【例文あり】SE未経験の自己PRの書き方|採用担当者が教える

IT企業に採用されるためにまずは選考用の書類を作成します。そして、最初に悩むのが自己PRの書き方ですね。未経験の知人から自己PRの書き方で相談されることが多いです。

  • 「そもそも、未経験者の自己PRは何を書けば良いの?」
  • 「企業の採用担当者は、自己PRから何を読み取っているの?」
  • 「具体的にどうやって、他の応募者と差別化すれば良いの?」
  • 「本屋で自己PRや面接の対策本を読んでも、イマイチしっくりこない」

私は上司に付き添い、採用面接の場に一緒に同席する機会が多いです。その時に応募者の自己PRをみて感じることは、書類の空白を埋めるために何となく自己分析をしている人が、あまりにも多い事に驚きます。

全体の8割を超える人たちが、深い考察なしにただ自己PRを埋めているのではないでしょうか。

はっきり言うと、自己PRや志望動機の出来が、採用を左右すると言っても過言ではありませんなぜならば、未経験者の採用面接は経験者と違い、最も重要視されるはずの業務経歴がないからです。業務経歴がない以上は、私たちの性格や適性以外に採用を決める判断材料はありません。

にも関わらず、適当に考えている人が多いですよね。

現在IT業界は人材不足なので、中途半端な自己分析や業界研究でも内定を得られます。しかしながら、完成度が低い自己PRで入社できる企業はブラックだけです。

普通のIT企業に入社したいなら、時間を掛けて自己PRや志望動機の書き方を学びましょう。

完成度が低い自己PRとは具体的に言うと、自分が伝えたいことをそのまま相手に伝えることです。反対に完成度が高い自己PRとは相手が何を知りたいのかを深く考察し、過去の自分の体験から正しい答えを導き出す事です。

企業面接は実戦のビジネスの現場で必要なスキルを発揮する場と考えましょう。なぜならば、自分自身でさえ的確に売り込めないセールスマンが、顧客に商品を売るのは不可能ですよね。これは技術職や専門職でも同じことが言えます。

上司に自分自身を売り込むのが苦手な人には、経験が積める良い仕事がまわって来ることはありません。優秀なエンジニアの上司は、ポテンシャルがあり仕事に情熱を持てる人と一緒に働きたいからですね。

ここでは、採用する担当者の立場から、未経験者の自己PRで求めている答えを紹介します。志望動機の書き方を学びたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

参考:【例文あり】SE未経験の志望動機の書き方

自己PRの書き方を知りたい人
  1. 企業が自己PRで求めている答えは学ぶ意欲
  2. 自己PRから読み取れるエンジニアの適正とは?
  3. 自己PR の具体的な書き方(例文)

▼▼IT未経験者の転職に強い大手3社▼▼

  1. 全国に拠点があり20〜30代が利用するリクルートエージェント
  2. 第二新卒者、20代に強いマイナビエージェント×IT
  3. 2ヶ月以内に転職したい人向けワークポート

個人的に1番のお勧めは、マイナビです。過去に利用してブラックから優良企業に転職できたからです。転職後は「海外勤務」や「海外出張」も経験でき、4年で年収は300→520万円まで増えました(マイナビの評価はこちら)。

ワークポートは、営業力に強みを持ち最短1ヶ月で転職する人もいます。ただし、扱う求人の質が大手2社より落ちるのが難点です(ワークポートの評価はこちら)。

参考:SE専門の転職サイト・エージェント3選比較|目的別の選び方

企業が自己PRで求めている答えは「学ぶ意欲」

面接の対策本に嫌気が指し「ありのままの自分を伝えたい」と考える人は増えています。私も学生時代はこのように考えていました。

しかしながら、これでは優良企業から内定を得ることはできません。型にはまった退屈な書類や面接対策は嫌われますが、相手が知りたいことを用意していない自己PRはもっと嫌われます。

1番大事なのは「学ぶ意欲」

IT企業の採用担当者が重視しているのは、「自ら学ぶ意欲」がある人材です。

書類選考や採用面接では「学ぶ意欲」を見るために、長い時間掛けて採用者を選別していると言っても過言ではありません。

なぜならば、変化が激しいIT業界で他人に仕事を教えてもらうことを前提にしている人は、周囲の負担が大きくなるだけだからです。自ら学ぶ意欲がある人材は、新しい技術や知識を積極的に学び変化に対応してくれますね。

もちろん、IT企業はプログラミングや社内研修に力を入れたくないという話ではありません。基礎的な知識は研修で補完できます。しかしながら、現場で求められている生きたスキルを学ぶのは、最終的には自分自身ですよね。

開発現場でクラウド技術の需要が増しているのに、知識を習得しようとしない人は5年後には誰からも必要とされないSEに育ちます。

言葉だけでは相手に伝わらない

書類や採用面接の場で、このように答える人がいます。

「以前からプログラマーやSEに興味がありました。プログラミングを学ぶ気持ちは人一倍強いです。IT企業に入社後は、積極的に新しい技術を学んで優秀なエンジニアになりたいです。」

このような在り来たりな自己PRでも、学生や20代前半の第二新卒であれば、企業は採用してくれます。しかしながら、ブラックに入社する可能性の方が高いですね。

なぜならば、採用担当者はこの発言から具体的な根拠が得られないからです。

行動で意欲を示す伝え方

「以前からプログラマーやSEに興味があるので、動画を見たり参考書を購入して自分でプログラミングの勉強をしています。しかしながら、サラリーマンが独学で学ぶのは限界があると思い、先月からオンラインだけでプログラミングが学べるスクール に通い始めました。スクールは3ヶ月あるのですが、卒業までに独自のECサイトを制作することを目標にしています。」

実際にスクールに通うかどうかは別にして、プログラマーに興味がある気持ちが具体的に伝わってきますよね。なぜならば、願望だけではなく実際に行動に移しているからです。

私たちはスクールに通わなくても、動画やサイトから独学でプログラミングを学べる時代を生きています。ネットを中心にした情報社会では、自発的に行動できていない人材は、それだけで大きなハンデを背負います。

IT業界は深刻な人材不足に陥っているため、意欲を伝えるだけでも内定を得られます。しかし、より良い労働条件が良い環境で働きたいなら、企業から評価される自己PRの仕方を学びましょう。

▼▼未経験でもブラックを避ける方法▼▼

業界未経験だから、ブラックに入社するのは仕方がないと諦めている人も多いですよね。

確かに入社する可能性が高いのは事実ですが、それでも避ける努力は絶対に必要です。なぜならば、ブラックに入社したら、8年間で年収が190万円も違うからです

私の元同僚は新卒で入社した会社で8年間働き続け、30歳で年収は330万円です。私はブラックを脱出し、転職から4年後に520万円まで増やす事に成功しました。私が優秀だからではなく、専門職は働く環境が収入に与える影響が大きいからです(転職に失敗した元同期の話)。

ブラックを避けるのは難しい事ではありません。正しい見分け方を知っているかだけの違いです。

参考:IT業界のブラック企業とホワイト企業の特徴と見分け方は?

エンジニアの適性をアピールできる自己PRとは?

1番重要視されるのは、「学ぶ意欲」がある人材です。

その他に採用担当者が知りたいことは、プログラマーやSEに適性がある人材かどうかです。適性があるとは、具体的にどういう視点で判断しているのでしょうか。

その1:計画性があるか?

私たちエンジニアの仕事には、必ずシステムの開発を依頼するクライアントがいます。

クライアントと契約するプロジェクトには必ず納期がありますよね。そのため、計画通りに実行できる人材が好まれます。

自己PRを書く際には、旅行やサークルのイベントなど計画を立てた経験を紹介するのが良いです。順調に計画が進んだ話よりも、紆余曲折があり計画通りに進まなかったけれど、最終的にどのように対処して乗り越えてきたかを話すと相手の反応が良くなります。

面接官は、この人なら計画通りにプロジェクトを進めてくれると安心するからです。

その2:問題解決能力があるか?

計画が重視されますが、計画通りに進むことはほとんどありません。

どれだけ綿密に計画を立てても、プロジェクトを進めていく上で必ず課題が見つかるからです。そのため、困難な課題に立ち向かったときに、どのように考えて問題を解決したか示すと高い評価が得られます。

つまり、PDCA(計画、実行、検証、改善)を自身で回せる人物かどうかですね。

具体例を述べると、ネットビジネスで月に3万円稼ぐ目標を立てた。まずは目標を達成するために計画や期限を設けます。人間なので計画通りに物事が進むことはないですね。うまくいかなかった時に、どう考えて改善を行い検証したかが問われます。

ただ成功した話よりも、失敗談の方が貴重ですよね。

面接官は、この人に仕事を任せても自力で答えを見つけてくれるだろうと安心するからです。

その3:協調性があるか?

プログラマーは、パソコンと向き合いひとりで作業する仕事だと考える人は多いです。しかし、ひとりでシステム開発をすることはないので、チームワークが最も重要視される仕事でもありますね。

そのため、自己主張が強い人材よりも、円滑に周囲と連携できる人が好まれます。

面接官は、この人ならうちの開発メンバーとチームを組んでも、役割を見つけてうまくこなしてくれるだろうと安心します。

その4:変化を受け入れ適応力があるか?

技術の日進月歩が激しいIT業界では、変化に適応できる人材が好まれます。

具体的にいうと別の開発現場に配属されたとき、新しい技術や知識を身につける場面でも、積極的に知識を吸収でき、周りのチームに溶け込める人材ですね。逆に、変化に対応できない人材とは、公立の教員や公務員のように、1度覚えたスキルを何十年間もアウトプットし続ける仕事です。

面接官は、この人なら変化が激しいIT業界でも、柔軟に対応し成長してくれるだろうと安心します。

自己PR の具体的な書き方(例文)

採用担当者が知りたいことを明確にイメージした上で、実際に自己PRを書いてみましょう。

例1:スマホアプリを開発する自己PR

私は人一倍好奇心が強く新しい事に挑戦するのが好きな性格です。

以前からプログラマーに興味があり、プログラミングを学びたいと思っていました。あるネットのコラムを読んでいた時に、MacパソコンがあればiPhoneのスマホアプリが制作できると知り挑戦してみました。

簡単なサンプルコードを実装して実機に転送するだけですが、実際に動かせるようになるまで2ヶ月も時間を要します。ネットの情報は、環境依存や間違った情報も多く、そのまま試してみてもうまく動きませんでした。

参考書を購入したり、知り合いのエンジニアから情報を得ることで、ようやく自分のiPhone端末でアプリが動いた時は感動しました。

簡単なサンプルアプリを実装しただけですが、今後はもっと難易度が高いタスク管理のアプリを製作しようと考えています。そのためにも、本屋に行き中級レベルのアプリ開発の書籍を数冊購入し、新しく勉強を始めています。

こんかいIT企業への転職を考えた理由は、プログラミングに関してもっと本格的に学んでみたいという気持ちが日々強くなったからです。本業の仕事をしながらプログラミングを学ぶよりも、仕事と同時進行で学んだ方がより深く理解できますね。

例2:プログラミングスクールの自己PR

私は以前からプログラマーやSEに興味がありました。

プログラミングを学びたいと思った理由は、技術職であるエンジニアは努力次第で結果が出やすい仕事だと思ったからです。しかしながら、この仕事が自分に向いているのか自信が持てなかったので、プログラミングスクール に通い、まずはゼロから学んでみる事にしました。

スクールは本業の仕事をしながらでも両立できるので、合わなければいつでも辞められますね。

勉強し始めた当初は、未経験でプログラミングを学ぶ不安の方が強かったです。

しかしながら、入校してから1ヶ月経つ頃には、不安よりも好奇心の方が次第に強くなり、3ヶ月経つ頃にはオリジナルのECサイトも自分の力で制作できました。もちろん、講師のサポートがあるおかげですが、未経験者の自分でもここまでできるんだと大きな自信に繋がりました。

周りには途中で挫折した受講者も何人かいます。

通学中は、本業の仕事の兼ね合いで計画通りに作業が進まずストレスを感じたこともありました。それでも、どうしても期間内にカリキュラムを終わらせたいと思っていました。そのために、朝の通勤中に前日のレッスンの復習、帰りの電車で予習をすること、それから平日に時間が取れなかった分は、週末にカバーすることで乗り切れました。

最終的に、サイトが完成し講師から合格を貰えたときの達成感は、現職の営業では味わったことがないものです。

今回製作したECサイトはひとりでも制作できる簡単なものでしたが、もっと規模が大きいシステムをチームで開発してみたいと思い、エンジニアに転向したいと考えています。

書き方のポイント

この2つの例のように、自分でスマホアプリを開発したり、スクールに通うのはハードルが高いですね。実際に行動に移すのが難しい人は、具体的な目標や計画を相手に伝えるようにしましょう

「プログラミングを勉強したいと思っている」と伝えるよりも、「プログラミングを習得して、趣味の語学習得に関するWEBサイトを来年の春までに制作したい」と伝えた方が説得力がありますよね。

また、必ずしもプログラミングを習得してから、企業に就職することが正解ではありません。独学でイチから学ぶよりも、開発現場で実践スキルを得た方が、給料が得られる上に短い時間でたくさんのことを学べますね。

現段階でプログラミングを学んだことがない人は、より頭を使って採用担当者の興味を引く自己PRを考える必要がありますね。

▼▼転職支援(無料、全額保証)があるプログラミングスクール3社▼▼

  1. 20代、オンラインで自宅や職場から自由に受講できるCodeCamp
  2. 20代、関東在住なら無料で利用できるProEngineer
  3. 30代でも、転職保証が受けられるTECH::EXPERT

IT業界は深刻な人材不足を抱えています。そのため、IT企業がプログラミングスクールに協賛金を支払うことで、未経験者でも無料でプログラミングを習得できます。

コードキャンプ 』は、IT企業へ就職を決めると授業料の20万円が全て返金されます。プロエンジニア 』は、受講中に就職を辞退しても罰則や罰金はありません。入校料、授業料、転職支援が全て無料で利用できます。『テックエキスパート』は、30代でも唯一転職保証が受けられるスクールです。

無料スクールは、企業が人材不足に陥っている今だからこそ提供できるサービスです。景気が変わると来年には廃止されている可能性もあります。

参考:IT未経験者が無料で受講できるプログラミングスクール まとめ

まとめ:未経験の自己PRの書き方

自己PRで重要なこと
  1. 1番重要なのは、「自ら学ぶ意欲」があること
  2. プロジェクトを完遂するために必要な「計画性
  3. 困難な課題を解決できる「問題解決能力
  4. チーム単位でシステム開発するので「協調性
  5. 変化に対応できる「適応力

自己PRや志望動機、面接対策本に嫌気がさし「ありのままの自分」を伝えたいと考える人が増えています。

この意見に関しては私も賛成です。しかしながら、自分の書きたいことを自由に書く事は好ましい事ではありません。採用面接のプロセスは、ビジネスの基本の場なので、相手が知りたいことは何かを考える必要があります。

この意図が読み取れない人材は、ビジネスで結果を出すのも難しいですよね。

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーが自己PRを丁寧に添削してくれます。転職のプロがチェックしてくれるので、自信を持って企業に提出できますね。良い自己PRと悪い自己PRでは、書類選考の通過率に倍以上の違いがあります。

書類選考で10社中8社パスできる人もいれば、3社でさえ通過できない人もいます。

自己PRは何社でも使い回しができるので、納得できる完成度が高い自己PRを目指しましょう。

1日も早く行動に移した方が良い理由

ITエンジニアを目指すのであれば、1日でも早く行動に移すことをお勧めします。

なぜならば、IT業界はかつてないほど深刻な人材不足ですが、この状態がずっと続くわけではないからです。

現在IT業界は転職有効求人倍率が「6倍」を超えるほど景気が良いです(転職求人倍率レポート(2018年4月))。業界全体の求人倍率が2.36倍なので、他業種の3倍ですね。

書類を送付すれば、誰でも書類選考を突破できます。

しかし、人材不足はいずれ解消されますね。

IT企業は外国人SEを大量に採用、日本政府は移民を受け入れる準備も進めています。前回の金融危機から10年が経過し、経済危機が発生する可能性もあります。

不況に陥ると、有効求人倍率は2009年の1倍以下まで再び落ち込みます。

そうなると、未経験者を採用してエンジニアを育てる企業の数は劇的に減ります。運良く1次面接まで進めても、経験者と求人を奪い合いますね。

今は景気がいいからいつでも転職できると楽観的に考えるのではなく、1日も早くエンジニアになり専門スキルを身に付けましょう。スキルがある人材は、不況に強いのでリストラされる心配はないです。

転職活動に必要なもの

転職活動を開始するに当たって、私たちが必要な準備は何もありません。

履歴書や職務経歴書を準備するのは、キャリアコンサルタントと面談し転職の意思を固めた後の話です。コンサルタントと面談することで、IT業界の中で目指す職種や方向性も決まります(最初から方向性がはっきりしている人はいません)。

その段階で書類を準備した方が修正する手間が省けますね。

はじめて経歴書を作成した時は、何を書けば良いのかわからず何度も消しては書き直していました。キャリアエージェントに相談すると、経歴書の書き方から添削まで優しく的確にアドバイスしてくれます。

採用担当者が知りたい事にポイントを抑えて書くと、少ない時間で完成度が高い経歴書を書けます。

参考:【例文あり】SE未経験の自己PRの書き方|採用担当者が教える

業界未経験者向けの転職サイトはたくさんありますが、個人的には「マイナビエージェント 」が1番おすすめです。過去にマイナビを利用した事で、ブラックから脱出でき、社内開発、海外勤務、海外就職を同時に実現できたからです。

現在もマイナビに紹介してもらった企業で働き続けています。

登録に必要な項目は少ないので、通勤中にスマホからでも簡単に面談を予約できます。

面談までの流れ
  1. 公式サイトから会員登録する(氏名や住所など5分程度)
  2. 会員登録完了後に担当者からメールが送られてくる
  3. 担当者とキャリア 面談を行う(面談場所は京橋や横浜など、電話でも対応可能)
  4. キャリア 面談時に、条件にマッチする案件を10〜20社程度紹介してもらう
  5. 転職活動する意思を固めた場合のみ、書類の準備を始める

まずは、自分にエンジニアの適性があるか見るためにもエージェントに相談してみましょう。電話でも対応してくれるので、会社のお昼休みからでも気軽に相談できます。

公式サイト:SE・プログラマーの転職『マイナビエージェント×IT』

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