ITエンジニアの需要が増え、フリーランスを目指す人も増えています。しかしながら、実務未経験からフリーランスになるのは無理です。フリーランスで独立するには、どれだけ優秀な人材でも最低2年間は必要ですね。
- 「実務経験はないけども、フリーランスで独立したい…」
- 「フリーランスで働くには、どのような業種を目指せば良いのか…」
- 「フリーランスになれば、2、3年で年収1万円を稼げると聞いた…」
何かに呪われたように「フリーランス」と口にする若い人が増えましたね。
しかしながら、フリーランスはデメリットが多く、万人向けの働き方ではありません。なぜならば、社会的な信用力が高く、雇用も安定していないからです。フリーランスに転向すれば、住宅ローンも組めず、マイホームも持てません。物件によっては、賃貸を断られる事もありますね。
私も含めてフリーランスになった友人は、会社員で働く方が良いと答える人が多いです。
フリーに転向した友人の多くは、同じ職種で元の会社員に戻ろうとします。しかしながら、実際に戻れるのは1割もおらず、大半は以前の給与以下で働くか、もしくは派遣やパートになります。フリーSEは、賞与や有給、残業代がなく、正社員時代よりも待遇が悪いからです。
また、IT業界のフリーランスと言っても、客先に常駐して働くSESと変わりません。フリーランスかつ在宅で働ける優秀な人材は、本当に一握りだけです。私の友人では1人だけです。
ここでは、未経験からフリーランスで働くのが難しい理由、それからフリーランスの悲しい現実を紹介します。それでも、フリーランスを目指したい人は、デメリットを知った上で選ぶべきですね。また、フリーランスに転向するには、最低でも2年間の実務経験が必要です。
- 未経験からでも、本当にフリーランスになれるの?
- フリーランスになるデメリット、悲しい現実とは?
- 未経験から2年後に、フリーランスに転向する方法は?
▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼
- 『マイナビエージェント』業界経験がないIT未経験者に強みがある
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
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<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
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少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
記事の内容を簡単に知りたい
未経験からフリーランスになれるのだろうか…
業界経験がなくても、本当にフリーランスになれるのでしょうか。
Aさん)未経験からフリーランスにはなれない…
IT業界未経験でIT業界と関係ない会社に勤務して、独学でIT勉強して、クラウドワークスでIT副業をして、フリーランス専門のサイトに登録して、ITフリーランスを目指すことはできますか?
ネットの情報では未経験からIT会社で働かずにいきなりフリーランスは無理とのことでした。IT業界は未経験ですが、独学で副業で例えばweb系の仕事をしていましたではフリーランスは無理ですか?また副業やフリーランスは年齢関係ありますか?
参考:Yahoo知恵袋
現実問題として、実務経験がなければフリーランスにはなれません。
なぜならば、実務経験や実績がない人材に、仕事を依頼するクライアントはいないからです。副業でIT系のクラウド案件をこなすだけでは、実績として認めてもらうのは無理です。クライアントから見たら、他にも仕事を請けてくれる取引先がありますね。
フリーランスに年齢は関係ないですね。実績があれば20代でも40代でも可能です。
Bさん)フリーランスを目指しやすい業種はなに…
文系が新卒未経験でIT企業へ就職してフリーランスを目指す場合、今後の需要なども考えて、
どういったことを事業としている会社、またどのような職種(WEBアプリエンジニア、サーバーエンジニアなど)を選ぶべきでしょうか?また従業員の規模や、研修のやり方等も含めて、ファーストキャリアでどういった会社でどのような仕事をすることが、これから文系がフリーランスを目指す上で最も需要のある経験やスキルを身につけられると思いますか?
ありがたいことに文系でもエンジニアで採用してくれるといった地場のIT企業もいくつかあるのですが、どのような基準で選べば良いかがいまいちわからず迷っております。多少ブラックでもプログラミング技術やITについてより詳しくなれるなら良いのですが、ブラックな上に、エンジニアで就職したのに経験に繋がらないことばかりやることになる、といったこともあるそうなので、どういった会社選び、職種選びをすれば自分のスキルにもっとも繋がるでしょうか?
参考:Yahoo知恵袋
フリーランスになる上で、文系出身や職種かは全く関係ありません。案件を受注する際の基準は、クライアントから見て数百〜千万円の案件を安心して依頼できるかどうかです。
強いて挙げるならば、自分が最も得意とする分野でフリーを目指すべきです。なぜならば、分野に関わらず、特筆できる深い専門的な知識がなければ、フリーランスになれないからです。未経験からフリーランスになるには、どれだけ優秀でも最短で2〜3年は必要です。
まずは、正社員として就職し、代えが効かない人材を目指しましょう。IT業界で10年以上働いているが、フリーランスと呼べる人材は10人に1人もいません。
Cさん)未経験から2、3年で年収1千万円稼げる…
サラリーマンPGは出世してPMとかに成り漸く年収600万~1000万くらいになるらしいです。しかも、当たり前にPGからPMになるためにはそれ相応の時間がかかります。しかし、ネット広告で未経験からフリーランスになって年収1000万というものがあります。未経験から2,3年くらい会社PGでフリーランスになるようですが、それでも年収1000万クラスが悠々狙えるのです。しかも、中には週2,3勤務もあるのです。
前者と後者、何が違うのですか?どうして前者は頑張って大変な思いをして高収入を狙える可能性があるかもしれない程度なのに、後者は2,3年で年収1000万が狙えるのですか?保証問題もありますが、保証型のフリーランス仲介もあります。
参考:Yahoo知恵袋
「フリーランスになれば年収1千万円稼げる」スクール系の広告を見る機会が増えました。
しかしながら、未経験からフリーランスになって年収1000万円稼ぐのは無理です。そもそもですが、実務経験がない未経験からフリーランスにはなれません。仮にフリーランスになれても、社会保障や厚生年金がなく月30万円貰えたら良い方ですね。
確定申告が必要なため、会社員の手取りに換算すると20万円未満です。特殊な人材以外は、雇用が安定した正社員で働いた方が私たちは得をします。
高収入で簡単にフリーランスになれると謳う理由は、未経験者を騙してスクール料を取りたいからですね。プログラミングブームの現在では、3ヶ月のスクール料金で80万円取る学校は少なくありません。
広告に騙されて過度に期待するのは辞めましょう。会社員で年収1000万円を超えるのは全体の4%だけです。業界経験がない未経験者がフリーになれるほど、専門職は甘い世界ではありません。
では、なぜ未経験者がフリーランスになるのが難しいのでしょうか。
未経験から本当にフリーランスになれるの?
プログラミングスクールを卒業すれば、簡単にフリーランスになれる風潮がありますよね。しかしながら、スクールを卒業しても、未経験者からフリーランスにはなれません。
その1:未経験からフリーランスになれない理由は?
- 実務経験がないSEに、仕事を依頼する顧客はいない
- 未経験から、フリーになれるほど甘い世界ではない
- 6ヶ月スクールに通学しても、基礎レベルの知識しかない
- 2年間専門学校に通っても、市場価値は未経験者と同じ
- フリーを目指すなら、最低でも3年の実務経験は必要
現実的に考えたら、未経験からフリーランスになるのは無理です。なぜならば、実務経験や実績がないエンジニアに、信頼して仕事を依頼するクライアントはいないからです。システム開発を外部の人材に依頼するのは、リスクが高くてできません。
最低でも3年間は、IT企業で実績を積む必要があります。また、3年間の実務経験があっとしても、お互いに信頼関係がなければ依頼できないですね。安易にフリーランスを目指す人は、ビジネスは信頼関係で成り立つ事を理解できていません。
クラウドなど案件獲得が楽になったけれども、大半の労働者は派遣やバイト並みに低い単価で働きます。なぜならば、ビジネスで付加価値になる信頼がないからです。
その2:IT業界のフリーランスの悲しい現実とは?
- フリーランスの9割は、客先に常駐するSESと変わらない
- クラウドソーシングで、月給20万円以上は0.01%のみ
- 昇給、賞与、残業代がなく、働くほど時給は大幅に下がる
- 社会保障や厚生年金がなく、確定申告後の手取りは低い
最近の傾向として、何かに呪われたように「フリーランス」を語る若い人が増えましたね。
しかしながら、フリーランスは企業に都合が良い働き方であって、労働者に対して優れた制度ではありません。私自身もフリーの経験があるし、正社員とフリーランスを経験した人の大半は、もう2度とフリーで働きたくないのが現実です。
フリーランスになった知り合いの9割は、また同じ職種で正社員に戻ろうとします。しかしながら、正社員に戻れる人材は少なく、大半が失敗してフリー前よりも安い給料か、もしくは派遣やアルバイトに没落します。
フリーで働ける力量がないのに、安易に会社員SEを辞めるからです。
クラウドなら案件を楽に獲得できると語る人も増えました。しかし、クラウドソーシングを利用しても、月給20万円を超えるのは0.01%だけです。個人でも企業から案件を獲得できて、かつ在宅で働けるSEは全体の10%もいません。
私の友人でも、フリーランスでかつ在宅で働ける友人は1人だけです。
残りの9割は、フリーランスと言いながらも客先に常駐して働きます。IT企業で客先常駐やSESで働く正社員と変わらないですね。社会保障や厚生年金がない分、正社員よりも損をしています。
参考:クラウドソーシングはやっぱり稼げない?|月収20万円超えは0.01%だけ
その3:フリーランスになるデメリットは?
- 正社員と比較して、社会的な身分や信用力が低い
- 派遣やアルバイト並みに、雇用が不安定である
- 金融危機になると、1番先に解雇される
- 有給がないため、仕事を休めば給料が減る
- 福利厚生がなく、病気や怪我で働けないリスクが怖い
フリーランスに憧れる人は多いが、デメリットが多い事に注意が必要です。
最大のデメリットは、社会的な信用が極端に低い事です。フリーランスだとクレジットカード、賃貸、住宅ローンの審査に落とされます。また、派遣やアルバイト並みに雇用が不安定ですね。金融危機が発生すると、1番最初に首を切られます。
2008年の金融危機では、フリーランスと派遣で働くSEの大半が首を切られました。
また、正社員と違い有給がなく、会社を休むほど収入も減りますね。病気や怪我で出社できなくても、企業が雇用を保証してくれません。一部の特出した人材以外は、正社員で働いていた方が得をします。会社員を辞めた時に、会社員の有り難みがわかりますね。
私たち会社員の生涯年収は、大卒で3億2000万円です。
それでも、フリーランスを目指したい人は、具体的には何をすれば良いでしょか?
未経験から、2年後にフリーに転向する方法は?
- 方法1:クラウド案件で副業として仕事をこなす
- 方法2:フリーランスの専門サイトに登録する
- 方法3:職場経由で、業務委託で契約したい顧客がいないか探す
- 方法4:上司に相談して、業務委託で契約できないか交渉する
フリーランスで働く1番の近道は、実は上司に業務委託を交渉する事です。
この方法で上司が難色を示すならば、フリーランスで働くのは無理です。なぜならば、あなたの仕事ぶりを知っている上司でさえ、業務委託が難しいと判断するならば、第三者が受け入れる要素がないからです。
上司ですら承諾しないのに、信頼関係がない顧客を交渉するのは無理ですね。できたとしても、クライアントを騙すため、契約は長くは続きません。
フリーランスで働くには、単純に専門スキルや能力が高いだけではなく、とにかく顔が広い人が多いです。取引先や職場で信頼がなければ、案件を回してもらえないからですね。人づてで仕事を貰える人ほど、不景気でも継続して案件を獲得できます。
なぜならば、ビジネスとは人付き合いで成り立つからですね。
不特定多数向けのクラウドで、月20万円以上が0.01%なのは、信頼関係がない上で案件を発注するからです。以上の条件を考えると、どれだけ短くても2〜3年間は実務経験を積む必要がありますね。
フリーランスとは、ただの契約形態なので未経験でもなろうと思えばなれます。しかし、仕事内容はデータ入力、ヘルプデスク、ドキュメント作成など単純労働しかありません。まともなフリーランスを目指すならば、まずはIT企業に就職して実務経験を積む必要があります。
そして、自分が得意とする分野で専門家にならなければなりません。安易にフリーランスになろうとすると、高額なスクールにボッタクられます。
ここでは、未経験から3ヶ月でIT企業に就職する方法を紹介します。
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私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
未経験から、3ヶ月以内にIT企業に就職する方法は?
最近では、就職支援がある無料スクールが増えていますね。
しかしながら、実際には無料スクールを利用しなくても、私たちはIT企業に就職できますね。ここでは、IT未経験から、3ヶ月以内でSEを目指せる方法を紹介します。特別な理由がなければ、あえて無料スクールを利用する必要性はありません。
方法1:無料スクール経由で3ヶ月後にSEを目指す
- 入学金、授業料、転職支援など全サービスを無料で利用できる
- 卒業後の就職先の企業は、3500社以上ある
- 未経験からの正社員就業率は、96%である
- 3ヶ月の受講期間中に、オリジナルアプリを制作できる
- 途中で離脱しても、罰金などのペナルティが発生しない
- 通学制のため、チーム(1期の人数は30人まで)で開発ができる
- 社会人向けに、夜間や個別コースも設けている
- 利用者は、都内(半蔵門・池尻)に通学できる関東在住の20代のみ
公式サイト:【完全無料プログラミング研修&就活塾】
プロエンジニアは、基礎スキル習得と就職を目的にした3ヶ月の無料スクールです。就職保証や全額保証がある学校は増えているが、就職に成功や失敗に関わらず、1円も支払わなくていいのはプロエンジニアだけの特徴です。
ただし、無料スクールで基礎スキルを習得しても、ブラックを避けられる保証はありません。
むしろ、ブラックに未経験者を流す学校も多く、かえってブラックに入る確率も高いです。深刻な人材不足の現状では、スクールを利用しなくても割と楽に就職できます。また、未経験者を積極的に採用する企業の多くは、3ヶ月の社内研修を設けていますね。
そのため、私たち未経験が無理にスクールを利用する必要性はありません。
入社前にどうしてもアプリを制作したいなど、特別な理由があれば利用を考えましょう。無給で勉強するスクールと違い、IT企業に就職すれば給料を貰いながらスキルを学べます。現在IT企業で働く現役SEの9割は、未経験で就職し社内研修を通じて専門スキルを習得していますね。
方法2:転職サイト経由で最短1ヶ月でSEを目指す
- IT系の専門サイトで、未経験者の転職に強み
- 2018年の転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得する
- 押しが強い担当者が多く、営業力に自信を持っている
- 業界経験がない未経験者でも、最短1ヶ月で内定を獲得できる
- 幅広い層が利用し、30歳以上の利用者は58%を占める
- 扱う求人の質は全体的に低く、ブラック企業が多い
公式サイト:ワークポート
ワークポートは、IT業界に特化した未経験者向けの転職エージェントです。他にない最大の特徴は、スピーディな転職に強く、最短1ヶ月でも内定を獲得できる事です。短期間で内定を得られる理由は、結果に重視する営業スタイルで、営業力に絶対の自信を持っているからです。
その結果、リクナビが主催する転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得しています。
しかしながら、扱う求人の質は全体的に低いです。また、押しが強く強引な担当者が多く、勝手にブラック企業に応募させられ、面接に行く人も少なくありません。スピーディな転職には向いているが、慎重に就職活動したい人には向いていません。
業界経験がない未経験者であれば、慎重に転職活動した方が良いですよね。
方法3:ブラックを避けて最短2ヶ月でSEを目指す
- IT専門の転職サイトで、IT未経験者の転職を得意とする
- ハイキャリアではなく、第二新卒や20〜30代前半に強い
- 丁寧な対応の担当者が多く、初めての転職活動向き
- 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 大手2社よりも、親切な対応で高評価を得ている
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
公式サイト:マイナビエージェント
マイナビAGENT は、業界経験がない未経験者向けでIT専門の転職サイトです。他にない最大の特徴は、親切な対応の担当者が多く、20〜30代前半の未経験者を最も得意としている事ですね。
数ある転職サイトの中で、個人的な1番のお勧めがです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
25歳で実務経験が全くなく、「またブラックに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。しかし、担当者の熱心で親切な対応のおかげで、少しずつ気持ちが楽になりました。
そして、2ヶ月後に私が内定を頂いた転職先は、受託開発がメインのIT企業です。大手ではく社員が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ良企業でした。
入社後の社内研修では、3つの上の先輩社員が個別でプログラミング教育をしてくれました。社内の開発案件に就いた後も、必ず先輩社員が仕事を教えてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。
上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね。夜10時まで働いていたブラック時代とは違い、納期がない月は毎日定時に帰宅しています。
マイナビは、20〜30代前半の未経験者に絞れば、大手2社(リクナビ、DODA)よりも求人の質は高いです。大手2社は利用者数が多すぎるため、どうしても機械的な対応になりますね。ブラックを避けるためにも、マイナビが1番のおすすめです。
社内研修がある企業に就職できれば、月20万円の給料を貰いながらスキルを習得できます。
プログラミング未経験でもIT企業に就職できる?
出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験から無料でSEに就職する3つの方法▼▼
- 『マイナビエージェント』IT未経験者に強く、最短2ヶ月で就職できる
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、ブラック企業が多い
- 『ProEngineer』コロナ禍でも残っている、数少ない無料スクール
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
まとめ:未経験からフリーランスになれない理由は?
- 実務経験がないSEに、仕事を依頼する顧客はいない
- 未経験から、フリーになれるほど甘い世界ではない
- 6ヶ月スクールに通学しても、基礎レベルの知識しかない
- 2年間専門学校に通っても、市場価値は未経験者と同じ
- フリーを目指すなら、最低でも3年の実務経験は必要
何かに呪われたように「フリーランス」と口にする若い人が増えましたね。しかしながら、フリーランスはデメリットが多く、万人向けの働き方ではありません。なぜならば、社会的な信用力が高く、雇用も安定していないからです。フリーランスに転向すれば、住宅ローンも組めず、マイホームも持てません。物件によっては、賃貸を断られる事もありますね。
私も含めてフリーランスになった友人は、会社員で働く方が良いと答える人が多いです。
フリーに転向した友人の多くは、同じ職種で元の会社員に戻ろうとします。しかしながら、実際に戻れるのは1割もおらず、大半は以前の給与以下で働くか、もしくは派遣やパートになります。フリーSEは、賞与や有給、残業代がなく、正社員時代よりも待遇が悪いからです。
また、IT業界のフリーランスと言っても、客先に常駐して働くSESと変わりません。フリーランスかつ在宅で働ける優秀な人材は、本当に一握りだけです。私の友人では1人だけです。
フリーランスで働くには、まずはIT企業に就職して実務経験を積む必要があります。安易にフリーランスになろうとすると、スクールにボッタクられますね。
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
会員登録と面談の日程調整、それから面談して求人を紹介してもらうのは、全ての工程で1時間も掛かりません。後からキャンセルもできるので、会員登録だけでも先に終わらせた方が良いですね。登録フォームは3分で埋められます。
私自身が4年前に、ブラックを脱出できたのでマイナビが1番のお勧めです。
※コロナの影響で電話メール中心で転職活動の支援をしています
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
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