円以上も難しくありません。
ここでは、将来的にフリーランスを目指したい人に、その具体的な方法を紹介します。
方法は大きく分けて2つあります。ひとつは、クラウドサービスを利用してネットで受注するやり方、もうひとつは専門の紹介会社を利用する方法です。
方法1:ネット経由で案件を受注する

参考:ランサーズのフリーランス案件
クラウドソーシングを利用することで、フリーランス向けの求人を獲得できます。
クラウドソーシングとは、オンライン上で不特定多数に業務を依頼できる仕組みの事を指します。国内では「ランサーズ」や「クラウドワークス」が有名ですね。
クラウドソーシングとは
これまでプロが作っていたことを、不特定多数のクラウド(群衆)が集まって何かを作り上げていくことを指します。アウトソーシングと似ているけれど、必ずしもプロフェッショナルに依頼するのではないのが特徴です。
参考:コトバンク
しかしながら、クラウドソーシングを使い案件を探すのは、賢い方法ではありません。
なぜならば、ネットで不特定多数に向けて案件を依頼するのは、発注者から見てリスクが高いからです。リスクが高い案件は、顕在的なリスクを考慮するために、どうしても単価が低く設定されます。また、依頼者の他に仲介業者を挟んでいるため、エンジニアの取り分も少ないです。
「クラウドワークス」が公表する決算時の資料よると、2016年10〜12月までで月収20万円以上稼いだのは111人しかいません。クラウドワークスの利用者が80万人居るので、その割合はわずか0.01%ですね。
以上のことからも分かる通り、ネットで案件を探す方法は避けましょう。
参考:クラウドソーシングはやっぱり稼げない?|月収20万円超えは0.01%だけ
方法2:専門の紹介会社に登録する
フリーランス向けの案件を受注するのであれば、専門の紹介会社を選択しましょう。紹介会社を利用するメリットは、良質な案件が多く、取られる手数料も少ないからです。
2012年に派遣法の改正で、派遣会社のマージン率公開が義務付けられました。それによると、同じ客先常駐のスタイルでも、正社員と比較してフリーランスのマージン率が低いことがわかります。
- 正社員を含む業界全体のマージン率:40%
- 派遣SEのマージン率:20〜25%
- フリーランスSEのマージン率:8〜12%
月給20〜30万円の正社員と比較して、フリーランスの給与が高い理由は、仲介業者に取られるマージン料が少ないからです。
例えば、月単価60万円の案件で常駐されても、エンジニアの取り分は36万円だけです。フリーランスで契約した場合は、54万円になります。税管理の手間が増えますが、それでも十分にメリットがあります。
フリーランスのIT業界専門の派遣会社は、「レバテックフリーランス」「PE-BANK」「ギークス」があります。詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
参考:レバテックフリーランス評価|他社と比較した手数料、求人質、年収
方法3:まずは企業に就職して経験を積む
未経験者でも、フリーランスとして働き始めることは可能です。
しかしながら、冒頭でも紹介した通り、未経験でフリーを目指すメリットは多くはありません。まずは、正社員として企業に就職し、最低でも1〜2年の経験を積んだ後に、フリーを目指す方法が現実的です。
そのためにも、プログラミングスキルは必須条件ですね。
IT企業に入社して確実に開発経験を積めために、就職支援があるプログラミングスクール 経由で就職する事をお勧めします。スクールを利用する事で、次のメリットが得られる空です。
- 実践的なスキルを習得でき、2〜3ヶ月でオリジナルアプリを製作できる
- オリジナルアプリやWEBサイトのURLを履歴書に貼り、優良企業にアピールできる
- 転職支援が付き、無料で利用できるプログラミングスクールがある
- 日中から通うことができ、他の通学制と共同でシステム開発ができるスクール
- 会社員でも就職できるように、夜間に対応しているスクールもある
無料で利用できる理由は、人材不足に苦しむ企業が協賛金を出し合っているからです。
▼▼1円も料金が発生しない完全無料のスクール3校▼▼
- 『ProEngineer
』卒業後は就職先3500社から選べる
- 『ITCE Academy
』宿泊施設も無料、1ヶ月でSEになれる
- 『TECH::EXPERT
』30代でも転職保証が受けられる(有料)
プロエンジニアは、入学金、授業料、転職支援が全て無料です。受講中に辞退しても罰則や罰金は1円も発生ません。しかし、都内の教室は最大で30名を収容できるスペースしかなく、応募枠が埋まると翌月、もしくは翌々月まで待たされます。
参考:【プロエンジニアの評価】未経験からスキル習得しブラックを避ける?
完全無料のスクールは、2020年にはもうない可能性が高いです。
金融危機が再び発生する、日本政府が移民を受け入れる、外国人PGで人材不足を解消すると、未経験者の需要が減るからです。需要が減るとスクールは、支援するIT企業がなくなり利益を確保できません。需要が高い今だけ存在するサービスです。
未経験者の需要がなくなると、有料スクール以外で選択肢はありません。有料スクールは「テックエキスパート」 のように3ヶ月で79万円するほど高額です。未経験からSEを目指すならば、需要がある今のうちに行動に移しましょう。
まとめ:未経験からフリーランスを目指すために

- 社会的な身分・信用力が低下する
- 福利厚生がなく、病気や怪我のリスクが高い
- 交通費・賞与・残業代がなく時給換算は低い
- 働き方は、実は客先常駐と変わらない
- プログラミング経験がないと、雑用ばかり紹介される
「フリーランスエンジニアは、自由な働き方を実現できる」と書かれることが多いですが、実際には良い面ばかりではないことがわかります。また、スキルがない人がフリーランスを目指すと、かえって働き方が固定化される可能性もあります。
個人的には、いきなりフリーランスを目指すよりも、まずは正社員として働いてみたほうが良いと思います。ある程度開発経験を積んだ上で、良い提案や案件があればトライする事で、確実にリスクヘッジができるからです。
フリーランスは大きく稼げる可能性はありますが、社会的信用力が低下し、収入が不安定になるリスクもあるからです。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
現在IT業界は、書類を送付すれば誰でも企業から内定を得られます。なぜならば、転職倍率が6.79倍を超え、過去に30年にないほど売り手市場が続いているからです。全業種の倍率は2.49倍なので、他業種として比較して3倍も求人が余っています。

しかしながら、この状況が続くのは長くても2019年までです。
なぜならば、景気サイクルは8年周期で周り、再び金融危機が発生するからです。2008年10月28日に6,994円を付けた株価は、2018年12月に最高値の24,270円まで回復しました。現在は一時20,418円(8月15日)まで落ち込みましたね。
アメリカと中国の緊張が高まり、いつ米ダウ平均が暴落してもおかしくありません。アップル株はiPhoneの販売不振で暴落していました(232→142ドル)。一度不景気が発生したら、1週間も経たない内に株価は半値以下まで暴落します。
求人倍率が1倍を下回ると、企業は採用や教育コストが掛かる未経験者の採用を辞めますね。2019年度までに内定を獲得するためには、今すぐに行動に移す必要があります。
- 教育や採用コストが掛かる未経験者を、IT企業は採用しない
- 転職エージェントに連絡しても、求人の紹介を断られる
- 労働市場に人材が溢れ、経験が浅いIT経験者も職を失う
- 正社員採用がリスクになり、派遣やフリーランスしか使わない
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積むのが難しくなる
- 売り手市場が終わり、プログラミングの無料スクールが終了する
- 都内で仕事が見つからず、地元に戻りアルバイトで生計を立てる
私たち未経験者は、次の不景気に備えて1日も早くIT企業で経験を積む必要があります。
専門スキルを身につけ必要な人材に成長できれば、リストラされる心配もなくなります。通常の会社員や労働者と違い、会社が倒産してもSEは生き延びていけますね。
転職活動に今すぐ必要なものは?

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」事に自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めた事で、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままです。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
30歳時点で年収に200万円も差があると、残りの生涯年収で6000万円も違いますね。ブラックで働いている劣等感で家族を持つこともできず、一生涯孤独で生きていたと思います。
未経験者の市場価値は年齢とともに減少するため、将来動く予定があるならば景気が上向いている今行動した方が良いです。2019年以降では、金融危機が発生しもう手遅れである可能性が高いです。
登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
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