IT業界で働いた経験がなく、自己PRで何をアピールすればいいのか分からない人が多いです。私は上司に付き添い採用面接に同席するが、自己PRに苦手意識を持つ人の多さに驚きました。
- 「内定を得るために、自己PRに何を書けばいいの…」
- 「採用担当者は、自己PRから何を読み取っているの…」
- 「PGの適性を伝えるためには、何をアピールすればいいの…」
完成度が低い自己PRや志望動機は、ブラックへ就職する確率を高めます。
なぜならば、採用担当者から見た場合に、実務経験がない未経験者を判断する唯一の材料は、自己PRと志望動機だからです。自己PRや志望動機を通じて、応募者の人格や内面、それから人間性を判断します。
現場の責任者が一緒に働きたいと思うのは、情熱や人間味がある人物ですね。
また、文章を書いたり考えを他者に話す行為は、その人が本来持つ賢さや思考力が問われます。そのため、自己PRや志望動機を読むと、高収入を得られる人材かどうか直ぐにわかります。
就職対策本など表面的な知識やスキルを学んでも、採用担当者を騙す事は出来ません。採用担当者は、1年間で数百人の応募者と会います。完成度が高い自己PRや志望動機を書ける人は、それだけで優良企業に就職できる可能性が高くなります。
ビジネスに必須スキルである、相手が求める答えを読み取る能力が高いからです。
ここでは、採用担当者に好まれる自己PRの考え方や書き方を紹介します。また、ブラックを避けてIT企業へ就職する方法も紹介します。
- 採用担当者から見る、完成度が高い自己PRとは?
- 自己PRから読み取れる、エンジニアの適正とは?
- 自己PR の具体的な書き方とは?(例文)
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- 『マイナビエージェント』業界経験がないIT未経験者に強みがある
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、求人の質は低い
- 『リクルート』求人数は多いが、IT業界に特化していない
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は急落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
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記事の内容を簡単に知りたい
採用担当者からみた完成度が高い自己PRとは?
専門職で最も重視されるのは「実務経験」ですね。では、実務経験がない未経験者は、何を重要視されるでしょうか。
その1:完成度が高い自己PRの効果とは?
- ブラックを避けて、条件の良い企業に就職できる
- 自分自身の人格や人間性と向き合える
- 内面や動機と向き合うため、転職活動に一貫性が生まれる
- 完成度が高い自己PRができると、自然と志望動機も書ける
- 採用面接の場で、自信を持って自分をアピールできる
SEは専門職なので、自己PRや志望動機を軽視する人は多いですね。しかしながら、完成度の低い自己PRで、入社できる企業はブラックだけです。
文章を書いたり考えを他者に話す行為は、その人が本来持つ賢さや思考力が問われます。そのため、自己PRや志望動機を読むと、高収入を得られる人材かどうか直ぐにわかります。採用担当者は、1年に何百通りの自己PRに目を通していますね。
就職対策本にあるテクニックを使っても、誤魔化せるものではありません。
自己PRが書ける人は、志望動機も自然と決まります。なぜならば、自身と深く対話することで自身をアピール(自己PR)でき、その企業に入社して何を実現できる(志望動機)かも決まるからです。
自己PRと志望動機に悩む人は、人生で何を実現したいか決まっていません。
完成度が高い自己PRと志望動機は一貫性が生まれます。その結果、応募する企業の数は減るが、書類選考や面接の通過率も高くなります。少ない労力と時間で、条件が良い企業から内定を得られます。
逆にいうと、完成度が低い自己PRと志望動機は、ブラックに入社する確率を高めます。
その2:能力よりも、実は人間性や内面を重視する?
意外かも知れないですが、技術職でも重要視されるのは人間性や内面です。
実際に経済産業省の調査結果で、最も重視する項目は「コミュニケーション能力」とありますね。人間性や内面を最重要する理由は、一緒に働きたいと思える人材以外と苦労を共にしたくないからです。
仕事ができても人間性に問題があり、周囲とトラブルを起こす人材は嫌ですよね。それは、経験者でも未経験者でも同じです。
私たち人間がスペックや性能を重視するのは、PCや製品を購入するときだけです。
また、専門知識やスキルは、後天的に身に付けられるものです。入社後に社内研修を受けることで、足りないスキルの差は埋められます。
その3:人間性の次に重要なのは学ぶ意欲?
採用担当者が人間性の次に重視するのは、自ら学ぶ意欲がある人材です。
なぜならば、変化が激しい業界で他人に教えて貰う事を前提にすると、会社は生き残れないからです。学ぶ意欲がない人が数名いるだけで、周囲の負担は大きくなります。相手に意欲を伝えるときは、言葉だけではなく行動で示す必要があります。
「以前からプログラマーやSEに興味があり、動画や参考書を購入して自ら勉強しています。しかしながら、独学だけで学ぶのは限界があると思い、先月からオンラインで学べるスクールを利用してます。
面接に参加すると、「プログラミングに興味があるので1人前のSEになりたい」と語る人が必ずいます。具体的な根拠や行動がなければ、聞いている方は違和感しか感じないですね。
ここから先は、採用担当者がどんなポイントを見ているのか、具体的に見ていきましょう。自分が話したい事をアピールするだけでは、内定を得るのは難しいです。
SEの適性をアピールできる自己PRとは?
自己PRで最も重要視されるのは人間性や内面ですね。
その他に採用担当者が知りたいのは、SEの適性有無です。自己PRを考える際に、次の4つのポイントを含めると高評価を得られます。
適性1:納期を守れる「計画性」があるか?
私たちSEの仕事には、必ずシステム開発を依頼するクライアントがいます。必ず納期があるため、計画通りに実行できる人材が好まれます。
自己PRを書く際には、旅行やイベントで自ら計画を立てた経験を紹介するのが良いです。順調に計画が進んだ話よりも、紆余曲折があり計画通りに進まない方が好まれます。
面接官が知りたいのは、どのように問題に対処したかだからです。この人なら計画通りに、プロジェクトを進めてくれると安心します。
適性2:現場で求められる「問題解決能力」があるか?
開発現場では計画が重視されるが、予定通りに進むことはほとんどありません。
どれだけ綿密に計画を立てても、プロジェクトを進めていく上で必ず課題が見つかります。問題解決能力が高い人材も高い評価を受けます。
困難な課題に直面した時に、解決策を示せる人材ですね。PDCA(計画、実行、検証、改善)を回せる人物は、IT業界に限らず需要が高いです。
物事が順調に進んだ話よりも、失敗から何を学んだかを示す方が好まれます。面接官は、この人に仕事を任せても、自力で答えを見つけられると安心するからです。
適性3:チーム開発に必要な「協調性」があるか?
「パソコンと向き合いひとりで黙々と作業する」と考える人は多いですね。しかしながら、ひとりでシステム開発を任されることはなく、チームワークが重要視されます。
自己主張が強い人材よりも、円滑に周囲と連携できる人が好まれます。
面接官は、この人なら開発メンバーとチームを組んでも、円滑にコミュニュケーションを取れると安心します。
適性4:変化に耐え得る「適応力」があるか?
技術の日進月歩が激しいIT業界では、変化に適応できる人材が好まれます。
私たちSEは、年単位で新しいプロジェクトに配属されます。プロジェクトが変われば、求められる技術や知識も変わりますね。つまり、新しい知識を吸収でき適応力がある人材が求められます。
面接官は、この人なら変化が激しいIT業界でも、柔軟に対応し成長してくれるだろうと安心します。ここから先は、自己PRの具体例を紹介します。
自己PR の具体的な書き方(例文)とは?
ここからは、自己PRの例を紹介します。自己PRを書く際には、まず採用担当者が知りたい事を考え、その中で自分がアピールできる材料を探しましょう。
女性に告白するのと同様に、自分が言いたい事だけを述べる自己PRは嫌われます。
例1:スマホアプリを開発する自己PR
私は人一倍好奇心が強く、新しい事に挑戦するのが好きな性格です。
以前からプログラマーに興味があり、プログラミングを学びたいと思っていました。あるネットのコラムを読んでいた時に、MacパソコンがあればiPhoneのスマホアプリが制作できると知り、スマホ開発に挑戦してみました。
簡単なサンプルコードを実装して実機に転送するだけですが、実際に動かせるようになるまで2ヶ月も時間を要します。ネットの情報は、環境依存や間違った情報も多く、そのまま試してみてもうまく動きませんでした。
参考書を購入したり、知り合いのエンジニアから情報を得ることで、ようやく自分のiPhone端末でアプリが動いた時は感動しました。
簡単なサンプルアプリを実装しただけですが、次は難易度が高いタスク管理のアプリを製作しようと考えています。そのためにも、本屋に行きアプリ開発の書籍を数冊購入しました。
今回、IT企業への転職を考えた理由は、プログラミングに関してもっと本格的に学んでみたいという気持ちが日に日に強くなったからです。本業の仕事をしながらプログラミングを学ぶよりも、仕事と同時進行で学んだ方がより深く理解できますね。
例2:プログラミングスクールの自己PR
私は以前からプログラマーやSEに興味がありました。
プログラミングを学びたいと思った理由は、技術職であるエンジニアは努力次第で結果に結ぶ付きやすい仕事だと思ったからです。しかし、この仕事が自分に向いているか自信が持てないのでスクール に通い、まずはゼロから学んでみる事にしました。
スクールは本業で働きながらでも両立できるので、少ないリスクで挑戦できます。
勉強し始めた当初は、未経験でプログラミングを学ぶ不安の方が強かったです。
しかしながら、入校して1ヶ月経つ頃には、不安よりも好奇心の方が強くなりました。スクールで学ぶ以外にも、ネットのIT業界のコラムを読むようになり関心も強くなりました。
そして、3ヶ月経つ頃にはオリジナルのECサイトも制作できました。もちろん、講師のサポートのおかげですが、自分にもできると大きな自信に繋がりました。周りには、途中で挫折した受講者も何人かいます。
通学中は、本業の仕事の兼ね合いで計画通りに作業が進まずストレスを感じたこともありました。それでも、期間内にカリキュラムを終わらせる事を目標にします。そのため、朝の通勤中に前日のレッスンの復習、帰りの電車で予習をすること、それから週末をストレスにならない程度にうまく活用し、乗り切れました。
最終的に、サイトが完成し講師から合格を貰えたときの達成感は、現職の営業では味わったことがないものです。
今回製作したECサイトはひとりでも制作できる簡単なものでしたが、もっと規模が大きいシステムをチームで開発してみたいと思い、エンジニアに転向したいと考えています。
実際に行動に移すのが難しい人は、具体的な目標や計画を相手に伝えましょう。
「プログラミングを勉強したいと思っている」と伝えるよりも、「プログラミングを習得して、WEBサイトを来年の春までに制作したい」と伝える方が説得力はあります。また、必ずしもスキルを学んでから就職する必要はありません。
IT業界は深刻な人材不足なので、プログラミング経験がなくても採用してくれます。自己PRを書く上で重要なのは、目的や動機など一貫性ですね。恋愛と同じで、相手の心が動かなければ採用してくれません。
完成度が高い自己PRを書く理由は、ブラックを避けて企業に就職するためです。では、ブラックを避けるためには、私たちは具体的に何をすれば良いでしょうか。
▼▼諦めなければ必ず目標は実現できる▼▼
私は多くのIT未経験者にSEを目指して欲しいと思っています。
なぜならば、職歴や学歴が重視されず正しい努力ができる人材であれば、必ず道が開かれる業界だからです。もちろん、未経験者はブラックに入社するリスクは否定しません。
私が1社目に入社した先はブラックでした。夜の10時過ぎまで働くも残業代は1円も支給されず、時給に換算すると700円以下です。身体は疲れているのに、布団に入ると将来が不安で夜も眠れません。
ある仕事帰りの電車の中、窓に映った惨めな自分の姿を目にします。家事と仕事を両立し苦労して育ててくれた母親のことを思うと、自然と目から涙がこぼれ落ちました。しかしながら、それでも行動に移す勇気がなく、転職できずに3年が経ちます。
働くためだけに社会から生かされている生活に嫌気が指していた時に、知人から転職エージェントを紹介されました。転職に前向きになれないながらも、半ば強制的に就職活動が始まります。
その2ヶ月後に社内開発できる企業に就職し、私の人生は大きく変わりました。社内開発できる企業に入社後、転職してから4年後には年収500万円を超えました。決して大きな成功ではないが、家族にも恵まれ今は毎日幸せを感じています。
この知人のおかげで、自分を信じて行動すれば、必ず良い方向に進むことを知ります。未来は自分が思い描く事しか実現されないので、いま行動しなければ一生変わらないですよね。
私が転職を勧める理由は、1人でも多くブラックで苦しむ人を減らしたいからです。ブラックで働く人材がいなくなれば、ブラック企業は潰れるしかないですね。
- 右肩上がりに昇給し、4年で300万円から520万円に増えた
- 納期がない月は、毎日定時に帰宅できた(月の残業は20時間)
- 転職市場で査定してもらうと、+50〜100万円で掲示される
- 社内で開発経験を積み「海外勤務」と「海外出張」を経験できた
- 平日の夜も、家族や知人と食事や趣味を楽しむ事ができる
- 社内開発で経験を積み、倒産やリストラが怖くなくなった
- ITスキルの他に、後輩の教育やマネジメントも経験できた
- 毎朝眼が覚める度に、気持ち良く布団から出られる
- 家族にも恵まれ、大切にしたい人のために働ける喜びを知れた
個人的に1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事でブラック企業を脱出できたからです。マイナビは親切な担当者が多く、業界経験がない未経験者にも丁寧な対応をしてくれます。
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未経験から、3ヶ月以内にIT企業に就職する方法は?
最近では、就職支援がある無料スクールが増えていますね。
しかしながら、実際には無料スクールを利用しなくても、私たちはIT企業に就職できますね。ここでは、IT未経験から、3ヶ月以内でSEを目指せる方法を紹介します。特別な理由がなければ、あえて無料スクールを利用する必要性はありません。
方法1:無料スクール経由で3ヶ月後にSEを目指す
- 入学金、授業料、転職支援など全サービスを無料で利用できる
- 卒業後の就職先の企業は、3500社以上ある
- 未経験からの正社員就業率は、96%である
- 3ヶ月の受講期間中に、オリジナルアプリを制作できる
- 途中で離脱しても、罰金などのペナルティが発生しない
- 通学制のため、チーム(1期の人数は30人まで)で開発ができる
- 社会人向けに、夜間や個別コースも設けている
- 利用者は、都内(半蔵門・池尻)に通学できる関東在住の20代のみ
公式サイト:【完全無料プログラミング研修&就活塾】
プロエンジニアは、基礎スキル習得と就職を目的にした3ヶ月の無料スクールです。就職保証や全額保証がある学校は増えているが、就職に成功や失敗に関わらず、1円も支払わなくていいのはプロエンジニアだけの特徴です。
ただし、無料スクールで基礎スキルを習得しても、ブラックを避けられる保証はありません。
むしろ、ブラックに未経験者を流す学校も多く、かえってブラックに入る確率も高いです。深刻な人材不足の現状では、スクールを利用しなくても割と楽に就職できます。また、未経験者を積極的に採用する企業の多くは、3ヶ月の社内研修を設けていますね。
そのため、私たち未経験が無理にスクールを利用する必要性はありません。
入社前にどうしてもアプリを制作したいなど、特別な理由があれば利用を考えましょう。無給で勉強するスクールと違い、IT企業に就職すれば給料を貰いながらスキルを学べます。現在IT企業で働く現役SEの9割は、未経験で就職し社内研修を通じて専門スキルを習得していますね。
方法2:転職サイト経由で最短1ヶ月でSEを目指す
- IT系の専門サイトで、未経験者の転職に強み
- 2018年の転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得する
- 押しが強い担当者が多く、営業力に自信を持っている
- 業界経験がない未経験者でも、最短1ヶ月で内定を獲得できる
- 幅広い層が利用し、30歳以上の利用者は58%を占める
- 扱う求人の質は全体的に低く、ブラック企業が多い
公式サイト:ワークポート
ワークポートは、IT業界に特化した未経験者向けの転職エージェントです。他にない最大の特徴は、スピーディな転職に強く、最短1ヶ月でも内定を獲得できる事です。短期間で内定を得られる理由は、結果に重視する営業スタイルで、営業力に絶対の自信を持っているからです。
その結果、リクナビが主催する転職決定人数部門で、2年連続1位を獲得しています。
しかしながら、扱う求人の質は全体的に低いです。また、押しが強く強引な担当者が多く、勝手にブラック企業に応募させられ、面接に行く人も少なくありません。スピーディな転職には向いているが、慎重に就職活動したい人には向いていません。
業界経験がない未経験者であれば、慎重に転職活動した方が良いですよね。
方法3:ブラックを避けて最短2ヶ月でSEを目指す
- IT専門の転職サイトで、IT未経験者の転職を得意とする
- ハイキャリアではなく、第二新卒や20〜30代前半に強い
- 丁寧な対応の担当者が多く、初めての転職活動向き
- 大手2社(リクナビ、DODA)にはない、中小の隠れ良企業を扱う
- 大手2社よりも、親切な対応で高評価を得ている
- 担当者が推薦状を書くので、書類選考の通過率が高い
公式サイト:マイナビエージェント
マイナビAGENT は、業界経験がない未経験者向けでIT専門の転職サイトです。他にない最大の特徴は、親切な対応の担当者が多く、20〜30代前半の未経験者を最も得意としている事ですね。
数ある転職サイトの中で、個人的な1番のお勧めがです。なぜならば、私自身がマイナビを利用する事で、客先常駐のブラックから脱出できたからです。
25歳で実務経験が全くなく、「またブラックに入社したらどうしよう」と不安しかなかったです。しかし、担当者の熱心で親切な対応のおかげで、少しずつ気持ちが楽になりました。
そして、2ヶ月後に私が内定を頂いた転職先は、受託開発がメインのIT企業です。大手ではく社員が100名未満の中小企業だが、海外に開発拠点もある隠れ良企業でした。
入社後の社内研修では、3つの上の先輩社員が個別でプログラミング教育をしてくれました。社内の開発案件に就いた後も、必ず先輩社員が仕事を教えてくれます。それから、毎年40〜60万円ペースで順調に昇給し、4年後には年収が520万円を超えます。
上場企業や知名度がある大手はないが、私にとってこの会社は優良企業ですね。夜10時まで働いていたブラック時代とは違い、納期がない月は毎日定時に帰宅しています。
マイナビは、20〜30代前半の未経験者に絞れば、大手2社(リクナビ、DODA)よりも求人の質は高いです。大手2社は利用者数が多すぎるため、どうしても機械的な対応になりますね。ブラックを避けるためにも、マイナビが1番のおすすめです。
社内研修がある企業に就職できれば、月20万円の給料を貰いながらスキルを習得できます。
プログラミング未経験でもIT企業に就職できる?
出典:IT人材の最新動向と将来設計に関する調査(経済産業省)
私たちは事前に基礎スキルを習得しなくても、簡単にIT企業に就職できます。
なぜならば、2030年に59万人が不足するほど、人材が足りていないからです。IT業界の求人倍率は最も高く6.79倍です。全業種平均よりも3倍も高く、応募者1人に対して6つ求人が余る状態ですね(転職求人倍率レポート2018年4月)。
私自身もプログラミング経験なしで、この業界に入りました。
それでも、年収が500万円を超えキャリアがある理由は、入社後に3ヶ月間のプログラミング研修があったからです。現在現役で働いている9割のSEは、入社後にスキルを習得しています。専門学校で2年間で学ぶスキルを、私たちは3ヶ月間で学べます。
- 月20万円の給料を貰いながら、プログラミングの勉強ができる
- 給料を貰いながら勉強するので、モチベーションが高い
- 現役SEの先輩社員から、実用的なスキルを現場で学べる
- 就職先で必要なスキルを中心に、重点的に学べる
- 業務時間外には、資格や語学など他の勉強もできる
IT未経験者でも、専門学校やスクールに通学しなくても企業に就職できますね。
SEになる事がスキルを学ぶ目的ならば、1日も早く就職した方が良いです。無料で学べるスクールも魅力ですが、月に20万円の給料を貰いながら勉強した方が合理的だからです。実際に現役SEの多くは、無料スクールを悲観的に見ている人が多いです。
▼▼IT未経験から無料でSEに就職する3つの方法▼▼
- 『マイナビエージェント』IT未経験者に強く、最短2ヶ月で就職できる
- 『ワークポートIT』最短1ヶ月で就職できるが、ブラック企業が多い
- 『ProEngineer』コロナ禍でも残っている、数少ない無料スクール
※マイナビのプロモーションを含みます。
<24年4月:求人倍率は下落に転じる>
24年に入り、日本の雇用環境は急速に悪化し始めています。
転職大手DODAによると、2月の有効求人倍数は『3.22倍→2.67倍』に急落しています。下落に転じた理由は、これまでコロナを理由に転職活動を遅らせてきた人が今年の春採用に向けて遂に動き始めたことに加え、予想外に求人数が前月比で減少したからです。製造業の求人数の減少は、昨年10月から指摘されていました(参考:製造業の新規求人数は大幅減少が続く(2023-10))。
そのため、24年春採用は危機的な状況に陥る可能性が高いです。
日本製造業の不調の原因は、世界経済の需要の急落です。21年9月に中国不動産バブルの崩壊、22年2月はウクライナ紛争で欧州経済が危機に瀕し、24年現在も中東紛争が加わり厳しい状況が続きます。更には、23年まで唯一好調だった米国も、24年には景気後退に突入する可能性が高いです(参考:米国の景気後退が始まる2024年)。
今年の春採用に期待してる人はとても多いが、それでは完全に手遅れですね。
なぜならば、景気後退に陥ると、IT企業は経験者しか採用しないからです。利益が急減する中で、未経験者の教育に費用を使うIT企業はありません。そうなると、次に未経験者が就職するには最低でも4年後です。
そのため、23年に転職を逃した人は、今すぐに行動を開始してください。
未経験でもIT業界に就職すれば、基礎知識を習得し実務経験を積みながら月20万円以上の手取りを得られます。また、2-3年経験を積み経験者として転職すれば、年収を100万円以上増やせます。
未経験者向けの転職サイトで1番のお勧めは「マイナビ」です。なぜならば、私自身がブラックから脱出し目標だった社内開発に就職できたからです。年収は4年間で300→520万円まで増え、納期月以外は毎日定時に帰宅しています。
公式サイト:マイナビエージェント(無料サービス登録まで3分)
少しでも実務やプログラミング経験がある人は、「マイナビ IT AGENT」から登録してください。PG経験があると紹介できる案件の質が高くなります。
まとめ:未経験の自己PRの書き方は?
- ブラックを避けて、条件の良い企業に就職できる
- 自分自身の人格や人間性と向き合える
- 内面や動機と向き合うため、転職活動に一貫性が生まれる
- 完成度が高い自己PRができると、自然と志望動機も書ける
- 採用面接の場で、自信を持って自分をアピールできる
完成度が低い自己PRや志望動機は、ブラックへ就職する確率を高めます。
なぜならば、採用担当者から見た場合に、実務経験がない未経験者を判断する唯一の材料は、自己PRと志望動機だからです。自己PRや志望動機を通じて、応募者の人格や内面、それから人間性を判断します。
現場の責任者が一緒に働きたいと思うのは、情熱や人間味がある人物ですね。
就職対策本など表面的な知識やスキルを学んでも、内面から溢れ出る動機や人間性を誤魔化す事は出来ません。完成度が高い自己PRや志望動機を書ける人は、それだけで優良企業に就職できる可能性が高くなります。
ビジネスに必須スキルである、相手が求める答えを読み取る能力が高いからです。志望動機の書き方を学びたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
参考:【例文あり】SE未経験の志望動機の書き方|採用担当者が教える
1日も早く行動に移した方が良い理由は?
参考:有効求人倍率とは何?最新状況や計算方法をわかりやすく解説!
2019年の有効求人倍率は、バブル期よりも高い「1.6倍」でした。また、IT業界は特に好調で、転職サイトが公表する転職有効求人倍率は「6.79倍」を記録しています(参考:転職求人倍率レポート)。
業界経験がない未経験者でも、月20万円の給料を貰い研修を受けられたのは、好景気と人材不足に支えられていたからです。未経験で書類を送付しても、大半が採用面接まで駒を進めることができた時代です。
しかしながら、コロナウイルスの影響で、現状は大きく変わりつつあります。
20年3月以降の米国失業保険申請者数は、3月06日累計で「8,063万人」です(参考:新規失業保険申請件数3/06)。リーマンショックでさえ3月の失業者数は80万人でしたが、コロナは1週間で70万人以上が職を失い続けています。
20年10月の有効求人倍率は、1.04倍まで低下しています(参考:10月の完全失業率3.1% 求人倍率は1.04倍)。
このような状況で、未経験者を採用し育てようと考える企業はまずないです。専門学校や40〜60万円の有料スクールを卒業しても就職先はありません。また、企業に人材を紹介する事で成り立っていた「無料スクール」もサービスを停止します。
そのため、コロナが落ち着いてから転職活動を始めるでは遅いです。コロナが落ち着く頃にはすでに経済危機に陥り、企業はもう未経験者の採用を止めているからです。経済が回復し始める6年後には、今度は年齢を理由に未経験で転職できないですよね。
では、有効求人倍率が「0.45倍」になると、どのような状況に陥るでしょうか?
- 大手企業は予算削減で、新規開発案件を次々に中止する
- IT企業は、採用コストが掛かる未経験者の採用を止める
- 専門学校や有料スクールを卒業しても、就職先がない
- 人材紹介で利益を得てる「無料スクール」が終了する
- 転職エージェントに登録しても、未経験者は断られる
- 人件費が安い外国人を採用し、海外でシステムを開発する
- 日本人SEやPGは、国内で開発経験を積めない
- リストラや派遣切りで、専門職以外の失業者が急増する
私たちに残されている時間は、決して多くはないですね。
転職活動に今すぐ必要なものは?
転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。また、私たちは全てのサービスを無料で利用できます。途中で就職を辞退しても罰金など一切ありません。
履歴書や職務経歴書は、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後に改めて準備すれば良いですね。面談することで進みたい方向性が決まり、その段階で具体的な準備を始めた方が手戻りが少ないです。
マイナビは、他の転職サイトにはない隠れ優良企業を多数扱います。私が社内開発ができる中小企業に就職できたのはマイナビのおかげです。大手リクナビやDODAだと、求人数が多いが優良企業は少ないのが難点ですね。
- 公式サイトから「無料転職サポート申し込み」を選択する
- 希望勤務地や個人情報を入力する(3分で登録できる)
- 担当者からメールか電話があり、面談日を指定する(平日夜や週末も可)
- 予約した日時に来社し、無料カンセリングを行う(所要時間は40分)
- 仕事が忙しく来社できない場合は、電話でも対応しています
キャリア面談後には、2万件ある求人から条件に合う企業を、20社前後紹介してくれます。紹介される案件に目を向けると「ITの経験がない未経験者でも、必要としてくれる企業がたくさんある」ことに自信を持てますね。
それだけ、IT企業は人材不足に陥っているからです。
もちろん、働きたいと思える企業がなければ、無理に応募する必要はありません。売り手市場なので、私たちが企業を選ぶ立場にありますね。カウンセリング、転職サポートはすべて無料なので、途中で利用を辞めても違約金は一切発生しません。
ただし、キャリア面談は身構える必要はないが、転職活動は慎重に行いましょう。
なぜならば、転職活動は私たちの人生を大きく変える、最初の大きな1歩になるからです。自分自身の内面と深く向き合う事でやりがいのある仕事を見い出し、新しい人生の再スタート切るためにあります。
転職活動で巡り会う会社は、入社するかは別にしてそれぞれ深い意味があります。
私は新しい道を歩み始めたことで、大きく生涯収入を増やすことに成功し、夢だった海外就職も実現できました。もしも、あの時に転職活動しなければ、私の年収は30歳でも300万円のままでした。実際に、8年間働き続けている元同僚の年収は330万円です。
コロナの影響で、労働環境は目まぐるしく変わっています。
22年夏は、おそらく過去10年で最も求人数が多い時期になりました。すでに現時点で、転職サイトの求人数はコロナ前の水準を超えています。ただし、これまでに就職活動を見送っていた人たちも、一斉に動き出すタイミングでもあります。
特に今年は、飲食店や旅行で失業した人たちがIT業界に流れています。
求人数が最も多い冬前に就職するには、遅くても今月中には行動してないと手遅れです。この機会を逃すと労働者の供給過多に陥り、未経験でIT業界に就職するのは難しくなるかもしれません。また、変異株の影響で再びロックダウンに陥る可能性もあります。
22年の秋採用は、最後のチャンスになるかもしれません。登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。
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